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赤い指
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赤い指の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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ページ数のわりには内容が薄いのであっさり読めてしまった。これ、中編か短編でいいんじゃないか。 | ||||
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作者の作品は面白いしものと全く残念なものと両極端だと思う。 | ||||
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最後までつまらなかった。 ちょっとびっくりした。残念です。 | ||||
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前作『容疑者Xの献身』はとても良かったでした。しかも直木賞も受賞しました。当然、その次回作である『赤い指』には過度な期待がかかります。評判が高かった割には、可もなく不可もなく標準的なミステリー小説でした。意外性もなく、ビックリするような展開もありませんでした。まぁ、それなりに楽しめる東野圭吾氏作品と云うことでしょうか。 | ||||
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この作者が、親子関係のことも認知症のことも、上っ面の理解しかしていないのに、それを頭の中でこねくり回して嘘くさい小説に仕立てあげたということがよくわかります。実体験のない人になら 「ふーん、そうなのかー」ってわかった気に気持ちよくさせてくれるのでしょうね。 ドラマ見て、なんか安易だなあ、原作で丁寧に描かれてるところドラマはすっ飛ばしたのか?と思って読んでみたら、原作は更に超オソマツな駄作でした。これは犯罪小説ではなく、犯罪的な小説です。 | ||||
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小説のテーマとして老人の表層的に狂った様の内には実は複雑で人間的なものがあるという洞察があるのに 一方、若者の表層的に犯罪という形で露呈してしまった狂気の内面に対しての描写は一切なされず徹頭徹尾ステロタイプなただのワガママとして書かれているのは何故なのか 一方はレッテル貼りをして終わりということでは これはただの偏向である 中学生くらいの思春期の若者の内面が甘やかされたワガママで完結されるわけがない 甘やかされたという理由だけで若者がここまで白痴になるのであれば世の中犯罪だらけであろう 父親からの関心は薄く、母からは甘やかされ、少女的趣向を持つ、そんな子供は沢山いるだろう それでも一線を越えてしまう人間はわずかである その差異を生む人間の内面にあるものは何か 洞察に値するテーマがある そしてそれは対比構造を生む ボケという形で発露する老人の狂気の中に実は息づく複雑な人間性の本質 それを書くならば それと対になる 犯罪という形で発露する若者の狂気の中に実は息づく複雑な人間性の本質も書くべきではないか それをしていない本誌から見て取れるのはただの差別と軽蔑である 当然だが老人と若者は関わりのない別の存在ではなく若者が老人になるのである 作者にとって若者は人間ではないのか そして両者の狂気の根源となるものは環境、それも家庭という同じ物の様に思える 老若その量世代を繋ぎ家庭を形作る柱は老若の中間の世代である そして重要なのはその中間の世代の平凡でありがちな様が老若世代の狂気を生み出す根源となっている事である 損得感情や疎み保護欲といった中間世代のありがちで平凡な振る舞い その結果として 老人は痴呆を演じ子供は犯罪を犯してしまった 平凡として見過ごされている事が実は真の狂気なのである これら全ての世代に渡り種類の異なるそれぞれの狂気が存在し関わりあっている この犯罪の物語を通じてそれらが人間性の本質として収束する様を表現して欲しかった ここまで物語の中に対比構造を作っておきながら 洞察するのは片一方というアンフェアで非常に中途半端で消化不良な作品となってしまっている せっかく用意された構造に対してテーマが限定的で浅くなっているだけでなく 片一方の洞察にも疑念を持たざるを得なくなってしまい台無しである こうした後味の悪さを除けば一気に読み切りたくなる様な魅力が文章にあるだけに非常に残念である | ||||
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私は最初の100ページで読む気が失せました。 作り話と分かっていてもこんな描写は期待していません。 この後にどんな面白い展開が待っていたとしても全く楽しめないと思いました。 不快極まりないです。 | ||||
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いくつかの「親子間の愛」がテーマになっているのだが、そのあり方が単純なのと関係性が希薄なのとで、現実味が乏しい。 展開も一本調子。 「シンプルでプア」。この一言に尽きる。 東野圭吾というベストセラー作家としては、残念な出来であると思う。 最初に本作を読んでガッカリした人も少なくないだろうと思うが、氏には良い作品がたくさんあるので、落胆せず、他も読んでみることをお勧めする。 | ||||
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面白いですが、物足りない。 火曜サスペンスや家政婦が見た的なノリで残念。 出張時など新幹線の中でさらっと読むのには最適だと思います。 | ||||
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ミステリー小説として読むと薄い。内容も大したものではないので、気楽に読み進めることができるとおもう。 時間つぶしにはいいかな。買って読むほどではない。知人や図書館で借りて読むレベル。 | ||||
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まず始めに私はアンチ東野ではありません。どちらかというと好きです。ただ好きだからといって「東野作品らしくない!!」といった目線でのレビューでもありません。ただ、単に最後の方で「それは無理があるのでは・・・」と思ってしまいました。母が新参者が面白かったらしく続編があったら読みたいというので、この本を渡しましたが全く同じ感想でした。 | ||||
