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教団X
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教団Xの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全175件 101~120 6/9ページ
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文庫化されたんで読んでみた。 物語として面白くなかった。ただの読み物です。物語ではない。 ああいう演説好きなんで、第一部は楽しく読めたが、第二部は苦痛だった。作者のオナニー見せられてる感じがした。 作者の妄想を活字にしただけって印象です。 だからか、登場人物の過去を結構なページ使って描写してるわりに薄っぺらい。登場人物を記号化しただけとしか感じなかった。 登場人物以外も教団とか公安とか政府とかも薄い。ガワだけで中身がない。 純文学は元々一般受けを狙ってない云々言って擁護してる人もいますが、『それなら同人誌で出せよ!一般人が間違って手にするようなとこに置くんじゃねーよ!』 | ||||
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この小説を絶賛してる人こそ洗脳されているのではないでしょうか。参考文献の内容を引用しただけの哲学や量子力学についての文章がダラダラと続き、これ必要ですか?っていうぐらいの性描写が詰まってるだけの薄っぺらい内容。中学生ぐらいが読んで「俺は他の人間とは違うぜ。量子力学について詳しくなったぜ」って悦に浸るにはいい小説なんじゃないでしょうか。この本を絶賛していた又吉さんにはガッカリです。カルト教団の異常性とかを楽しみにしてる方は馳星周さんの『煉獄の使徒』をお勧めします。 | ||||
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文庫で定価が安いので、買って損したとは思わなかった。 しかし前評判が高かったので、期待外れだった。 風呂敷を大きく広げたわりには、回収がお粗末。 性描写もイマイチ。 文章そのものはうまいと思う。 | ||||
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宗教を主題として量子学、セックス、政治、戦記などを交えた小説です。 それらのテーマを上手く使えば、幾らでも小説に深みを与える事が出来ると思うのだが、逆にテーマを前に出し過ぎて、人間の描き方が不十分だと思いました。 読者は登場人物に対して感情などを抱き、ページをめくると思うのだが、この小説の登場人物は主題のために取って付けられたようなもんで、キャラクターの個性も薄いし、設定としての人物の動機や背景を感じ取れませんでした。 内容の薄さはそこから派生していると思う。 その割に、登場人物それぞれの視点から見るチャプターが多い。 結末も見事ではないと思います。 テーマ事態も壮大に書いてあるが、脈略がなく、ただ知識を披露して満足しているように感じ、小難し話を書けば、小説に陰影がしっかりつくような感じで書かれてる感が払拭できなかった(が、成る程と思えた部分もありました)。 確かに、売れそうな要素が詰まっているのは分かりますが、肝心の中身は絶賛する程ではない小説だと思いました。 連載用の作品だったみたいなので、 統一性が取りにくい部分もあると思うので、書き下ろしならもっといい作品だったかもしれないなと思いました。 | ||||
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アニメ好き/アダルトビデオ好き/陰謀論好きの好みが偏った方でもこの薄っぺらさは感じとれるでしょうね。偏りがない方でもスッカスカなのはバレバレです。 結局何が言いたいのかまったくわからん。っていうか何を目指してんねん?! 要はネットで拾った情報を掛け合わせただけ。 特に性描写の酷さには呆れた。エロ漫画やエロビデのほうがまだマシ。っていうかエロビデに例えるのも失礼。エロビデにも満たしていない。たとえエロビデであったとしても早送りする。 エロと言えば日活ロマンポルノですがこの小説とは比べ物にならないくらいのエロとカタルシス満載です。作家さんは観たことないでしょうね。 作家さんは女遊びしてますか? 家にこもってエロビデばっか見てるでしょ! 家にこもってないで街に出て遊びましょうよ。 想像力で仕事してるのは重々承知。でもね頭の中だけで仕事してるのが丸わかりなんですよ。女遊びができないならスナックや風俗行ってぶっちゃけ何でも聞いたらいいんですよ。腹割って話をしたらめっちゃ何でも喋ってくれるしみんな面白い。この小説の性描写も「ここは違う」とはっきり突っ込んでくれるはず。少なからず小説の肥やしになるのではないでしょうか! 浅い想像力だけで押し切っただけ。読んでるこっちが恥ずかしくなる。そもそも編集者が突っ込めよ。 カルト宗教団体も取材してないのも明確。他人が取材したことをここも想像力だけで押し切っただけ。 会社でも同じようなことがあります。経験もないのに人から聞いてることをさも自分の経験のようにいう奴。そういう奴は口だけで何もわかっていない。いざって時にアタフタして何もできない。謙虚さもなければ屁理屈と理屈の塊で口ばっか達者。そういう奴らの話を聞いてる感じ。 失敗を自分の経験として蓄積してる奴のほうが信用できる。別に小説下手でも面白ければいいじゃない。要は面白いか面白くないかだろ。 つまり失敗を恐れ他人の経験の中でしか自己形成できない中身のないスッカスカなコピペ本。 故に登場人物もなんの魅力もない。 近年稀に見る腹立たしい本でした。 読者もね。地味な生活ながら少しばかりの経験は持ちあわせてるんですよ。ものの善し悪しはわかるんです。バレバレなんですよ。読者をバカにしとるとしか言いようがない。 | ||||
