■スポンサードリンク
教団X
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
教団Xの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.60pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全175件 141~160 8/9ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読書芸人は見てないけど、アメトーークで取り上げられたらしいので読んだ。アメトーークは好きだから。 作品については、扱っている食材や目指すべきひと皿のレベルに、料理人の腕が追いついていないという印象につきる。 つまり、扱っているテーマは興味深いのに、性描写をはじめとするディテールの稚拙さ(というか童貞臭さ)、プロットの作りこみの甘さ(なぜその語りが必要?)など、作者の能力不足ばかり目立つ。 性や信仰といったセンセーショナルかつ大きなテーマを正面から扱うのであれば、作家自身も作品の完成度について高いハードルを設定し、それを「越えなければいけないもの」として研鑽・推敲するはずだと僭越ながら思う。だが本作を読んで一読者として勝手に妄想してしまうのは、「みんなの興味をそそるような要素を盛り込んでいったら、結果的に大長編になっちゃった。もったいないので出版しよう」という筆者・編集者の思惑だ。まぁ実際はそんなこと考えてないだろうけど、そのくらい毒にも薬にもならないし、大長編であるぶん時間だけは食う作品だということだ。 アメトーーク等の影響もあり、本作は商業的には十分成功した。でも作者はそれで満足なのだろうか? 酷評されるような水準の作りこみで満足し出版してしまうことはもちろん、酷評されることが分かっていて「せっかく書いたんだから」出版してしまうこと、いずれにしても創作者としては問題だ。次作にはまるで興味がないが、その金で飲む酒は旨いかと聞いてみたい気はする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
特に斬新さもなく、登場人物に特徴がなく、ここまで分厚い本にしなければならなかったの疑問になるほど、内容がないものだった。 オウム真理教、ISILの日本人拘束殺人事件からインスパイヤーされた内容を組み合わせて、そこに性のスパイスを入れただけのお話です。 とにかくよく調査されて、たくさんの文献を読み漁ったことは理解できますが、論文を書くのではなく、物語を書いて欲しい。私は物語を読みたくて、この本を手にしたはずなんですが。。。 ここまで長い文章を最後まで諦めることなく(途中で何度か放棄しようとしたが、「きっと最後は面白いくなる」っと信じていた)読みきった私を褒めて欲しい。 最初の章はダラダラと無意味に続き、きっとこれは意味があるのだと読み進めたが、結局、必要ではなかった部分が9割はあったと思う。最後は多少スピーディーに話は流れたが、読者は置いてけぼり。結局、都合が良い展開と結果で面白くない。人間の深さが書かれていないから、一体誰が誰なのかわからない。 女性は都合よく「性」のおもちゃにされており、「笑わせるな」と思ってしまう。論理性のある内容もあるが、都合が悪い部分は、非論理的な感情論に逃げてしまっている。 評価が高い作家さんなのかもしれないですが、この本は面白くないです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
好みはいろいろあると思いますが、自分には合わなかった。前半の教祖の話が長すぎる、ストーリーの展開が遅い。自分の読解力のレベルが低いのもありますが、一人称が誰なのか、主役が誰なのか?迷子になる。その2点でかなりフラストレーションがたまりました。 女性読者からの性的描写などの表現に対する指摘が数々上がっていますが、男性から見ても、なんだかストーリーから逸脱するほどの描写で、官能小説?長編だからここまで書いても割合的には薄くなるから官能小説にはならないと思っているのかな?と思った。 登場人物に魅力を感じなかった。 宇宙や宗教、物理について熱心に取材されたんだろうなとは思いますが、そういう知識を小説のなかで知り得たのはとても良かったですが、逆にそのウェイトが高すぎて小説の胆、ストーリーに関しては、ごめんなさい、全く楽しめなかった。 でも、テレビ番組始め、方々から多大な評価を受けている小説なので、逆に面白く感じることができなかった自分がおかしいのか?と少し自己嫌悪にもなりました。ちょっと悔しいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どの人物も最小限の外見描写だけれど、読み進むうちに、台詞や登場人物が聞いている音楽、読んだ本でその個性が立体的になってくる。しかし女性がひどい。若い女性はみな細身で美人でAVみたいなセックスを提供する。 前半、若い美女のひとり峰野が退院した教主 松尾の食器を洗いはじめ、私がやる、と声をかけるのは 教主 松尾の妻。このシーンが象徴的。 男達はワクワクする科学と思想と冒険の世界を生き、女たちは性と食事を提供して皿を洗って片付ける。 いつまでたっても、謎のような台詞ばかりで、女性は立体的にはならない。 冒険する男を支えるためだけに存在する女の描き方にうんざりして、ここのレビューを見て 半分を残して読むのをあきらめた。 