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まず始めに私はアンチ東野ではありません。どちらかというと好きです。ただ好きだからといって「東野作品らしくない!!」といった目線でのレビューでもありません。ただ、単に最後の方で「それは無理があるのでは・・・」と思ってしまいました。母が新参者が面白かったらしく続編があったら読みたいというので、この本を渡しましたが全く同じ感想でした。 | ||||
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東野先生のファンです。ドキドキしたり、いい意味で期待を裏切られたりして、いつもは充実感というか、読書を楽しめるのですが、これは何の意外性もひねりもなく、え〜終わり??と思ってしまいました。特に普段から高齢者に接している人にしたら、物足りないのではと思います。 | ||||
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最後付近まで気分よく読んでましたが、 ラスト無理かある。あれは捻らず、母はボケてたほうが。なんか、この人の本はエンターテイメント性を付加しようしようとしていて中身がないかな…なんだか残念な小説だったし、読んだ翌日おぼえてなかった。余韻がないし、あんまりでした。私は相性がよくなかったのかも。 | ||||
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昨今の家庭環境での厄介事や愚かさを描いた寓話。この事件を担当する刑事を対極に見立てて、愚かさを際立たせる仕組みをとっている。 きちんとした構成で文章上手いのであっという間に読み終えてしまうが、読み終えて残るものは、東野君が理詰めで作った物語を聞かされたって言う感想しか残らない。なんだか、模範解答を提示された気がした。奇しくも、作中にも詰め将棋が登場するが、その解説を聞かされてるそんな感じ。 僕が東野君に求めているのは、彼の広範囲にわたる好奇心で、普通には思いつかない視点から見る社会の問題点への本音を上手く物語に乗せた娯楽としての作品であって、現代社会をそのままモチーフにしたミステリー風の文書ではない。 ただし、こんなに上手に文章が書けて、それなりの構成で有っても、物語に作者の魂が吹き込まれていないと面白くなくなった作品の見本としての価値は有ると思う。 | ||||
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この作者、時々どうしようもなく救われない小説を発表します。「白夜行」(集英社文庫)、「さまよう刃」(朝日新聞)などもそうでした。本作品もさわやかで、幸せな読後感をお求めの方にはおすすめできません。 学校でいじめに会い、ゲームに引きこもる少年が少女を家に呼び込んで殺害する。夫との関係は義母を計算づくで引き取ったころから冷え切ってしまっている妻は息子を溺愛しており、事件を何とか隠蔽するよう始末を夫に頼む。この前原昭男の家庭のなんとも重苦しいたたずまいが、いやになるほど見事に描かれています。こんな大事を引き起こしたのに二階の自室に閉じこもったまま降りてこない息子、息子をかばい夫が二階に上がっていくことを許さない妻、結局妻のいうままになってしまう昭男、これらとは全く関りを持たぬように生きている昭男の老母。 この家庭で交わされる会話がまたスゴイのです。 「あんなふうになったのはおまえがあまやかすからだ」 「あたしのせいだっていうの」八重子は目を剥いた。 「おまえが何でもいいなりになるから、堪え性ってものがまるでなくなったんじゃないか」 「よくいうわね、あなたなんか何もしないで、面倒なことからはいつだって逃げるくせに」 「大体あなたはいつもこうなんだから。あの女の時もそうよ」 と、男としてはやりきれないやり取りが延々と続きます。 あまりに暗いままではと作者が読者サービスをしたわけではないでしょうが、冷え切った家庭のディーテールをこれほど克明に描写したのもこの結末のためかとおもわせるすこしホッとするオチも最後に用意されています。 まことにお見事で一気によませますが、前原一家のこの後、家はどうなるのか、夫婦の関係は、少年法で裁かれてやがて社会にもどってくる息子の将来は、事件の解決役となった老母はなどと考えると重苦しい読後感が残るのです。 やっぱりサスペンスはアメリカものがいいナァー。 | ||||
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直木賞直後の作品ということで期待が大きすぎたようでした。 文章や話の流れはさすがに上手く読みやすかった分、先を読み進めていくと満足できる展開ではなく残念。 少女趣味で終に殺人まで犯す成長することを拒否した息子。息子の犯した罪を隠そうと翻弄する両親。両者の自己中心的な考えの印象が強く残り後味が悪い。 今、社会で取り上げられる問題が盛り込まれているので興味をそそられるかもしれないが内容の重さを感じられない。 東野圭吾ならもっと深く面白くできるのでは?と思ってしまうのが★二つの原因かな? | ||||
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老人介護問題や家庭崩壊問題など、現代的な問題に取り組んだ作品ですが、前半を読んだだけでだいたいどんな結末になるんだかストーリーが読めてしまいました。 東野圭吾にしては話の展開がいまいち。 | ||||
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どうするんだろう、というか、こうなるしかないだろうという結末に向かっていく、少女殺人事件がらみの嫌な話。一気に読みましたが、読後感もすっきりせず、嫌な家族の迎えた嫌な結末、という感じでした。ただ、ちょっとしたことで始まるギクシャクした家族のあり方は、けっして他人事ではなく、自分の家にもおこりうる、と思えるところが怖い一冊です。 | ||||
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直木賞受賞後第一作であり、今年の週刊文集ミステリーベスト10で4位に入選。 しかしながら、内容はちと期待はずれ。ネタが半分程度読んだところでほとんど分かってしまうのだ。現代の家庭で悩むことが多い問題が取り上げられてはいるものの、登場人物の設定もちょっと極端で、感情移入も困難。トリック、主題についての切り込みとも不満足。 唯一、東野作品の常連加賀刑事のエピソードにのみしんみりとさせられただけに終わってしまった。 | ||||
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