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赤い指



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【この小説が収録されている参考書籍】
赤い指
赤い指 (講談社文庫)

赤い指の評価: 3.97/5点 レビュー 298件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.97pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全298件 61~80 4/15ページ
No.238:
(4pt)

家庭を大切にしたいです

愛情のない家庭にしてはいけない…と心から思いました。家族とは、きちんと心で向き合いたいです。加賀さんの事件との向き合い方にじんときます。
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No.237:
(5pt)

感動した

やっぱり東野作品は読みだすと止まらない。
親子の関係の深さに感動。
ラストのほうは泣けてきた。
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No.236:
(1pt)

狂いの内に潜む人間性を書いているようで書いてない

小説のテーマとして老人の表層的に狂った様の内には実は複雑で人間的なものがあるという洞察があるのに
一方、若者の表層的に犯罪という形で露呈してしまった狂気の内面に対しての描写は一切なされず徹頭徹尾ステロタイプなただのワガママとして書かれているのは何故なのか
一方はレッテル貼りをして終わりということでは
これはただの偏向である
中学生くらいの思春期の若者の内面が甘やかされたワガママで完結されるわけがない
甘やかされたという理由だけで若者がここまで白痴になるのであれば世の中犯罪だらけであろう
父親からの関心は薄く、母からは甘やかされ、少女的趣向を持つ、そんな子供は沢山いるだろう
それでも一線を越えてしまう人間はわずかである
その差異を生む人間の内面にあるものは何か
洞察に値するテーマがある
そしてそれは対比構造を生む
ボケという形で発露する老人の狂気の中に実は息づく複雑な人間性の本質
それを書くならば
それと対になる
犯罪という形で発露する若者の狂気の中に実は息づく複雑な人間性の本質も書くべきではないか
それをしていない本誌から見て取れるのはただの差別と軽蔑である
当然だが老人と若者は関わりのない別の存在ではなく若者が老人になるのである
作者にとって若者は人間ではないのか

そして両者の狂気の根源となるものは環境、それも家庭という同じ物の様に思える
老若その量世代を繋ぎ家庭を形作る柱は老若の中間の世代である
そして重要なのはその中間の世代の平凡でありがちな様が老若世代の狂気を生み出す根源となっている事である
損得感情や疎み保護欲といった中間世代のありがちで平凡な振る舞い
その結果として
老人は痴呆を演じ子供は犯罪を犯してしまった
平凡として見過ごされている事が実は真の狂気なのである
これら全ての世代に渡り種類の異なるそれぞれの狂気が存在し関わりあっている
この犯罪の物語を通じてそれらが人間性の本質として収束する様を表現して欲しかった
ここまで物語の中に対比構造を作っておきながら
洞察するのは片一方というアンフェアで非常に中途半端で消化不良な作品となってしまっている
せっかく用意された構造に対してテーマが限定的で浅くなっているだけでなく
片一方の洞察にも疑念を持たざるを得なくなってしまい台無しである
こうした後味の悪さを除けば一気に読み切りたくなる様な魅力が文章にあるだけに非常に残念である
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No.235:
(3pt)

現代家族にありがちな悲惨な人間模様をこれでもかと描いた、うんざりさせるような筆致がある意味で見事です。

推理小説であると同時に、まるで葛西善蔵や嘉村磯多に私小説にように、現実世界にありそうな家族の人間関係の悲惨さを描いています。特に愚かな母親と馬鹿な息子の関係はどうしようもない。加えてそれになにも出来ない父親像も現代社会によく見られます。それを辛抱強く、かつしっこく描けた作者の意外な一面を見た思いです。東野圭吾さんにこんな描写が出来るとは思いませんでした。
 帯によると直木賞受賞後の第一作だとのことですが、加賀シリーズの第一作ともいえるものなのでしょうか?「麒麟の翼」に出てくる看護婦さんと亡くなった加賀の父親、そして従弟の松宮氏との関係がよくわかります。最近の少し濫作気味の無理矢理な作品群に較べれば、まだ読ませますが、物語展開からくる読後の暗い、なんとも言えない不快な味気無さはなんなのでしょうか?
赤い指Amazon書評・レビュー:赤い指より
4062135264
No.234:
(4pt)