いっそのこと「性の道具として扱われる女」だけのほうがすっきりする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アメトーークで勧めていたので、久しぶりに小説を読みましたが・・・。 純文学・性描写云々の前に、ストーリーが薄っぺらいです。 色々と説明不足な点が多いのに、一方では多弁過ぎる所(教祖の話)もある。 最後まで登場人物の誰にも共感できずに終わりました。 って言うか、誰が主人公なのかもわからない。 筆者の政治的な思想を匂わせているいるのも、ちょっと受け付けませんでした。 とにかく、読み終わった今、たいへん胸糞悪いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私もアメトークで某芸人さんが紹介していたので気になって読んだ口です。 物語は2つの宗教団体の話なのですが、 1つは近所の物知りおじさんが彼自身の人柄の魅力で人が集まり、教団化したもの。 もう1つは教団トップが非常にカリスマ性があり、オウム真理教を連想させるような非社会的な集団。 後者の方の教団が皆エキセントリック(特に女の人)で、教祖を妄信しているのけど、「なぜ、そうなった?」を説明するような表現がなにもないので、読んで非常にシラケてしまう。性描写が安いポルノ作品のようでそれが長々と続くのもゲンナリ。 後味をとても悪く、読書の貴重な時間を無駄にしたような気持ちになり、「時間を返せ!」といいたくなる | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
デビュー作や初期作品が人気の作家だが、近年はやっつけ仕事のような小説ばかりの印象。 エンタメを意識しており、映画化やドラマ化での集金を目論んでいるように感じられる。 今回は、ほとんどが参考文献からの引用で、巻末には数十冊の引用本がずらり。 やる気のない大学生がコピーペーストを繰り返したような駄作。 女子児童誘拐死姦、異常性欲者、催眠乱交、海外売春など、作家自身が書いていると思われる部分は、グロテスクさ悪趣味さに最後まで不愉快な気分だった。 政治的内容については希薄。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルだけで面白そうと思ったけれど、最低でした。 これまで随分いろんな小説を読んできたけれど、これはワーストといっていいぐらい。 素粒子についての展開も、これほど長々と、しかも似たような説明を何度も繰り返して説明する必要がどこにあるのだろうと思うし、性描写にいたっては、へどが出そうなほどえげつない。 エロ小説ならそのつもりで読むけど、作者は、いったい何のためにこれほど執拗に品性のかけらもない言葉を書き連ねたのか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アメトークきっかけです。 読んでてスッキリする内容ではありません。 あまりオススメはしないかなー。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
期待外れ。 セックスの描写だけが際立ち、読書後に何も残らないというのが正直な感想。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中村文則のファンなので星2つにしました。 こんな分厚い本なのに最後はそれかよって感じです。 読む必要のない本。 それから!!女はそんなにすぐ感じないよ。 女なめてる? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一般的な職業〔民間企業や公務員〕を経験していると、この本から新しい発見はないかなと思いました。 他のレビュアーからの指摘通り、参考文献を半ば強引に物語化している印象を受けました。 読書前には、新しい宗教観や世界観の提示があるのかと期待していたのですが、既知の価値観ばかりが冗長的にあると感じました。あとがきに、私の全てです。と著者が記しているが、果たしてそうか?と疑問です。ここまで多量の参考文献を勉強出来るなら、もっと違う角度から書いても良かったのではと。多視点で書かれているのにも疑問が残りました。一人称なら物語として成立させられたのかなと。厳しく言うなら社会を知らない少年が頑張って読む本かなと言うところです。 それでも、文体や読み易さには期待していますので、次作は冗長的にならず、物語優先で書いて貰いたいものです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
んー、色々前評判を聞いて、初回の感想としては期待ほどではなかったかなと。 しばらく寝かして読むとまた違うかも。 分厚いので長く楽しめます! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
