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神様からひと言
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神様からひと言の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全177件 141~160 8/9ページ
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主人公の今風の若者、その主人公の左遷の原因になる嫌な上司や、薄っぺらで情報通の当てにならない同僚の相談相手、会社のボス猿や腰ギンチャク管理職達など、会社勤めをしたことのある人には登場するどのキャラクターも容易に知っている人の顔を当てはめることができるのではないでしょうか。また、左遷先の飄々とした上司やちょっと癖のある同僚たちと一緒に、主人公が少しづつ自分の大切なものに気づき、自分らしさを手にいれていくところは読んでいてとても爽快です。 薦められて手に取った本で、軽い題名のわりに分厚い本でびっくりしましたが、読み始めると一気に最後まで読んでしまいました。著者の他の作品も期待できそうなので、是非読んでみたいと思います。 | ||||
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筆者の、愛情をもって人を描く思いがふんだんに盛り込まれている作品だと思います。社内の人物たちにも、彼らをとりまく友人たちにも、そして顧客たちにも、消費者たちにも、それを感じます。その点に、共感を感じて、惹きつけられてるのだと思います。構成、展開自体は、妙味があるかといえば、他の筆者の作品にくらべて、凝ってははいませんが、愛すべき登場人物像に出会えるという意味では、かなりお勧めです。 | ||||
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リストラ要員収容所と恐れられる「お客様相談室」に異動になってしまった主人公。 中には理不尽なクレームをつけてくるお客様もいるのだが、この職場の人たちはクレームを見事に解決していく。その内容は思わず声を出して笑ってしまうほど・・・ ストレスに押しつぶされそうなサラリーマンの皆さん! 是非一度読んでみてください。 きっと元気がでますよ。 | ||||
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異動先での個性的な面々。そのキャラクターが笑えた。 一つ一つの行動がありえないけど、とても面白かった。 長編だが、長さが気にならずに一気に読めるオススメ本です。 読み終わったあと、爽快な気分になりました。 | ||||
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本を読んで、声を出して笑う。 そういう経験のない方に読んで欲しい一冊です。 中盤あたりに主人公たちクレーム処理班とクレーマーとの 対決シーンがあるのですが、 私はそこで思わず大口を開けて笑ってしまいました。 キャラクターの一人一人が生きていること、 笑わせようと力んでいない文章。 そんなとこに惹かれました。 荻原氏の知名度はまだそれほど高くはないかもしれませんが、 これからドカンと、ありそうな方です。 それからこの「神様からひと言」はドラマ化が決定したようですよ! | ||||
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何となくタイトルが胡散臭い感じがしてなかなか手に取れなかったのですが、 「本屋さんオススメのおもしろさ!」という言葉に読み始めました。 面白かったです! 勤め人ならどこかでぶつかる気持ちには、とても共感してしまいました。 「お客様の声は神様のひと言」という社訓とはかけ離れた実態の「珠川食品」。 そのリストラ部署である「お客様相談室」に飛ばされた主人公の奮闘記になりますが、後半はあまりの痛快さに一気読みです! 人それぞれにいる「神様」のひと言によって、ぽんっと背中を押される瞬間が人生の中にはあるはず。 それによって訪れるラストがとても心地よいお話でした。 | ||||
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ごくごく普通の主人公とその周りの環境。 イベントはありますが"特別なこと"は起こらない本です。 この作品には喜怒哀楽を思いっきり引き出されました。 「これが面白い」と言うのは難しい本です。 登場人物のやり取りとか話の流れとかも面白いんですが、 それぞれ一つ一つはやっぱり"普通"のこと。 全部積み重なって、感情をころころと変えさせられる。 その「自分の心の動き」が面白かったです。 元気の出る本です。 本の中には幾つもの元気の出るフレーズがあります。 それが神様からの一言なのかなと思いました。 | ||||
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幼稚すぎてとても最後まで読めませんでした。ロッカー?の腕にタトゥー(パッケージが古!)?ゲロゲロ?(今いうか?)といったおっさん観点の表現があまりにきつ過ぎ!!て皆さんが絶賛されているストーリーのジャッジまでおよびませんでした。ホンワカムードは限りなくリアリティに欠け読者層を意識してしまう作品は気恥ずかしいとしかいいようがありません。今までストイックな作品ばかりよんできた私にとってあま〜い話しすぎて、、、おっさんがこれ書いてると思っただけでダメでした。これがいいって言う人本当かな〜??? | ||||
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そうすると必ず期待を裏切られますけどね。 お客様が神様なんです。Jhonが神様なんです。とにかくいい本なんです。全国の本屋さんがお勧めしてるんです。 俺はおもっくそ笑わせてもらいました。あぁこんなやついるいる、とか、いそうだなこんなやつ、とか、結構リアルに登場人物を頭の中で浮かべられるぐらいキャラの個性が光ります(けして誇張じゃなく)。でもって主人公と自分を照らし合わせて考えるでしょう。俺ってけっこうちっぽけだな… まだこの作者を知らない人、「明日の記憶」の原作者といえばわかるでしょうか? | ||||
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読み終えて「おもしろかった〜」が感想です。 場面の設定がとある食品会社で普通のサラリーマンの話なのですが、よくありそうで、実はほとんど無い、そんなお話です。 とにかく一人一人のキャラクターが最高です。 個性豊かなキャラクターが個性的な行動で物語がテンポ良く進んでいく様は、他の小説では見たことがありません。 何がおもしろかったのか自分でも分からないくらい、普通のサラリーマンのお話なのですが、やっぱりおもしろかったです。 | ||||