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第一章の宗教的な事柄を科学的な知見と織り交ぜて描かれている部分はいいが、 第二章では著者の思想等が如実に作中に描かれすぎていてがっかりした。左翼だろうが右翼だろうが多少は描かれるのは仕方がないと思うがそれをメインにして自分の考えがすべて正しいと思って書くのはどうかと思う。 | ||||
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この人の小説は初めて読んだけど、 二度と読むことはないと思う。 本屋の一番目につくところに絶賛推薦の 派手なポップとともに置かれていたので、 文庫化を機に一度、読んでみようと思った。 この世界は矛盾に満ちていて、弱者は常に搾取されているが、 その現状をあきらめずに、理想を持ってこの矛盾に立ち向かって行こう、 という見解を宗教やテロを題材に最終的に提示している。 で、まず、宗教についてはカルト教団が出てくるのだが、 その幹部のほとんどがまともにマインドコントロールされておらず、 それぞれ、自己意思で自由に考え、行動している。 こんな教団がそもそもカルトなのか、 仮にカルトであるとすれば、マインドコントロールに至る経緯は全く触れられていない。 おそらくカルト教団やテロを推奨する教団に対する否定的な評価が根底にあると思うのだが、 満たされた成熟社会にいる日本人が本当の意味でアフリカの飢餓の現状が分からないように 知識があり、冷静かつ理知的に行動する作者とカルトの信者との間に 分かり合えない壁があるように、極めて描写が薄く、描写しきれていないように思えた。 小説の中で、様々な宗教に否定的なのだが、原始仏教の事は否定的なことが書かれていなかったので、 おそらく原始仏教での釈尊に対しては肯定的なんだろう。 ただ、宗教的描写の部分については、何かその系統の本を読んで、深く咀嚼せず、書き連ねているだけで表面的な感じがする。 あと、この人の政治思想は一般的に言われる保守的思想に批判的なんだが、 それが小説の中で、言い方を変えて何度も何度も登場人物によって主張され、うんざりする。 その批判も評論などで何度も聞いたことのある類の見解で、目新しいものではない。 あと、カルト教団の教義に性が置かれているからか、作者の個人的趣向か、 性に関する露骨かつ執拗な描写が多い。 それから、女性の容姿に関する描写に対して男性の容姿に対する描写はあまりなく、 男性の登場人物のイメージは湧きにくい。 極めて個人的な感想ということで、最後まで読むのが面倒だった。 | ||||
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作者の信条を登場人物にただただ代弁させる、冗長すぎる物語。 冗長すぎる教祖の演説、不必要なまでにページ数を割く性描写。 これは単なる作者の自慰行為的作品。 期待値の高さもあるだろうが、全く楽しめずに終わる600ページの物語である。 | ||||
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星は必要ないです。 途中読みで失礼かと思いますがこの本は、作者の自己満足のその一言ではないかと思います。 色々な方のレビューを買ったあと読みながら反芻してみましたが、たしかに色々な引用を出してきて物理学的な宗教に対する解釈の云々、面白い?と思わそうとしている工夫もあるのです。 しかし、私が一番残念に思ったのは戦争を体験したと設定される、最後の松尾の演説です。 これは実際の戦争を体験した人の、一般市民と、本気で命を懸けて仕方なく出兵した多くの日本人を侮辱しています。 私の祖父から聞いた戦争体験は、陸軍省の狂気の背景の色だけでなく、当時の天皇ありきの日本人の独特の国民性が戦争を進めたと。 そしてくだらない性的描写は、新興教団として、なんら設定に意味のなさないようにしか思えない。 | ||||
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最後に解き明かされる様々なミステリーのタネが雑。 結局何も描かれていない。 | ||||
