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月光のスティグマ
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月光のスティグマの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 21~28 2/2ページ
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読んでいる間はスラスラと読み進められますが、地震やテロなどで話が急展開する印象を受けました。話は主人公の幼少期から青年期(東京地検特捜部)まで描かれています。実際の世であった2回の大地震やイスラム過激派による日本人殺害を思わせる描写などがあります。作者は何が描きたかったのか?双子の姉妹との関係も幼少期や少年期は丁寧に描かれていたが急に一人が地震で死んだり、もう一人は地震後連絡が取れなくなり、最後はテロに巻き込まれて死ぬ? 面白かったけど中山七里作品としては物足りない気がしました。 | ||||
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冒頭は引き込まれページが進みましたが、主人公が大人になってからの話は、震災が絡んだ政治の話が大半で『…うーん』と思いながら読み終わりました。 中山七里作品はよく読んでいますが、いつもの展開やどんでん返しが定番で期待していた分、ちょっと期待ハズレだったかなって思いました。 | ||||
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弟1章で提示される謎はなかなかだと思いますが、それ以降の展開にかなり無理があります。 検事である主人公の行動があまり現実的とは思えず(潜入捜査もそうですが)感情移入できず、さらにヒロインの言動にもかなり破たんが見られます。(言っていることと実際にやっていることに一貫性がない) 最後は一体どうなるのか?と思っていると、なんと異国でありえない展開… 結局最後に明かされる真相も一番予想できてしまう内容で、これだけ振り回しておいてこのオチではこの著者らしさを期待して読んでいる読者は納得いかないでしょう。 ちょっとらしくない作品で、あまりお勧めできません。いかがでしょうか。 | ||||
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阪神淡路大震災や東日本大震災、その他の実際に起こった事件をうまく物語に絡めて、 青春物語、サスペンス、大人の情事など、いろんなものを詰め込んだ作品です。 主人公と双子の姉妹が小学生の頃から30歳までの長い時間が一冊に収まっている上に、 ジャンルを跨った描き方がされている為、少しまとまりがなかったというか、 駆け足だったというか、ちょっと落ち着きませんでした。 | ||||
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双子の姉妹、優衣と麻衣、二人から恋心を寄せられる幼なじみの淳平。 ある日、麻衣が兄を殺害する現場を目撃するも何もせずに現場から逃走。 翌日に起きた阪神淡路大震災、災害に巻き込まれ死亡した麻衣。 これを期に二人は暫く会うことがなかった、やがて出会った時には特捜検事と 議員秘書となっていた。 マネーロンダリングの証拠を掴もうと潜入捜査員となった淳平、再び会った優衣に 心惹かれて行く。 淳平の葛藤が綴られていきます、ラストで表題の意味も分かるかな。 | ||||
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購入時の他の方のレビューが、期待外れのような評価でしたので、どうかと思いながら読み初めたのですが…。やはり中山七里、しっかりとした、プロットをいくつか打ちつつ、終盤に向けかなりの疾走感をもってストーリー展開しているので、非常におもしろく読ませていただきました。ただ今回は今までのような派手などんでん返しを期待すると期待外れになるかもしれないけど…。初恋と自分の職務、さらに家族が初恋相手に殺されたかもしれない現実をどのように確かめ受け入れていくのかが見ものではないでしょうか。しかし阪神淡路大震災と東北大震災をリンクさせたのは作者の強い思いがあるからこそでしょうか…。 | ||||
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主役の淳平がどうも「正しい男の子」と思えず、ピンと来なかった。小学生時に双子の名誉の為に喧嘩した以外は、単に「双子から珍重されているが故の優越に浸ってる」というキャラの印象。 タイトルに入ってる「スティグマ」はどの意味で付けたんだろう?「聖痕」だとしたら、変質者に付けられた傷に「聖痕」…だと感覚に合わない。 ついでに、東日本の震災時、結構都内はのんきだったんだなー、と思った。 「商魂逞しい店がスニーカーを千円で売っていた」。 たかが1〜2行の描写ですが、あの時は、水や食糧にしても、スニーカーにしても、ラジオや懐中電灯にしても、「店を開けてくれてる事(実際は屋外にテーブル出してそこで販売してましたが)、売ってくれる事に感謝」しましたけど…。まあ、これは実被害がどの程度あったかによっても変わる印象でしょうが…。が、この描写で、阪神の方の描写も薄っぺらく思えて一気に「白け」てしまいました。 程々に楽しみました。 | ||||
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一卵性双生児、八重樫優衣と麻衣。 二人と兄妹のように育った神川淳平は ある日、廃工場で兄、省吾が姉妹に刺される現場を目撃する。 刺したのは愛しき初恋の相手、優衣なのか、それとも麻衣なのか。 真実は、阪神淡路大震災と共に闇へと消され 優衣とも離れ離れになってしまう。 十五年後、特捜部検事となった淳平は 疑惑の政治家の秘書を努める優衣と再会する。 課せられた使命と優衣への思慕の間で揺れる淳平。 そして、再び起きる震災が二人を思いがけない事件へと 巻き込んでいく。 皮肉にも追い追われる立場で出会ってしまい やっと思いが一つになっても 疑念を抱きながら身体を合わさなければならない 二人が切ないです。 幼少期から思春期へと移り変わっていく 四人の、それぞれの思い、震災の恐ろしさ、 疑念と愛欲に溺れる優衣と淳平。 とても丁寧に描かれていて 流れも決して悪くないと思うのですが 扱った事件が大き過ぎたのか、読み応えがあった割には 結末に物足りなさを感じました。 サスペンスの要素に、もう少し重点を置いても 良かったのではないかと思います。 | ||||
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