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赤い指



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【この小説が収録されている参考書籍】
赤い指
赤い指 (講談社文庫)

赤い指の評価: 3.97/5点 レビュー 298件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.97pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全298件 21~40 2/15ページ
No.278:
(4pt)

観ていてドキッとした

直面するのが怖い、真実を知るのが怖い、現実を認めたくない、逃げて楽になりたい
人間であればいつか誰しもが起こりうる苛まれる瞬間をリアルに忠実に映像化している作品だと思いました
いつか自分が目を背けたくなる場面に立ち会った時何を思うか行動出来るのか深く考えさせらる作品でした
赤い指 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:赤い指 (講談社文庫)より
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No.277:
(5pt)

「どこの家でも起こりうること。だけどそれは我が家じゃないと思っていた」

犯罪を越えた本当の闇とはなにか。家族と介護をテーマに、誤った親の庇護、介護における人間の尊厳について深く考えさせられた一冊でした。また今作は道徳的見地から事件解決に至っているのも見どころの一つ。認知症の演技をしてまで願った政恵の心情を思うと言葉も出ない。そしてラストに待っていた加賀と父(隆正)の切なすぎる真実にもう涙が止まりませんでした。
赤い指Amazon書評・レビュー:赤い指より
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No.276:
(5pt)

特になし

特になし
赤い指Amazon書評・レビュー:赤い指より
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No.275:
(1pt)

残念

最後までつまらなかった。
ちょっとびっくりした。残念です。
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No.274:
(5pt)

加賀恭一郎お見事!

72歳で認知症なら大変です。気持ちはわかります。ですが八重子はごちゃごちゃうるさい!自分で動け!直巳が殺人をしているのに「傷つく?居なかった事にする?母を殺人犯にでっちあげ?」は?です。しかも母は認知症では無かった。演技。辛かったでしょう。1人でポツンと部屋に。春美が来る事だけが楽しみ。涙しました。最後直巳が動機について「少女が帰ると言ったから。わからない。親が悪いんだ。」これがよくわからない。動機は何だったのでしょうか?
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No.273:
(3pt)

犯人側のもろもろの描写がどうにも前時代感

東野の「加賀恭一郎」シリーズの長編ミステリ。2006年発表の倒叙ミステリである。

加賀刑事とともに、その親戚にあたる松宮刑事がもう一人の主人公である。都内の住宅地で起きた少女殺人事件を二人のコンビが追うのだが・・・というストーリ展開。

文庫裏表紙には「家族のありかたを問う」のような文句がならぶのだが、読み終えた感想は、これって1970-80年代の社会派ミステリじゃないの?というもの。携帯電話だのパソコンだのという会話が普通に出てくるからして、2000年前後の時代の話であることは明らかなのだが、犯人側のもろもろの描写がどうにも前時代感をぬぐえない。そのあたりに実は伏線が?などと深読みしているうちに、加賀刑事のすばらしい活躍によって事件は解決してしまい、読者としては貫井徳郎作品でも読んだのかと思うような欝々とした読後感を抱えたままになるという感じだ。

ともあれ、ミステリとしての評価は置いておいて、個人的には、エピローグで語られる親父さんのちょっとした事情というか信念の話、これにグッときました。これが読めただけで、とても良かったと思えました。
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No.272:
(5pt)

状態Good

状態は「良い」との事でしたが新品と同等の物を頂くことが出来ました。非常に満足しています。
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No.271:
(4pt)

自分にとって思い出深い本です

自分の母と自分の息子の間でちょっとしたとらぶるがあった時に姉が送ってきた本です。罪を犯した息子を庇っているのではないかと言いたかったのだと思います。
それから自分は変わりました。息子を信じていましたから。本当嘘を言っているのは母という小説を探して同じように本で返したかったのです。
それまでは小説なんて何年も読んでいませんでしたが、200冊以上読みました。もちろん東野圭吾は全部読んでいます、それ以外もたくさん読み続けています。結局まだそんな内容の小説は見つかっていませんが。
結果的に東野圭吾のファンになったのはもちろん、加賀恭一郎のファンにもなってしまいました。結果的にいいきっかけをくれた本です。
10年以上ぶりに読み返してみましたが、あの当時とは違った楽しみ方ができました。加賀恭一郎シリーズの中では今ひとつの作品ですが、加賀の父との関係が一番素直な感じがして好きです。
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No.270:
(3pt)

