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(短編集)

黄昏の旗: 箱庭旅団



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【この小説が収録されている参考書籍】
黄昏(たそがれ)の旗
黄昏(たそがれ)の旗 (PHP文芸文庫)

黄昏の旗: 箱庭旅団の評価: 3.00/5点 レビュー 3件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

箱庭旅団第2弾

結果として『箱庭旅団』には勝てなかったと思う。
シリーズにするには、白馬と少年の存在が薄いのだ。
もっと旅行者(トラベラー)として、縦横無尽に登場して
ほしかった。
連作の証なのか、『箱庭旅団』の「一冊図書館」のマーガレットが
こちらにも登場する。

無理やり序章と終章と作るなら序章は「再び旅立つ友へ」になるし、
終章は「カムパネルラの水筒」になるのだろう。
だから『箱庭旅団』を読まずとも、本作を楽しむことができる。

朱川湊人といえば「ノスタルジー」、「ノスタルジック・ホラー」など
の色合いが強かった作家だが、このシリーズでそのカラーを突き破った
ようだ。
「人間ボート、あるいは水平移動の夜」、「傷心の竜のための無伴奏
バイオリンソナタ」などが顕著だ。

第3弾があるようなので、どう出るのか期待したい。
黄昏(たそがれ)の旗 (PHP文芸文庫)Amazon書評・レビュー:黄昏(たそがれ)の旗 (PHP文芸文庫)より
4569764657

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