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赤い指
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赤い指の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.98pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全299件 121~140 7/15ページ
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| ミステリー小説として読むと薄い。内容も大したものではないので、気楽に読み進めることができるとおもう。 時間つぶしにはいいかな。買って読むほどではない。知人や図書館で借りて読むレベル。 | ||||
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| 相変わらず加賀刑事の独り舞台の作品だ。他の作品の加賀刑事ほど嫌みはないが、相変わらずだ。ここまで来ると読者もどうやって落とすかを詮索してしまうため、読後の充実感がない。一般文学352作品目の感想。2011/03/18 | ||||
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| 「息子が女の子を殺してしまった」 ほとんどの人にはテレビの中の他人事のような話なのに、子をもつ親にとってはまったくの他人事とも思えない。 もし、万一、自分がその状況に置かれたら? 加賀恭一郎シリーズということで推理者側に感情移入しやすいと思いきや、主として犯人側に立って読まされるためすごく身につまされるストーリーだった。 全体に重い空気が流れる。父親に感情移入しすぎると読むのが苦痛になることもある。 だが最後にはしびれるエンディングが待っている。 フーダニットではない。ハウダニットの要素は稚拙とも言えるかも。これは極上のホワイダニットだ。 読み終えたときは、誰もが家族を振り返らずにはいられないのでは。 | ||||
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| まず始めに私はアンチ東野ではありません。どちらかというと好きです。ただ好きだからといって「東野作品らしくない!!」といった目線でのレビューでもありません。ただ、単に最後の方で「それは無理があるのでは・・・」と思ってしまいました。母が新参者が面白かったらしく続編があったら読みたいというので、この本を渡しましたが全く同じ感想でした。 | ||||
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| まず始めに私はアンチ東野ではありません。どちらかというと好きです。ただ好きだからといって「東野作品らしくない!!」といった目線でのレビューでもありません。ただ、単に最後の方で「それは無理があるのでは・・・」と思ってしまいました。母が新参者が面白かったらしく続編があったら読みたいというので、この本を渡しましたが全く同じ感想でした。 | ||||
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| とても話に入りやすく、テンポもよくて一晩で読みきりました。 加賀刑事の魅力も十分に出てますし、テーマもよく読んで損はないかと思います。 ただオチがあまりに無理があるかと。リアリティーがないというか・・・私はついていけませんでした。 そこで私の中では一気に評価が下がってしまいました・・・悩んだ結果、星3っつです。 ただ年始のドラマの赤い指はとてもよかったと思います。阿部さんに加賀刑事はとてもはまり役だと思いました。 正直原作よりドラマの方がよかった。 「悪意」もぜひドラマ化なり、映画化して欲しいです。 | ||||
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| 少なくとも三位内には入るのではないかと個人的には思っています。 私の家も介護で随分苦労したからか余計、心に響いた作品でした。最後に明かされる二つの真実には胸が熱くなること必須です。 親子の縁というのは、切っても切れない物なのかもしれません。 また珍しく(?)ドラマの方も素晴らしい出来だったので未見の方はそちらも是非。 | ||||
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涙なしには読めない作品だと思います。 初めから最後まで捨て箇所なしでとても感動的です。 私の中では東野作品ベスト1です。 東野さんの作品はどれも犯罪に至る動機が特別なモノではなく、さらに心理描写がリアルなので容易に感情移入出来るとこが魅力だと思います。 | ||||