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アメトークで話題になったのを思い出し文庫版で初見でしたが怒り心頭です。 ものすごく長くて退屈なのは別にして、政治的主張がひたすら鼻につきます。 別に政治的主張をするなとは言いません。 ただやり方がとても偉大な人物に左翼的なメッセージを押し付けられ やたら馬鹿なコメンテーターに右翼的なメッセージを言わせるという 非常に汚いやり方です。案の定参考文献には靖国がどうたらこうたらと左に偏りまくった初見がずらり… 私自身左寄りの政治思想ですがそれでもきつかったです。保守の人が読んだら本を投げ飛ばすと思います。 私は作者さん主催の左翼の集会に来たのではありません | ||||
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文庫化されたのを機に読んでみた。 書店で話題になっていたのは知っているので、期待して読み始めたが、 そのぶんかえってガッカリ感が強くなったかもしれない。 第1部は教理編。 岩波文庫(思想・宗教)と講談社ブルーバックスを混ぜ合わせたような演説が続く。 ここでは原始仏教だが、大乗の華厳を量子力学になぞらえたり、法相を現代心理学にたとえたり するのはよくある手法で、別に面白くはないが、悪くもない。 第2部は実践編。 ちょっと荒唐無稽で、動機もわからないし、付いていけなかった。 ★を足したのは、文章力は(ところどころ)いいなあと思ったから。 冒頭でてくるおばさんのエプロンの柄とか、おっと思う。 (そこから何も展開はないけれど) しかし、性描写のシーンなどはいただけない。 嫌がる女性を肉体的に抑え込んでしまえば最後は喜んで服従しちゃう、とか いったいどこの安物AVを見過ぎたのか。 教団を、ファンタジーの舞台としてつかいたいのか、それ自体をリアルに 描きたいのかもよくわからない。 言いたいことをストーリーに語らせるのではなく、登場人物がセリフとして 大演説をぶつというのも、あまり好きではない。 こういう小説を求める読者もいるのでしょうが、私には合いませんでした。 | ||||
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アメトークでの絶賛など、その高評価に期待して購入しました。が、まるで参考文献を丸暗記したかのような登場人物の台詞と作者のイデオロギーを伝えたいだけのような都合のいいストーリーに辟易しました。 現政権やネット等、作者が不快に思っている事を全て陰謀論で纏めて批判していますが、この作品の売り方にこそ陰謀を感じます。 | ||||
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評判の一冊とのことで図書館で予約し借りてみましたが第二章の途中でリタイヤしました。 色んな参考文献を盛り込んでて「どう?意味深で深いでしょう」と言われ続けている感じ。 読み進めてもなんか不快感が増すだけでした。 小説というよりどこか哲学書みたいな感じ。 これを絶賛する人とは永久に分かり合えないだろうと思いました。 | ||||
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作者の頭の弱さと社会経験の無さを楽しむための本。 この出来で有料なので注意です。 本で聞きかじった情報を垂れ流す前半、多少物語は動くけども謎の政治的主張と可哀想になるくらい稚拙な性描写がめくるめく後半。 これのプロットがあるなら見てみたいです。 エピソードに繋がりがないので本当にイライラしました。 キャラクターには申し訳程度の個性があるだけで、作者の顔が全く見えない。リアリティーを付けようとする努力を放棄している様。 あくまで作者の意見のスピーカーとしてキャラクターを扱ってます。 こんなクソを垂れ流した作者と、又吉さんのステマに乗ってしまった自分の浅はかさに呆れます。 あと、この本を褒めるにあたってドフトエフスキーを持ち出すのはやめて欲しいです。 これが作者にとってのカラマーゾフの兄弟? 恥を晒すのも度がすぎると笑えません。 みなさん、ちゃんとした本を買いましょう。 これは本当に酷い。 | ||||
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教祖様の言葉を借りれば、「んん......ひどいね」。 芥川賞作家、なんですよ、ね...。 【疑問点と不満 ※ネタバレあり】 ・巻末に参考文献がズラリと列記してあるもののカルト教団についての参考文献が1つもなく、それが多くの低評価レビューの裏付けとなっているのでは? ・現実の宗教団体の維持や運営、信仰者、カルトやインチキ宗教に巻き込まれてしまった人などについて取材をしていないのだろうな、と思わせるリアリズムのなさ。 ・宗教、靖国、世界の貧困問題についての参考文献がほぼ同量だけれど、本来なら、本のタイトルでテーマである宗教についての参考文献が圧倒的に多くなくてはいけないのでは?(本書のテーマが国家右傾化への警鐘や厨2病だったらごめんなさい) ・せっかく量子論や宇宙物理学などの科学的ウンチクをからめて、仏教について松尾に興味深く語らせているのに、ストーリーに何ら影響を与えていない。宗教を隠れ蓑にしたエキセントリックな描写が多すぎて、結局読者を「宗教ってコワーイ」といった無意味な感想に導きかねない。 ・いろんな登場人物のセリフに出て来る「でも」「は?」などの言葉使いが安っぽい印象。 ・教団Xの教義と実態がほとんど描写されていない。なぜ多数の信者が集まる教団になりえたのか、説得力がまるでない。 ・教団Xはなぜマンションまるごとを教団にできたのか?松尾を詐欺に合わせた資金で買ったのか?信者は毎日を何している?教団運営の資金はどうやって作っているのか? そういう細かな描写が一切ないから、公安がマークするような教団としての凄みを全く感じない。 ・松尾の言葉使いが若くて薄っぺらい(作品世界を2010年代だとすると、20歳で徴兵された松尾は確実に85歳以上のはずなのに)。 ・沢渡がアジアで神を感じた経験と、その後立ち上げた教団のあり方につながりが感じられない(教団の活動ポリシーがない)。 ・立花は義兄であり深い仲である高原を、なぜ「高原君」と苗字で呼ぶのか(峰野と間違える!)。 この作品のジャンルが、純文学であろうとエンタメであろうと関係ない。 性描写が多い=けしからん ではなく、 貧弱な性描写でしか教団の内部を描けていない=面白くない のだ。 最後の終わり方は、映画化を狙っていそうな感じ。 ★は、「おお、面白そう!」と思わせる本の装丁に1つ、 「人間は無数の原子が集まっているだけ」という視点を紹介してくれたことに対して1つ。 | ||||
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最新の脳科学と仏教の類似を説いて、仏教スゴイ!と言っているチンケな小説です。そういうのって昔からの仏教スゴイと言っているように見せかけながら実のところ最新の科学を信奉している事に気付かないのか?最近のテレビ番組で、日本は世界でこんなに活躍!だからスゴイ!って言ってる構図と同じです。 登場人物の視点の移動が雑です。主語の人物が時折入れ替わりますが、必要性を感じません。小説家としての怠慢を感じます。あと、カスみたいなカットアップの技法が使われていてムカつきます。 エロい場面を客引きのためにふんだんに使ってます。うぶなガキが密かにエロい気分になるのに丁度良い小説です。 | ||||
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あるカルト団体と国家権力との対立を軸に、多くの人々の運命が絡まり合う著者最大の長篇小説……なのですが、読んだ感想はとにかく「雑」の一言。 まず「教団X」の造形がいい加減を通り越して意味不明です。ろくな教義も思想性も示されず、ひたすらセックスをしていて公安からもマークされている閉鎖的な教団――まずもってこのような組織に入りたがる人間がいるとは思えませんし、言うまでもなく宗教団体の実相からもかけ離れています。そもそもカルト教団を主軸に扱うのに、それに関する参考文献が一冊も挙げられていない(靖国や脳科学に関しては色々参照しているのに)というのがよくわからないわけで、こういう適当な仕事をしてしまうということ自体、作者が宗教に関して不見識であるという以上に、超越的なものに縋らざるを得ない人々に対する想像力を全く持ち合わせていないことが窺えます。 警察描写も酷いもので、公安が自分の権力拡大のためにカルト教団の幹部にテロを実行させるなどという、「相棒」の脚本家も鼻で笑いそうなレベルの陰謀が「国家権力の闇を暴いた」と言わんばかりに得意気に描かれています。もう全編こんな感じで突っ込むのもバカらしくなってきますが、後半の自衛隊機が暴走して中国に向かうくだりなどは流石に笑いを堪えきれませんでした。作者ももう自棄になっていたとしか…… 貧困や多様性、過去の戦争やテロリズムなどアクチュアルなテーマが多数記述されており、作者がドストエフスキー的な「総合小説」のようなものを目指していたことは分かりますが、これはいずれもきわめて表層的な知識の羅列でしかありませんし、また何かしら新しい視点を提供してくれるわけでもありません。高校の教科書を書き写して持論をちょろっと付け加えたレポートみたいな感じです。何の面白みもない。 文章は緩みきっており「女を惹きつける外見」などという陳腐極まりないレトリックが同一の段落で二回も使われていたり、挙句「命が消えたことを、唇の感触で知った」とか、もう何を言っているんだという感じです。 しかしこうしたディティールの甘さ(甘いというレベルではないですが)は、ある程度短い作品であれば作者も気にするはずであり、これはひとえに作品自体の「長さ」「大きさ」に起因している気がしてなりません。結局この作者は長篇向きではない。中村文則の初期作品は好きですが、こういう大仕掛けの小説となると全然ダメなんだなあ、と思った一冊でした。 | ||||
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正直言って、何が言いたいのか、何が伝えたいのかがわかりにくかったです。特にまだ中学生だったりしたら、難しくて性描写もびっくりする方が多いと思います。又吉さんや西加奈子さんが薦めていた分、残念に感じました。 面白いと思った方には申し訳ないです。 | ||||
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内容が全く入ってきませんでした。 性描写が何とも不快でぼくには合いませんでした。 あんなに書く必要があったのか甚だ疑問です。 | ||||
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