失敗作。 埴谷雄高の『死霊』を型どったような作品だが、冗長で物語展開に緊張感がない。 「世界と個人を全体でとらえ」、「個人の心理を奥の奥まで書こうとする小説」と作者は自己評価するが失敗している。 死霊ほどの思想的深淵さはなく、中村氏の他の作品ほどの心理描写もない。 物語展開にも緊迫感が欠ける。 作者の他の作品は、微妙な心理と物語展開のあやが絡まって、それなりに面白いし、文学的高みも散見されるのに残念だ。 少し書き急ぎすぎたのではないか。 才能に溺れた多作は作家を消耗させる。 小説だけではなく、エッセイや評論の形式で言論活動するのも良いと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アメトーク本好き芸人を見て購入しましたが、正直がっかりです。 私は普段、宮部みゆき、山崎豊子、湊かなえ、岸祐介などのしっかり調査に基づいて書かれた小説を読むのが好きで、又吉さんがすすめていたのでそういう部分も信頼できると思ったのですが、期待し過ぎてしまったようです。 とても厚みのある本なのですが、内容が薄く、登場人物が少ないです。楢崎、涼子、峰野、高岡が若い男女の主人公的な役割で、あとはおじいちゃん教祖とレイパー教祖です。他の信者はかなりモブ的な扱いで、なんでそんなデタラメな宗教にはまってしまったのか説明がほとんどされていません。レイパー教祖の目を見たら途端に圧倒されたとか、フシギな気分になったとか、その程度の説明です。おじいちゃん教祖の宗教の説明は、とても長く、調べたことをそのまま書いただけのように見えます。独白形式にするにしても、信者に質問されたりとか、途中で笑ってしまったりとか、なんらかの合いの手が入るのに、文章ダラーっと書いてあります。読み手への配慮が足りてません。(家庭内DVされた人の独白も無駄に長いです。ちょっとの文章で多くの人が察することができるエピソードについては推敲するべきです。) また、レイプや乱交のシーンが多すぎるのと、その描写の下手さが気になりました。正直言って、レイプではそんなに簡単に濡れないし、レイプした相手を好きになることはありません。ホントにただいきなりレイプするので、びっくりしました。去年話題になった明治大学の強姦テニスサークルでは、お酒に睡眠薬を入れて飲ませ、OBの自宅やホテルに下級生が運びこんで、寝ている間に強姦し、その写真を収めて、ゆすりに使うことによって性奴隷にしていたらしいです。性奴隷にした後も、シラフでは濡れないのでドラッグを使っていたそうです。よほどのセックス好きでもない限り、いきなりタイプでもないオッサンにレイプされて奴隷になる人はいません。女性をナメるのもいいかげんにして欲しいです。 宗教の説明については、イマイチ最新の情報を書けているとはいいがたいです。東日本大震災後、宗教の勧誘のやり方も結構巧妙になった話がテレビやネットのニュースで報道されているのに、そういった情報もなく、涼子の勧誘の仕方ヘン過ぎるし勧誘できていないし。オウムが2つの団体に別れた頃の時代で情報が止まってると感じました。 私が一番気になったのは登場人物が少ないことです。これはドラマや映画化されるときに、キャストのギャラが多くなくても良い内容なので、映像化を狙っているのかと思いました。TBSの金10でやるとか、日テレ系の映画でやるとか、作者は期待しているのかと思いますが、正直、やめてほしいです。この作品を見た男性が、女性の性に対して誤解するのではと、とても心配しております。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読んでてこんなにつまらない作品は久しぶりでした。 特に前半部分は読んでて楽しさがないし、長々と宗教などの説明や専門的な話が多くとてもじゃないけど読み続ける意志が沸きませんでした。 これを読む前に「サラバ」を読んだだけに教団Xは本当につまらないの一言でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
男性のファンタジー的要素の強い作品でした。 ちょうど、過激なヘアヌードと手厳しい政権批判が混在している雑誌、あるでしょう、あの感じです。 女性にとってはちょっと滑稽な性描写がくどかったです。あんなもの本気にしているのは男性くらいのものですから、女性は読んでいて「それ本気で女が望んでると思っていたの?(笑)」という感じです。 あとは男性が夢見がちな世界の悪の話です。悪はいつも性とからんでいます。それ以外の悪についてはあまり話題にされません。 文章も少し硬かったです。中学生の男の子とちょっと長くお話した、という感じの読後感でした。 女性にはお勧めしません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まーおもんない。 私もアメトークからですが、テレビの思うつぼですね。 1800円でしたっけ。 無駄にしました。 この重い辞書どうしましょ。 はじめて売りに行こうかなと思っています。 私の本棚にはいってほしくないです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
紹介されて面白そうだなと購入しましたけど内容は途中に無駄な描写が多すぎて 性描写だらけですので 買うのはやめたほうがいいと私は思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
紹介されたので今話題の「教団X」を購入。 辞書並に分厚いので読み応えありそうだ!とワクワクしていました。 が、宗教・宇宙・原子などちょっと理解し難い内容が続き、 必死で読むも文字をなぞっているだけで内容が頭に入ってこず。 一度読んだら止まらない!みたいな感じは一切なく、 とても読みずらく、盛り上がりもない本でした。 あと10年ぐらい経ったら読んでみようかな、 と思う程度の本でした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!