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神様からひと言
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神様からひと言の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全177件 121~140 7/9ページ
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とくに優れた内容ではない。 こういう小説がドラマ化されるのはよくわかるんだが。 なんといっても、最後の30ページ程で無理やり収束に持っていってる感じが否めない。 キリストかジョン・レノンのような「神様」も、さほど重要な存在にされてないし(まさかあの程度のセリフが小説の決め手になると?)、姿を消していた会長の登場シーンにしても「ちょっとこれじゃあ・・・」って感じ。 とにかく、最後むりやり終わらせました、って印象なんだよな。 | ||||
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”明日の記憶”で初めて荻原浩を読んだので、これはまた一味違う世界。これが元来の荻原ワールドなのでしょう。 笑った、笑った、通勤電車中におもわず声に出してしまうほど笑っちゃいました。 お客様相談室の面々のキャラが実に愉快で、愛すべき人たち。 室長意外の面々で一致団結してやくざを退治するさまは、伊丹十三映画の”ミンボーの女”のぱくりっぽかったけど。。でも最高のチームワークで痛快!壮快! このメンバーで第2弾も出来そうと思っていたら、あらら。。ちょっと残念。そういう展開ですか。 でも、なんか後味すっきり! もう、俄然荻原ワールドにはまってしまった私です。 読みまくるぞー! | ||||
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主人公の佐倉凉平は、大手広告代理店を上司と喧嘩して退社。中途採用で入社した食品会社でも、あまりにも低レベルな会議にキレて上司と喧嘩して、リストラ対象者の掃きだめ「お客様商談室」に左遷。 サラリーマンなら、1度や2度は、啖呵を切って辞めてやると思った事はあると思います。でも実際には、色々あって辞められないのが、現実です(悲し〜)。せめて、本書で憂さ晴らししましょう!! | ||||
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この小説がTVドラマ化されたのはある意味当然の成り行きでしょう。周りのキャラクターが光っていて主人公を引き立てる。ストーリーを追っていくと、漫画を読んでいるように情景が浮かんでくる。とても読みやすくて、400頁以上ある長編なのに一気に読んでしまいました。 それに食品会社の安全管理というテーマが、時流に合っていますね。まあ現実には、こんな杜撰な企業は無いでしょうが・・・。 ただクライマックスは余りにもドタバタ漫画っぽく、もうちょっと大人が満足できるような現実的な場面展開で、スカっとさせてほしかったですね。ちょっと残念。 | ||||
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サービス業を経験のある方ならクレームに対してのイメージが多少わくかもしれません。私自身も多少は感じたことがありますが、基本うざい・・・。の一言ではないでしょうか。駄目だとわかっていようが誰しもこう思ったことはあるのではないですか?若かりし頃の私もその一人でしたが(笑 そこにある人の想いや、それに対してのクレーム処理のある意味新しい対処を面白く読ませていただけました。 | ||||
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大手広告代理店を暴力事件で辞めた涼平。再就職した先はタマちゃんラーメンで有名な「珠川食品会社」。しかし、ちょっとした暴言により会社のリストラ予備軍とも言われるお客様相談室に人事異動させられる。謝ったり、何事も続けることが出来ない涼平は、果たして続けられるのか!? この本を読むと、サラリーマンのつらさが、学生の自分でも分かった。 出世やクビが恐くて上司に逆らえない社員。 能力が無い上司。 ストレスなど・・・ 今働いている社会人のことをコミカルに書く、これぞ荻原ワールド。 また、謝罪の本質・謝りかたなど、いいお手本も載っているので必見。 WOW WOWでやっている伊藤敦主演ドラマもぜひ見たいところだ。 | ||||
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読み始め、とっつきにくい話かな?と思いつつ、読み進めて いくうちに、ぐっと惹き込まれた。食品会社のお客様相談室配属 という興味ある設定の中、登場人物らがいろんな苦情を見きわめ、 対処していく様子が痛快だった。キャラクターがとても魅力的で、 悪役も含め、漫画かドラマのような映像が、頭に浮かんできて、 描写が冴えていた。ラストは急いでまとめたのか?という感じが しないでもなかったけど、全体的にワクワクするおもしろい本で、 オススメです。 | ||||
