■スポンサードリンク
(短編集)
せどり男爵数奇譚
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
せどり男爵数奇譚の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
“せどり”(背取、競取)とは、古書業界の用語で、掘り出し物を探しては、安く買ったその本を他の古書店に高く転売することを業とする人を言う。せどり男爵こと笠井菊哉氏が出会う事件の数々。古書の世界に魅入られた人間たちを描くミステリー。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
梶山季之氏の、もっとエロい、派手めの小説のほうが好きです。高校生の時読み漁りました。これは少し地味に感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「ビブリア古書堂」でそそられて購入。 戦前戦後の古書事情などもわかり、それなりに面白いのですが、どうにも主人公の笠井菊哉さんに思いいれできず、一読後、図書館に寄付しました。 古書マニアの気持ちはわかるつもりですが、個人的に肌合いがあわないみたいです。 同じ作者の「赤いダイヤ」「彫辰捕物帳」なども読みましたが、やはり似たような読後感だったので。 ただ、風俗小説や経済小説としての側面は大いに評価されるべきと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大変面白い。 古書の世界を描いた作品としては古典と言っていいかもしれない ただ、梶山氏の作品にはよくあるのだが、梶山氏の思いをいろいろ長々と述べている部分がけっこうある。 この本でも「ホテル」の利用に関して梶山氏の思いがけっこうつづられているのだが、「そりゃいいよ、あんたは売れっ子作家で、金もあるしね」といいたくなることしきり。 少々うざくて何でこんな文章に金払ってんだろう、なんてやっかみ半分思っても見たりする。 面白いのは面白いのだが、その分星2つマイナス。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
完全にビブリア古書堂の影響で読んだ本。 ビブリア古書堂はこの本のオマージュ作品なんじゃないかと思わせる本でした。 特に、ビブリアの中でも笠井が出てくる章は同じような展開でしたからね。 ビブリアで興味を持ってこの本を読むと、一冊丸々笠井の章って感じですかね。 内容はまぁまぁだったんだけど、ビブリアを読んでからこの本を読むと、そんなに読んだ達成感を感じられなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ビブリオマニアの本。 本好きや何か熱中するものがある人には頷ける所が多い。 ただし、最終章「水無月十三・・・」の章は、少しグロテスクでもあるので、できれば読まない方がいいだろう。 この章を読む読まないで、評価は変るだろうし、人によっては吐き気がするかもしれない。 読む場合には「そういった人種もいるのか」と納得するか、自己責任ということで。 とはいえ、この最終章こそが世にいるマニアという人種の感覚を余すことなく伝えうるものであると思う。 ちなみに、新判の帯の「ミステリーの傑作」という広告は、この本を知らない出版編集者の誤りだと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
古書にまつわるうんちくが散りばめられ、 その手のお話好きには楽しめる一冊ですが、 小説としては、やまも落ちもない感じです。 謎解きらしい謎解きもなく、 帯に書かれた「ミステリーの傑作」というのは、完全な誇大広告なので、 その辺りを期待される方は手を出さない方が無難だと思います。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!