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”面白い”という紹介で買いました。面白くもあり、サラリーマンとしては、考えさせられる場面もありで、話の展開にのめり込んでしまいました。 会社という中では、内容が違えども経験したような事がある様な感もあり、それぞれの登場人物が非常に身近に感じさせられます。十人十色の悩みの中で、仕事に向かう勇気がもらえます。 | ||||
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融通の利かない上司や会社、自己中心的な役員達など、会社の設定がリアルで、サラリーマンものを始めて読んだ為か、読み始めは苛々、胃がキリキリする思いだった。 中盤から終盤にかけて、お客様相談室へ左遷された主人公が、前向きに変わっていく様子が好感を持てた。キャラクターもそれぞれ個性的で、是非映画化して欲しいと思った。 文章全体が「玉川食品」の持つイメージのせいなのか、序盤のジメジメした印象を引きずっているためか、やや暗く感じられ、物語のもつコミカルさがうまく伝わらないような気がして、もったいないなぁという感じがした。 | ||||
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「会社とはおでん鍋だ」と主人公涼平の先輩が言う。しょせん狭い鍋の中でぐつぐつ煮詰まっているだけ。牛スジはおでん鍋を出たら使い物にならない、(上司みたいに)こんにゃくは鍋の中では安物だけど、田楽みそになったら堂々のエリート。ちくわぶはよそには行けないかわりに存在感があるから専門職。ちくわは転職可能。じゃがいもは平社員だけど、肉じゃがになったら共同経営者。じゃがバタなら社員が塩とバターだけだとしても押しも押されもしない社長だ。 涼平は飛ばされた先のお客様相談室で、くる日もくる日もクレーム処理に追われている。リストラ寸前候補者の溜まり場にいる社員は変人ばかり。破裂しそうになる涼平がおでん鍋の中で奮闘するさまが物哀しくもあり、面白くもある。おでん鍋をひっかき回して涼平は肉じゃがになれるのか?それともじゃがバタ? 涼平にとっての神様がときどき現れて、進むべき方向へそっと肩を押してくれる。読むと元気が出てきます。特に後半は痛快。頑張れ!サラリーマン! | ||||
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お客様第一主義を掲げる食品会社のお客様センターに左遷され、私生活もズタボロ。そんな主人公が前向きになっていく様がすばらしい。また主人公も周りの人間も暑苦しくなく、ただひたすら自分の人生を歩んでいく様に好感。 読み終わった後に気持ちが軽くなる一冊です。 途中からわかっていたけれど「神様」の意外な正体もけっこうスキかも・・・。 | ||||
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通勤電車の中で読もうと書店で品定め中、店員さんが薦める文庫本のトップという広告で購入した。読み始めると登場人物の会話が絶妙、かつウィットに富んだやりとりに改めて作者の柔軟な文章力に関心させられる。 油断すると読者のふいを突く展開が用意されていてぐいぐいと読まされてしまう場面も、、。 主人公と周りの登場人物が個性的だし会話がおもしろすぎる為か電車内で一人笑ったり吹きだしてしまうこともあり人前で読むのは禁物かもしれない。 | ||||
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サラリーマン物のユーモア小説ということで読んでみた。 ストーリーは割と単純で仕事上の失敗から販売課からお客様相談室に異動させられた主人公の悪戦苦闘の物語である。 お客様相談室のスタッフは社内からのつまはじきものという設定もよくあるパターンである。 並みの小説ならば会社の危機を救ってハッピーエンドとなるところだがそうはならないところが作者の腕前。 会社が2流の会社で経営陣も馬鹿ばかりという設定のためか、お客様相談室の仕事ぶりは誰からも評価されない。 主人公も初めは腐ってしまうが、先輩の篠崎の仕事ぶり(手抜き)とキャにつられて仕事に一生懸命になってしまう姿は妙にリアリティがある。 題名の神様の一言はお客様(神様)のクレーム対応を意味するだけでなないことが後半になって初めてわかる。 最後の結末もさわやかで、楽しんで読める一冊と思う。 | ||||
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やる気のなくなっているサラリーマンに【希望】や【勇気】を忘れずに書かれています。文芸にありがちな難しい表現ではなく、気軽に読めます。しかも、ユーモアも忘れてはいないところで、今困難な状況にある方にお勧めします。 | ||||
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大変躍動感にあふれ、読む者を一気に引きつける展開に脱帽。最後まで楽しく読むことが出来た。読み終わった後の、爽快感は大変心地よく同時に、終わってしまった事に対する名残惜しさのような感覚を覚える程の作品だった。ふと、自分も主人公のような生き方が出来れば、と涙した。 | ||||
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初めて接した荻原作品「誘拐ラプソティー」がいまいちだったため、暫くの間遠ざかっていたのですが、やってくれました。面白いです。読了後すぐにあっちこっちと印象に残ったページを探し感慨に耽る作品に出会ったのは久しぶりでした。主人公のありのままの自分をさらけ出し受け入れる姿(荻原作品共通ですが)にはおおいに共鳴し、不幸の中前向き(なんだろうか?)の姿勢には明日を生きる勇気がもらえます。ただ惜しむらくは彼女とのエピソード。必要無かったのでは、と思うのは私だけでしょうか? | ||||
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会社勤めしてて不条理なストレスを 抱えてる人には、笑えない小説。 何を大切にして生きていくかで 人間の核って実は決まるかもしれない。 何かを犠牲にしてまで 自分にとって守りたいものがある時、 (それが人によって家族だったり、自分自身の生き方だったり、恋人だったりさまざまだと思うけど)人間て、ちゃんと地に足つけて 納得して生きていけるんだろうなって 思わせてくれた一冊。 | ||||
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