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(短編集)
黄昏の旗: 箱庭旅団
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黄昏の旗: 箱庭旅団の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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やさしい、けれど悲しい、そして切なさがバランスよく配置されていて、朱川湊人の作品にはいつも胸をいっぱいにされてきた。 大げさに言うと、身を切られるような思いを幾度となく朱川作品にさせられているのだが、それがよくて買ってきたところもあるのだ。 しかし、この短編集はなにか物足りない。いずれの作品も、私の「期待」を満たすものではなかった。 朱川でなくとも、この程度のものなら書けるのでは? PHPというフィルター(そんなもんがあるのか?)を通すことによって、朱川のテイストが中途半端なものにされてしまったのだろうか? 感情の針が、安全な領域の中だけで触れているような感じがする。刺激のない感触。そう、気の抜けたビール、サイダーと同じような感じ。 ただ、「未来人のビストロ」は、私の知っている(期待している)朱川作品のテイストではないが、「心温まる」という点では秀作であると思う。 「山本一力」的な、生きることへの応援歌のように感じる。 | ||||
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