バカ孫&バカ息子夫婦vs祖母の確執が興味深かった

サスペンス小説としては、あまり面白くなかった。犯人が最初から分かっており、家族が隠ぺい工作をしたものの、所詮は素人の工作。
加賀刑事が出るまでもなく、警察がこの一家に目を付けるのは時間の問題だったと思う。
この小説のクライマックスは、謎解きではなく、ボケた(ふりをしていた)祖母が真犯人を刑事に教えたことだと思う。
親と子、祖母と孫の関係がうまくいっていれば、可愛い孫を助けるために祖母が罪を被ることもあり得た。
しかし、この一家では、祖母が息子夫婦や孫に冷たく扱われており、日頃から確執があった。
その息子夫婦や孫に、自分がボケているのをいいことに、犯人に仕立て上げられるのは我慢ならなかったのだろう。
サスペンス小説としてではなく、家庭内の問題を扱った小説として読めば面白い。
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No.233:
(5pt)

良かったです

欲しいモノがすぐに手に入り
痛みも少なく 安く 早く届く
便利で 最高です
今後共よろしくお願いします
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No.232:
(4pt)

こんな家庭は御免こうむる

今回は加賀なりの気配り、優しさがよく出ている話だった
ご近所への気配り、ラストで犯人を追いつめていく場面は迫るものがあった

ただ、犯人側は悪い意味で魅力的であった
押しに弱く妻の顔色ばかりを窺い、物事を保留にしがちの夫
自己中心的で夫をないがしろにし、息子を甘やかし続ける妻
そんな二人から生まれたどうしようもない息子

ニュースの家庭問題を凝縮したようなこの一家にはまるで暖かさがなかった
犯罪の隠ぺいの為に夫がとった行動はどうしようもなく最低だし
口だけ勝気なだけで、自分では何もせずひたすら息子を庇い続ける救いようのない妻
最後の一言まで反省がなく、もはや死刑でも文句は出ないと思われる息子をもっと攻めたててほしかった
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No.231:
(3pt)

少し無理がある気がする

テーマは教育、子供、親、病気(認知症)。
東野圭吾大先生の作品としては珍しく、犯罪を犯した張本人は最後までダメなキャラ。
どんでん返しはあるが、それがすなわち犯罪の証拠とはならず、淡々と事件後の家族を描く作品になってしまっている気がする。それゆえに大きな感動もない。
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No.230:
(4pt)

ちょっとミスったけど・・・

図書館で見つけ、なんとなく手にとって借りてきました。読み始めるとじきに東野ワールドに引き付けられ始めた感じはしたのですが、
デジャビュというのか、なにか以前に読んだような気がしてきました。50ページほど読み進むうちにそれは確信に変わりましたが、ここまで読んで放棄するのも癪なので、そのまま読み続けました。しかし既読のはずなのにドキドキ感は増すばかりです。松宮という心優しい新米刑事とその従兄である冷静でキレ者の刑事のコンビが少女殺人事件の真相を徐々に解明していく過程は、二度目の読書にもかかわらず(物忘れが激しいせいだけかもしれませんが・笑)緊迫感に満ちており、ページをめくる手がとまりせんでした。そし意外なてラスト。すべてを解明した加賀が、真犯人である少年の父に「あなたはそれでも人間か?」と迫り、やっと人間性を取り戻した彼が事実を吐露するくだりでは目頭が熱くなりました。
氏の作品は単なる推理小説とかミステリという言葉では片付けられない”人情小説”でもあることが多いですね。私が彼の作品に惹かれるようになったのは、巧妙な謎解きもさることながら、そんな部分が大きいのかもしれないなと改めて感じる次第でした。
赤い指Amazon書評・レビュー:赤い指より
4062135264
No.229:
(5pt)

いうまでもない

ほかの方々が書かれているとおりですね。
って読んでないけど。。。
もちろん私は楽しめました。
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No.228:
(3pt)