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| 加賀恭一郎シリーズで一番好きかもしれない。ミステリーの枠をこえ、現代の家族、社会制度に問題を投げかける作品ではないか。介護問題や家族社会学の理論本を読むより、本書を読んだほうが、よっぽど社会に問題意識をもてる。 | ||||
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| 読みながら推理をする楽しみはなかったものの、親子関係を深く考えさせられました。また、加賀恭一郎の刑事としての大きな愛にも感動しました。 | ||||
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| 読んでる途中は、「もしかして妹に罪を被せるのかも…?」と予想していました。しかし「やっぱおばあちゃんに被せるのかいな。ありきたりだな〜」とか考えていたら、最後に予想外の展開。泣きました。 | ||||
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| ドラマ化されると聞いて、改めてレビューを書く。 どんな人にでも必ず「親」がいる。 「親」の偉大さ、愛しさ、大切さ。 「親」のうっとおしさ、うるささ。 「親」というお荷物。 そして、「子」への普遍的な愛情。 「子」から「親」になり、逆に 「親」を養い、看取るという人間の摂理。 「教育」という義務の難解さ。 この作品は、上記テーマを真っ向から描く。 人間、個人の事情と生かされてる実情の合間で 思い悩む。 自己と家族を保身するために生まれる歪み。 間違った選択をしてしまうこともある。 加賀はこの、一筋縄ではいかない命題・真実を、 見事に解きほぐし、読者に訴えかけてくる・・。 ミステリーを欲する読者は、遠慮なくスルー。 しかし、読んでよかったと思うことは保証。 どの時代にも当てはまる、重く切ない「親子」 の信頼関係、お互いを思う心の襞を深くえぐられる こと必至。 最後に至っての、加賀親子のくだりは、 読者全員が自分の「親」を想い、 心が優しくなる・・・。 「親」をお荷物と感じてしまった自分を 恥じ、逆に感謝する・・。 そして号泣するでしょう。 改めて、東野氏の着眼とその描き方に 敬服した。 家族という一番身近な存在が、至高の トレジャーであると気づかせてくれる、 「秘密」「手紙」「トキオ」と並ぶ 優秀作。 「親」になってなくとも、「親」が もう他界してても、とにかく読むべき作品。 | ||||
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| ドラマ化されると聞いて、改めてレビューを書く。どんな人にでも必ず「親」がいる。「親」の偉大さ、愛しさ、大切さ。「親」のうっとおしさ、うるささ。「親」というお荷物。そして、「子」への普遍的な愛情。「子」から「親」になり、逆に「親」を養い、看取るという人間の摂理。「教育」という義務の難解さ。この作品は、上記テーマを真っ向から描く。人間、個人の事情と生かされてる実情の合間で思い悩む。自己と家族を保身するために生まれる歪み。間違った選択をしてしまうこともある。加賀はこの、一筋縄ではいかない命題・真実を、見事に解きほぐし、読者に訴えかけてくる・・。ミステリーを欲する読者は、遠慮なくスルー。しかし、読んでよかったと思うことは保証。どの時代にも当てはまる、重く切ない「親子」の信頼関係、お互いを思う心の襞を深くえぐられること必至。最後に至っての、加賀親子のくだりは、読者全員が自分の「親」を想い、心が優しくなる・・・。「親」をお荷物と感じてしまった自分を恥じ、逆に感謝する・・。そして号泣するでしょう。改めて、東野氏の着眼とその描き方に敬服した。家族という一番身近な存在が、至高のトレジャーであると気づかせてくれる、「秘密」「手紙」「トキオ」と並ぶ優秀作。「親」になってなくとも、「親」がもう他界してても、とにかく読むべき作品。 | ||||
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| とても考えさせられる良い作品でした。しかし、先の展開がある程度よめてしまったので★−1 | ||||
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| 30代、男です。こういうこともありそうだなあ、と思いながら読みました。最後の方で、心に「どしん」と来るものが数回あるところが東野氏の作品らしく「ああ、来た来た・・」と、味わわせてもらいました。ただ、他のレビューでも書かれてましたが、「サクッ」と終わる感じですね。加賀刑事が解決する以上、綺麗なまとまり感は避けられないのかなあ、なんて思いました。なので、テーマの割に読後感は軽いです。東野氏の作品を読むたびに、読者には「東野ワクチン」が接種されます。つまり免疫が出来る訳ですね。アナタは、何回目の接種ですか?初めて?なら、かなりずっしり来たでしょう。5回目?それでも、結構くるやね。20回目?来たことは来たけど、軽く済んだかもね。 | ||||