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本屋に行ってどの文庫本を買おうか迷っていた時に店員のオススメのコーナーを見るとこの本がありました。 その時はたいして欲しい文庫本が無かったので買って読んでみたのですが、とても面白くて夢中で読んでしまいました! 登場人物一人一人がキャラいい味を出していてとてもよかったと思います! 会社に不満を持っている人はコレを読むとスッキリするかもしれませんw | ||||
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途中で「いけっ!!!」って叫んでしまいました。 萩原浩さんの作品は「噂」「コールドゲーム」に続いて3作目ですが、期待通りの面白さに満足しました。 ストレスだらけの毎日に一服の清涼剤を得た気分です。とにかく爽快。 | ||||
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とても読んでいて面白い作品でした。 一人一人のキャラクターがとてもリアルと言うか、現実味を帯びていて、一人一人の顔が頭に浮かんできそうです。 特に中盤の様々なやり取りは夢中になって読ませて頂きました。 ただ、クライマックスへの展開は少し味気なかったので少し星の方は下げさせて頂きました。 でも、十分読み応えのある小説と思います。 | ||||
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主人公の回想シーンで現れる重要人物である恋人。 魅力的な同僚達に比べて、あまりにも魅力なし。 これは読者の好みかも知れないけど。 すでに書いていらっしゃった方がいましたが、 完全に浮いています。 全体的を通して面白く感動的なストーリーだけに、 ちょっともったいない気がしました。 | ||||
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お客様相談窓口に勤務する立場から言うと従業員数730名規模のメーカーでこのクレーム対応は許されないっしょ、と突っ込みたいところではあるが、リストラ要員収容所であるという設定ならかろうじて許容範囲か。そこさえクリアすれば、なかなか楽しめるサラリーマン小説です。新商品企画会議の様もワンマン取締役のしきる中規模会社にいかにもありそうで笑える。お客様相談室の哀しくも可笑しな生態もカリカチュアされているものの、ところどころミョーに説得力があって苦笑い。これからは私も頭に血が上りそうなときはヘイヘイホーで冷静になれるかもしれない。 | ||||
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終始軽い表現で書かれているので、非常に読みやすくあっという間に読める一冊です。 主人公を中心に巻き起こる様々な事件(?)が面白おかしく書かれており、最後まで楽しく読めました。 ただしクライマックスも同じ調子で終わってしまい、心に響く点が少なかったかな、という印象を持ちました。 「サラリーマンを勇気づける」というよりも「サラリーマンが共感できる」一冊といった感じではないでしょうか。 | ||||
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お客様相談室という名のクレーム処理係に異動になった主人公が,お客様からの様々なクレームに先輩と一緒に対応する話をメインにストーリは展開していきます.理不尽とも言えるいろいろな苦情が来ることは容易に想像がつきますが,それぞれの苦情に対するクレーム処理のノウハウにはなるほどと思うところが多々あります.そして,ストーリは,ドタバタあり,ロマンスありで結構楽しめます.とくにやくざとの立ち回りのところは思わず吹き出してしまうくらいです. また,この作品には,何のために自分はこの会社に勤めているのか,なぜやめないのかといったサラリーマンにありがちですがシリアスな問題を背景に抱えており,読後に妙な余韻が残るのが不思議です. | ||||
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融通の利かない上司や会社、自己中心的な役員達など、会社の設定がとてもリアルです。 お客様相談室へ左遷された主人公が、周りの同僚(ちょっと変わった人たちですが) と前向きに向き合っていく様子が好感を持てた。 | ||||