終盤で垣間見られた東野圭吾らしさ。

前半から中盤にかけた犯人の行動や心情になんら共感するものが感じられず、
正直つまらなかったですが、終盤ぎりぎりで「東野圭吾」らしさを取り戻しました。

「麒麟の翼」の後に読んだので、余計に落差を感じたのかもしれません。
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No.227:
(4pt)

親子の情の深さに心打たれました

読み始めて、あまりの暗さに読むのをやめました。
先日、読みかけだった事を思い出し最初から読み直しました。
悲しい家族の話でしたが、最後は親子の情の深さに心打たれました。
読み終えて良かった。
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No.226:
(4pt)

一人で死ぬかな

読み始めてすぐに、あまりに救いようのない展開に気が重くなった。
よく考えもせず流されるままに結婚して家庭を持つことがどれだけ恐ろしいかを痛感する。
この話の中には家庭を顧みない父親が2人出てくる。
一人は主人公加賀恭一郎の父。
仕事人間でありすぎた結果妻を孤独死させてしまい、自分も死ぬときは一人ぼっちで死ぬと決意する。
もう一人は人を殺してしまった中学生の父。
同居している母や妻や息子にさえもきちんと向き合えず家庭から目を背け続けた結果、ズルズルと最低の犯罪者に身を落としてしまう。
どちらのタイプも日本の父親にはありがちだ。
しかし前者にはまだ悟りのようなものを感じるが、後者はどうしようもない。
プランや哲学や覚悟のないものは家庭を持つべからず。
女の子の死体を自転車に乗せて、一人暗闇の中公園のトイレに捨てに行くということになるのだ。
年老いた罪のない母親に手錠をはめさせることになるのだ。
そうだ、結婚などしてはいけない。
よく考えもせずに家庭など持ってはいけないのだ。
この小説はそう思わせてくれた。
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No.225:
(2pt)

残念

私は最初の100ページで読む気が失せました。
作り話と分かっていてもこんな描写は期待していません。
この後にどんな面白い展開が待っていたとしても全く楽しめないと思いました。
不快極まりないです。
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No.224:
(5pt)

ドラマも見たけど…。

とにかく感情的にぐいぐい引っ張られるので、
一気に読んじゃいました。

ドラマで見たことがあったので、
話の内容は「ああ、そうだった」と思い出してはいましたが、
それでも面白い。

最期の展開の連続がうまい。
事件のラストも切ないけど、
事件後の加賀の話のラストに涙。

小説のラストとしてものすごく美しい終わり方。
そして台詞。
赤い指Amazon書評・レビュー:赤い指より
4062135264
No.223:
(4pt)

身につまされて読んだ

推理仕立てというのはないが、何もかもとても考えさせられる
東野の社会派的作品。

私は、衝撃的な始まりから気が重くなってしまい、それでいて展開が
気になって一気に読んでしまった。

いまの世の中、直巳と似たような子供が、どこにでもいそうな気がする。
そして、八重子のような母親も、どこにでもいそうな気がした。
身につまされて読んだ。
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No.222:
(5pt)

有難うございました

とても迅速で、商品も良く大変気に入りました。有難うございました。
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4062135264
No.221:
(4pt)

親の心子知らず

この作品はとても印象的でした。
内容は実に暗く、厚い本でも無いのに読み進めるのが辛い程でした。
東野さんは社会問題を読者に向き合わせる作品を書くのが得意ですね。
本作においては介護や子育てといった家庭内の問題です。
中心になる登場人物達にはあまり同情は出来ませんでしたが、
全ての謎が解けた時、最後の方はもう切なくて仕方ありませんでした。
辛辣なお話でしたが、私も改めて家族を大切にしようと思いました。
赤い指Amazon書評・レビュー:赤い指より
4062135264
No.220:
(3pt)

娘を持つ親としては・・・

お話自体は面白いと思うのですが、「中学生の息子が殺めた少女の遺体を父親が(汚い)公衆トイレに隠す」という設定は、小さい娘を持つ親としてはとても心が痛みました せめて一刻も早く返して欲しいです
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4062135264
No.219:
(5pt)

東野ワールドは最高です。

とても楽しく東野ワールドを楽しんでいます。何度も読み返してしまいました。
赤い指Amazon書評・レビュー:赤い指より
4062135264

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