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| 加賀刑事シリーズは「嘘をもうひとつだけ」しか読んでいない。こちらは短編集であり、犯人との会話の中でうまく引き出されるトリックの鍵、というのが見せ場。無駄のない推理小説であることに好感を覚えた。 それに対し、本作品では、推理小説としての仕掛けの巧みさもさることながら、現実に多く起きている身近な社会問題について深く考えさせられ、それでいて情で泣かされた。 親の愛情とはここまでも人の心に突き刺さるもので、反面、本当の愛情を与えられないことがいかに罪深いことか、子を持つ身として非常に心を揺さぶられた。 「容疑者Xの献身」では、各賞の受賞後に『推理小説の形式ではない』と批判され、この作品が推理小説か否かの論争があったと聞く。 推理小説業界では、トリックの仕掛けなど技巧的な緻密さが評価されるのだろうが、カテゴリーは形式上のものであり、大事なことは読む側に何を残せるかということではないかと思う。 読んで良かった、出会えて良かったと思えることが読者冥利につきるのではないか。そういう意味で、本作品はヒューマンドラマをじっくり味わいつつ、推理小説的な仕掛けも楽しめる、とてもお得な作品だと言える。 題名と装丁はおどろおどろしいが、読んだ後には意外なくらいキラキラした光が差し込む。 | ||||
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| 友人の東野ファンが絶賛していたので読みました。東野らしい作品だと思いますが、家族愛(?)を描こうとしているのが先に読めたため、特に印象には残りませんでした。 | ||||
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| 家族のあり方について、鋭く迫った作品。 加賀恭一郎の家族についても同時並行で綴られており、 このような話になるとは思ってもいなかった。 加賀シリーズは、新参者、悪意と続いて3作目だが、 これまた全く違った作品。驚きだ。 加賀恭一郎という素材を通して、幾重にも違った深みを 見せる東野圭吾は本当に力のある作家だと思う。 親の恩を大切にできない人間こそ、最も恥ずべき存在。 親の恩さえ忘れなければ、道を踏み外さないでいける。 恩を感じられなくなる、その親子の連鎖が不幸を生む。不幸を深めてゆく。 社会の闇が深くなる因の1つは、 "恩を忘れる(or感じられない)"人間としての狭量さにあると思う。 『自分と向き合えない親は、自分と向き合えない子を育てる』 狭量な親は、狭量な子供を育て、それが連鎖する。 人と人の肌感のあるふれあいが少なくなればなるほど、人間は小さくなる。 家庭、社会、学校、3つの教育の場が小さなものになっていく。 この不幸の連鎖をとめるため、意識ある人が、 恩を知る1人1人になっていくしかない。 『母は、子が思う以上に、子の思いを大事にする』 最後、母の愛が、息子を、"人として"踏みとどまらせた。 この母の心を思うとき、涙が止まらなかった。 母の愛に包まれて子供時代を送った人は、 大事な防波堤を心に作ってもらっている。 | ||||
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| 小説の舞台も時間も極限られた設定の中で、これだけ濃密に、そしてコンパクトにうまく纏め上げられた無駄のない展開は、感心するばかりである。物語は当然、面白いのであるが、著者の文章能力の高さ、すばらしさを感じずにはいられない。終盤、あっと驚く事実がいくつも明かされていくあたりも、息をつく暇もない程一気に読んでしまった。 | ||||
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| 本書は推理や犯人の動機に重点を置いている本格的な推理小説ではありませんが、それでも東野圭吾らしいラストの展開、犯人の心情がうまく伝わってきて本格的な推理小説より楽しめました。 この本を読んで家族の在り方、教育問題、少年犯罪について何か訴えかけるものを感じました。 題名を読むと一見怖いイメージのある小説ですが、実際に読んでみるとそんなことは全然ないです。 | ||||
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