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堕ちたる者の書 (パラディスの秘録)
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堕ちたる者の書 (パラディスの秘録)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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架空の都市パラディスで起こる事象を扱った中編集。 3篇とも怪奇幻想味の濃い物語でさすが、行間から血が滲みえる文体や作品世界は正にゴス。退廃と爛熟と血を感じさせるダーク・ファンタジーの女王の名に恥じない秀作になっております。中でも白眉なのが、真ん中の中編で、これを水増しでなく、そのまま長編にしてもおかしくないくらい出来のいい作品で耽溺しました。もちろん、他の二篇とも素晴らしい出来で、この手のダーク・ファンタジーの好きな人なら読んで損はしないと思います。 今回版元が変わって改めて読み直してみても面白さは健在で何回読んでも飽きないその筆力には脱帽です。タニス・リーは翻訳されているものだけでも全て読もうかと思います。 手練れの職人技が光る好中編集。機会があったらご一読を。 | ||||
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