異常で愚かな息子と、それをかばうこれまた愚かな母親にげんなりしてしまいました

以前、何かのレビューで、東野圭吾氏の作品は後味が悪いので好きではないと書いていた方がいらっしゃいました。そう言われれば確かにそうで、たとえば「白夜行」や「幻夜」などもかなり陰鬱な話です。にもかかわらず、個人的には今までいやだと思ったことがなく、むしろ陰影があって、その哀切な雰囲気がとてもいいと思っていました。
が・・・この作品はめずらしく好きになれませんでした。最初から犯人はわかっているパターンの小説ですが、最初の100ページほどで延々と描写されるのが、愚かな息子が殺してしまった幼女を父親が近所の公園に捨てに行く話で、本当に陰惨です。
ふと、暴力を振るう自分の息子を殺した官僚の父親の事件を思い出しました。この作品に出てくる息子は、甘やかされたわがまま息子というだけでなく、死ななきゃなおらないほどの真性の馬鹿です。こんな馬鹿をかばっても、所詮馬鹿なのだから将来もまた何かしでかすに決まっているのに、今回の件だけがばれなければ、りっぱに育ってりっぱな人になるとでも思っているのか、同様に馬鹿で思慮の浅い過保護な母親は、夫=父親に、嘘をつき通してでも息子を守ると主張します。また、今までいろんなことを面倒がって見て見ぬ振りをして逃げていた父親は、結局、あなたは何もしてこなかったと責められ、罪悪感もあって、妻に説き伏せられてしまいます。
血がつながっているゆえの愚かな愛情というべきかもしれませんが、誰も彼もが本当に馬鹿で、読みながらげんなりしてしまいました。まあ読んでいてこれだけ苛立つということ自体、東野氏の創作が真に迫っているということかもしれません。

現代の家族問題をとりあげたということ、そして加賀刑事の聡明さと自分自身の父親との問題を描き、最後に待っていたのは確かに意外な真相でした。が・・・今回は本当に後味が悪かったです。読まなくてもいい話だったかも・・と思ってしまいました。
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No.269:
(4pt)

ラストが辛すぎる展開

前原夫婦の立場になって読むと、非常に辛い状況がひしひしと身に迫るストーリーでした。
客観的に考えればバカ息子をかばっても、結局将来また同じような犯罪をおこすだろうし、本人にとっても前原一家にとっても何も良いことはないのだけれど、現実の話ならそれでも、息子のために何とかしようと考えてしまうかもしれません。

最後の章の展開には驚かされました。だから「赤い指」というタイトルなのかとわかって、推理小説としての謎解きに引き戻されました。
この昭夫の母親政恵が芝居していたくだりで、もしかしたらすべてを知ったうえで、息子や孫をかばうために自身が犯人であるように認知症の母親が誘導したという展開なのかと、勝手に期待してしまいましたが、そんな感動的な話ではなかったのが、ちょっと残念でした。
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No.268:
(3pt)

ありがとうございました

ありがとうございました
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No.267:
(5pt)

泣きました!

もういろんな人がレビューを書いているから、
いまさら書いても仕方ないような気もしていますが。
一言でいえば、ひさしぶりに小説を読んで涙が出そうになりました。

この本はテレビの「新参者」シリーズで有名な刑事加賀恭一郎シリーズの1冊です。
東野圭吾さんのファンならばもはや言うまでのこともないと思います。
本作では、家族愛をテーマに話が展開してます。

犯罪を隠そうとする家族と、もう一つ加賀家のことが描かれています。
恭一郎と父親との関係は、過去の作品でも触れらていましたが、
ここで様々なことが明らかになります。
そして、最後には泣きました。

東野圭吾ファンでない方にも是非読んでもらいたい作品です。
同作で加賀恭一郎シリーズは7冊目となりますが、
加賀シリーズはどこから読んでも面白いですよ。
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No.266:
(5pt)

日本ってロリコンって多いのか..どうなんだろう

本屋でもあまり見かけたことのない作品だったのですが、中古で、安価で購入できました。
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No.265:
(5pt)

