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(短編集)

校庭には誰もいない



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【この小説が収録されている参考書籍】
校庭には誰もいない (日本文学)

校庭には誰もいないの評価: 2.50/5点 レビュー 2件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

バランスと結末

2006年に出た単行本『たゆたいサニーデイズ』の改題・文庫化。
 著者の第2長編である。デビュー作とはだいぶ感じが違う。
 高校で起こる小さな事件を積み上げていき、意外な真相に至るというタイプのミステリだ。学園小説と少女小説の混じったような読みごたえで、どことなく違和感を感じていくのだが、それがちゃんと結末につながっており、感心させられた。
 ただ、なんとなくモヤモヤしたものが残る。キャラクターの一貫性という点で、どうなのだろうか。
校庭には誰もいない (日本文学)Amazon書評・レビュー:校庭には誰もいない (日本文学)より
4041027039
No.1:
(2pt)

青春ミステリとのふれこみだったが・・・。

合唱部の女子生徒が春、夏、秋、冬と移り行く学校生活や行事を過ごし、
その時々で起こった日常の謎を、先輩と追う青春ミステリ。

うーん、青春部分がつまらない。ミステリ目線で読み始めたのに
思ったより青春部分にさかれてる量が多かったせいもあるものの、
クラス合唱で男女が対立とか、部活に汗水たらす姿に淡い恋心とか。
実態をありのままに書かれても、学生時代の思い出であって、
甘酸っぱいとか、キラキラする青春ではないと思う。

他方、ミステリ部分は構成が面白かった。構成上、
答が先延ばしになり、完全追求しない点、他にも細部には
もやもやしたが、全体で見れば印象に残る面白さだった。
校庭には誰もいない (日本文学)Amazon書評・レビュー:校庭には誰もいない (日本文学)より
4041027039

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