■スポンサードリンク
八月の六日間
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
八月の六日間の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.69pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 21~34 2/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中島敦から恋人の面影まで、冒頭に示された伏線が、最終章でなんと全て解き明かされることに驚く。現代人には、自然との対峙が何よりの癒し。そんなトレンドも先取りの山岳ミステリだった。著者新境地の傑作である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本屋さんで見つけられなかったので、購入できてよかったです。面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やっぱり、山に行きたくなる。というか、運動経験のない私でも、ちょっと訓練すれば行けるような気がする。けど、やっぱりそんな簡単なものではないんだろうな。この本を読んで、「行きたいな~」と思ってるだけで、私にとっては十分なのだと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登山ブームと話題になりかまびすしいが、それに便乗した作品ではなく、日々のハードワークで疲れた身体を山で癒すような小説集ではないだろうか。疲れた身体を山で癒す、とはやや矛盾した表現ではあろうが、登山には少なくとも精神的な効果はあると、つたない登山経験でも実感している。主人公が厳しい条件下でたどり着く山小屋までの過程が、けっこうあっさりと描写されている。しかし経験したルートも数か所あるので、共感できた。人との出会いも楽しく、また登山に行きたくなる小説でした。ところでこのところ、似たような登山小説が散見されるのは、やはり、世は登山ブームなのでしょうか?今年の9月の敬老の日辺りの連休には、槍ヶ岳山頂に登るのに、3時間程度待ち時間が発生したらしい。北村氏も複雑なお気持ちではないでしょうか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
以前から気になっていたので、読んでみました。 帯に「心身の浄化作用がある」「元気をもらえる小説No.1」と書いてある通り、読み進めるたびに心に涼風が吹くのを感じました。 それくらい、爽やかにサクッと読める本でした。 主人公の名前は記載されていないし、登山の内容を見るとすごくキツイんだろうなと思うけど、あちこちの山小屋や山中で出会う背景、 人との触れ合い、なにより途中で出てくるいくつもの“おやつタイム”が、旅の楽しさを鮮明に読者に伝えてくるのが良かったです。 中でも気になった箇所が2つありました。 1「夢には色はないという。だが感受性の強い人は、色のついた夢を見る。芸術家には、そういう人が多い。 これは、まさに自分の事を言われているようにピッタリで、ビックリしました。 私は本当に、毎日のようにカラーの夢を見るんです。芸術家になるために生まれてきたんでしょうか。 2「思い通りの道を行けないことがあっても、ああ、今がいい。私であることがいい。」 これは、人生くじける運命があっても、それを受け入れて自分らしく生きろよと応援されている気分になりました。 山や登山のことはよくわからないけど、ちょうどミルクティーを飲みながら読んでいると本当に主人公と一緒に旅をしている気分になったし、 心がスッとして、気持ちが良くなりました。こんな小説は今までになく、初めて出会いました。 本当に、社会で頑張っている人たちや、心が疲れた人たち、これから何かを始めたいけど、何をしていいのか分からないという人たちに ぜひ読んでほしい1冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
清々しい気持ちになる本です。 私はトレッキングぐらいにしておきますが… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昔の山歩きを思い出して懐かしかった。最近の山女子は単独行をするのか。山の友人にメールして「何日にどこそこの山小屋に泊まる」と連絡すると、その日その場所にその女性がちゃんといる。相手も単独行とは恐れ入る。昔、同じ山岳部に山女たちもいたが、単独で行った例はなかったと思う。それを思うと隔世の感がある。山小屋の設備や食事の質が格段に良くなっているようだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
山好き、それも単独行が基本の私にはあたかも自分の ことのように読まさせて楽しませていただきました。 この本のように単独行は常にキケンが伴いますが、 大自然の中に一人でいると自然を独り占めしたような 錯覚を持つことで癒されるのは本当です。 最近、山ガールがブームですが山の良さは実際、山に 登ってみないとわからないことだらけです。 ストーリーは面白かったのですが、同級生があっさり 亡くなったり、離婚した相手に出張先のパラオで偶然 会ったり、3年前山小屋で会った女性が主人公と同じ 業界で働いていることを知って友人になったり、いさ さかご都合主義と取れる場合が多く、展開が鼻につき ました。ただ、山好きの方にはおススメの小説です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ここで書かれている山はどれも初心者には無理な山ばかりですが、これを読んだら、誰しも山へ登りたくなってしまうと思います。 きっと、現代の山岳小説の代表作になります! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
北村さんの小説は高校生の頃から愛読しています。今回も期待に違わず、読み終わるのが惜しくなるほどでした。 山登りの魅力にあふれていて、すぐにでも山に行きたくなります。しかし、もしこの小説を参考にしたいという方がいらっしゃいましたら、どうぞ気をつけてください。 ディティールまでくわしく書きこまれており、9割ほどはリアルですが、リアルな分、残りの1割があまりにも危険です。 単独行はシビアです。足をくじいても、沢をそれて道に迷っても、助けてくれる人は誰もいません。いくら準備してもしすぎることはありません。それなのに、主人公の心構えは甘すぎます。 体調が少しでも悪かったら(高山病をのぞき)無理して行動せず、山小屋に留まること。登山バスの運行は季節限定が当然なので、きちんと把握すること。 荷物は不要なものが多く、必要なものが足りません。 単独行であれば、度々地図を見て、コースをくどいほど確認するべきでしょう。厳しいですが、地図を読めない人に一人で山を登る資格はありません。 お菓子が多すぎ、非常食が足りません。かさばるじゃがりこより、羊羮、氷砂糖、カロリーメイトです。 山岳部で鍛えているのならともかく、主人公のキャパシティで文庫本が3冊、着るかどうかわからない山スカートなどを持っていく余裕はとてもないはずです。そもそもコッヘルなど含めた主人公の荷物では、オスプレーの32リットルには入りきらないでしょう。 この本をきっかけに山に興味を持たれた皆さん、どうぞしっかり準備をされて、安全な登山を楽しまれますよう! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登山を経験された事があるのかは判りませんが、凄く情景が浮かぶ内容で、つい山に行きたくなった次第です。 しかも男性の感性ではなく、女性が書いたような作品である事に不思議な感覚にさせられた私です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大変楽しく読ませていただきました。 一部私自身も若いとき経験したルートもあり、 自分自身が経験している(歩いている)ような錯覚を 覚えました。 山の経験のない人に多く読んでいただけたらと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
山歩きの楽しさが伝わってきて楽しかった。同時に何を準備していけば良いのか少しわかった気がする 私は低山しか行かないけど高い山も雪山も行ったことがあるような気になった 主人公の別れた恋人との再会も意外だったしどんな風にすれ違ったのか気になって最後まで一気に読んだ きっと私もそうしただろうな~ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上高地をうろうろするくらいしかできない私が、主人公と一緒に山に登り、絶景を楽しみ、山小屋で身体を休ませ、爽やかな気分になりました。スウェーデンにいる山歩きの好きな友に送ってあげたいと思います。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!