家族の、見えない力

推理小説でありながら、複雑な家族愛というテーマも盛り込んでいる。306ページという短さではあるが、展開の重さや結末のビターさもあり、重厚な作品となっている。

 今作においては、推理より、親子の間の絆や愛情に訴えかける描写が印象的だ。
 息子の直巳を救うべく、母の政恵に罪を着せようとする昭男夫妻。そんな夫妻の凶行を、身を挺して止めようとする政恵の姿。
 全く相反するはずの行動も、元を正せば同じ想いから始まっている。そんな難しさが、ままならない現実をまざまざと映し出し、物語に深みを持たせている。

 前作と比べ、伏線も多い。直巳の幼女性愛とアニメのフィギュアを結びつけるあたりもよくできているし(偏見を生まないか心配だが)、「政恵が実はボケていない」というのも、真実を知ってから読み返すと納得できる。
 『赤い指』というタイトルの真意も、最終局面で明かされる。トリック以外にもさまざまなメッセージを盛り込んだタイトルで、たった三文字に収めている。とにかく上手い。

 心に残るシーンの多さも特徴的だ。
 個人的には、母の愛を思い出すよう、加賀が昭男に詰め寄るシーンで心を打たれた。僕自身、母親との思い出を多く抱えているからかもしれない。
 誰かの親として生きている人なら、きっと刺さる作品だろう。
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No.264:
(4pt)

沈黙という愛

現代の親子、そして高齢者が抱える問題が描かれていた。加賀シリーズの初期か。一気に読める「中編」に位置づけされる作品であろう。
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No.263:
(5pt)

あのクールな加賀刑事が…「桂馬」痺れました。

赤い指…そういう事だったのね!
毎作大変読み応えのある加賀恭一郎シリーズ。同シリーズ以前の作品で、刑事加賀恭一郎が実父(隆正)に助言を求める場面がありました。ただ親子で顔を逢わせる訳でもなく、置き手紙でやりとりしていたのが印象に残っています。どこかクールな加賀刑事、しかし本当はたった一人の父親の事をちゃんと考えてて、本当は大好きだったんだなと感じる事が出来ました。今までの加賀と隆正のやり取りは、今作品で親子関係の完結へと繋がっていたんですね。

こちらは家族の「愛」とは?をテーマにしています。現代社会において最近では、子は小さいうちからスマホを持ち、部屋に籠りネットやゲームに興じて家族と過ごす時間が少なくなってきています。親の事・息子の事、ちゃんと解ってるつもるで全然知らなかった…なんて事ありますよね。本当に家族の心が通じあっていれば、イジメの兆候・自殺前に出してるSOSとか見逃さないと思います。東野圭吾さんは本作品を通して「家族の愛とは?」を訴えているような気がします。
本作品読んでる時に、あまりの馬鹿親加減に腹が立ちましたが、最後に昭夫夫婦が気付けた事は良かった。あのまま血も涙も無い人間で終わってたら…と思うと。
逆にお母さんの「愛」は凄いですね。息子夫婦にボケ老人扱いされてても、最後まで息子を愛し続けてたからこそ、アレが出来るんですもんね。

ラストの
「桂馬」
痺れました(*^^*)
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No.262:
(5pt)

現代の家庭の縮図、真実が分かった時、胸が苦しくなる

加賀恭一郎シリーズだが、この作品はラストに向けて、大きな大どんでん返しが待っている。そして、その真相に近づくにつれて胸が苦しくなる。ネタバレしてはいけないので詳細は記載しないが、現代の家庭を浮き彫りにしたように思えてならない。過保護過ぎる母親、家庭を顧みない父親、そして介護、現実逃避する息子。映像で観たのだがやはり原作はその細かな描写などかなり異なる部分が多い。やっぱり原作を読んで正解でした。
赤い指 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:赤い指 (講談社文庫)より
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No.261:
(4pt)

衝撃のラスト!

ごく普通の家族、ごく普通の家庭が舞台のミステリー。
家族とは?愛情とは?親が子を想う、親が子を想うとは?深く考えた一冊でした。
物語の最後がとても衝撃的で、印象強く、さすが東野圭吾さんだなと感じました。
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No.260:
(2pt)

標準的なミステリー小説

前作『容疑者Xの献身』はとても良かったでした。しかも直木賞も受賞しました。当然、その次回作である『赤い指』には過度な期待がかかります。評判が高かった割には、可もなく不可もなく標準的なミステリー小説でした。意外性もなく、ビックリするような展開もありませんでした。まぁ、それなりに楽しめる東野圭吾氏作品と云うことでしょうか。
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No.259:
(5pt)

Very nice

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