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大手広告会社をトラブルでやめ、ダメ会社「珠川食品」に中途入社してしまった主人公が、またまた社内トラブルで「お客様相談室」に配属される。彼は、とんでもない上司やユニークな同僚の中で、クレーム処理に対処していくのだが、登場人物一人ひとりの人物像やクレームがいきいきとナマナマしく描写され、物語の展開も上手なので、450ページ近くある本なのに、一気に読み進んでしまう。 構成や展開がやや劇画チックな点が長所でもあり短所でもあるが、ともかくおもしろい。 しかし、私の場合は、他のレビュアーさんの多くが書かれているように「元気がでる」というようなことはなく、むしろ、後半になるに従って「こんなに話を展開させてしまってどう収束させるのだろう」と感じた。そして、最後は、やや散漫に流れていると思った。オススメの本であるだけに、このあたりは少し残念。 | ||||
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優れた小説の条件は何か。その作品が小説でしかできないことをしているということが一つあげられる。映画化された優れた小説はたくさんあるが、映画では小説でしか表現できないことがぬけ落ちてしまい、小説は小説、映画は映画としてみられなけらばならなくなる。 この小説がマンガ化、テレビドラマ化された場合、落っこちてしまうものは何か? 何もない。そもそもマンガであるべきだ。主人公の佐倉凉平、気が強くて姿をくらましてしまう恋人のリンコ、競輪好きだが人情派の篠崎、ロリコンの羽沢、一見頭きれる風だが変な趣味のお坊ちゃまの副社長玉川政彰、90代なのに色気たっぷりの明石町、頑固でこだわりがあるがやはり人情派の光沢、など青年マンガのキャラの類型オンパレード。公園でギターの弾き語りをしている時に現れる正体不明のJohnも古臭いマンガを想起させるし、そのJohnから凉平が励ましを受けるというのも「青春」していて、青臭さを感じる。文字数を費やしてこれらのキャラを描写するよりもマンガにしてしまった方がよほど効率がいいし、デフォルメされたキャラおよび展開が生きるだろう。 経験者にしか書けないと思われるディテールは説得力がある。会社、組織の不条理、理不尽がコミカルに(日本企業の理不尽はそれをネタにして茶化すのが最適だ)描かれている様はリアリティがあり、計算されていると思う。でもナボコフがいうように読書に伴う文字を追うという作業は重労働なのだ、だからその重労働に値するものを小説では読みたい、と思う。ひょっとして著者は最初からテレビドラマ化を狙って書いたのだろうか。それなら納得がいくのだが。 | ||||
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物語の冒頭、晴れ舞台のはずの会議でトラブルを起こした主人公が「お客様相談室」に飛ばされるのですが このセクションにいるリストラ要員の駄目社員ぶりが笑えます。 室長は見栄っ張りの姑息野郎、直属の上司は仕事をさぼることしか考えてない自堕落おやじ、 同僚はロリコンおたくや失語症の体育会系、あとから異動してくる紅一点の美女も何やら訳あり。 主人公と一緒になってうんざりしそうになりますが、この自堕落おやじが教えるクレーム対処法は意外にも合理的でマトモで、 だんだん格好良くすら思えてくるから不思議です。 主人公は恋人に逃げられているのですが、それがなぜだか分からないというのが、物語のもう一つのテーマになっています。 プライドばかり高く、そのくせすべてが中途半端な主人公が少しずつ成長していくうちに それまで見えていなかった彼女の気持ちが分かるようになり、なぜ去っていったのかを理解します。 なるほど、視野が広がるってこんな感じだよねと、ほのぼのした気持ちになりました。 リアリティーがないと言えばないし、号泣したり爆笑するような派手な小説ではありませんが 素直に楽しんで読める物語でした。 心が疲れているときに読むと、ちょっとやる気が湧いてくると思います。 | ||||
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『明日の記憶』が映画化された荻原 浩氏の本。2006年12月にWOWOWでドラマ化されるようです。主人公は伊藤淳史です。ヒロインはエルメスってことはないよね。スポンサーがつきにくそうなこの内容。どうドラマ化されるか楽しみです。 | ||||
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バカな上司のせいで、窓際部署の「お客様相談室」に追いやられてしまった主人公。そこには珍獣のようなオチコボレ社員ばかり。お客のクレームは容赦なし。タチの悪いクレームもしょっちゅう。会社の幹部はそろって無能。 サラリーマン連続ドラマのように、テンポよく愉快に、時に少々シリアスに物語が進む。次はどんな展開なんだろうと、ワクワクしながら読み進めた。颯爽としていた副社長もくわせ者。 また、会社物語を縦軸にしながら、ロックバンド時代の恋人とのすれ違いが細めの横軸になって、物語にふくらみを出している。涼平くんが気に入った。リンコもいいしラーメン屋のおやじもいい。でも、脇役の篠崎さんが物凄くいい。競艇狂いのスーダラなのに、実は熱血漢の一面も持っていたなんて。 | ||||
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