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神様からひと言
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神様からひと言の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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こんな会社で働きたくないですね…本当にあったら怖すぎる。 主人公の、逃げ腰ながらもなんとか壁を乗り越えて行こうとするところに共感が持てた。 自分が本当に大切にしたいものは何か。死にはしない、と思えた時、新しい扉が開くのかもしれない。 | ||||
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「昭和の匂ひ」を強く感じました。オーナー企業、能無しの世襲社長、番頭格の古狸、平目社員(上だけを見ている、という意味です)、大株主、完全に会社側が敗訴するセクハラとパワハラなどなどかつての「映画 社長シリーズ」を思い出しました。 実際のところ現在では「お客様相談室」はほぼアウトソーシングで外部の専門業者に委託されていますので社内で運営されていませんし、クレーム客に現金を渡すことは絶対にあり得ません。もっとも電話で済んでいた時代はナンバーディスプレーと録音で相手を特定できたので今のネット社会よりむしろ平和だったのかも知れません。 「笑いあり涙ありの人情噺」に「(若干古臭い)ギャグ」を効かせて「大どんでん返し」と「ドタバタ」で「希望あるエンディング」という小説としての技法は見事でした。 P・274「外宣車→街宣車」、P・375「貸家と金釘で書く三代目→売り家と唐様で書く三代目」ではないかと思います。 | ||||
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文章は読みやすく、ストーリーも明快。 主人公が短気で直ぐに頭に血が上る性格、そしてタトゥー入れてる。 そんな主人公にあまり共感できず、カタルシスもなかった。 | ||||
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大手広告代理店を辞め、「珠川食品」に再就職した佐倉凉平。入社早々、販売会議でトラブルを起こし、リストラ要員収容所と恐れられる「お客様相談室」へ異動となった。クレーム処理に奔走する凉平。実は、プライベートでも半年前に女に逃げられていた。ハードな日々を生きる彼の奮闘を、神様は見てくれているやいなや…。サラリーマンに元気をくれる傑作長編小説。 | ||||
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読みやすく。テンポも良いのでスラスラと読めました。他の本も読んでみたいです。 | ||||
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…と、重くなりがちのテーマですが、軽快にエンターテイメントとして楽しめました。 お客様相談室でのクレーム対応エピソードは秀逸。…実際にはこんなモンじゃないんだろうなぁ…とも思いますが、こんな「クレーム対応のプロ」がいれば、クレーム拡散で企業大慌て、って事態にも陥らないんじゃない?と軽快な気分で読めました。 | ||||
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新聞の広告を見て、読んでみたくなりました。テンポよい展開が心地いいです。 | ||||
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『神様からひと言』というタイトルに、今の私の思いがリンクして読んでみました。 残念ながら、私の求めていた小説とは違い、非常にマンガチックな内容でした。 一番、納得出来なかったのが、神保が自殺した場面です。 特に彼の人となりや心理状態をクローズアップする事もなく、自殺させてしまった。 どういう経過を辿って、どういう思いの中で死を選択したのかが伝わって来ない。 最終章で、『人の気持ちを大切にし、その繋がりを大切にする事で新たな人生の展開が見えて来る。』 と示唆してるような締め括りだと、私は解釈して爽快感で読み終える事は出来るのですが、 尚更に神保が自殺した場面が不可解に思います。 | ||||
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お客様相談室に異動した主人公とそこで起きる出来事を中心に物語が進んでいきます。 キャラの濃い同僚との深まる絆。最後は副社長の不正を暴いて終わります。 しかし、個人的には新宿中央公園の神様とガールフレンドのリンコはいらなかったと思います。 | ||||
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クレーム処理奮闘が描かれる物語中盤の面白さは中々のものです。 それにしても。。。 '1、明石町の扱いが不自然すぎる。 明石町の対応をお客様相談室でやってる経緯が不明瞭すぎ。 '2、主人公にとっての「神様」ってそれかよ。 そんでその一言にそったラストの行動がそれかよ、と正直がっかり。 また、クレーム処理や部署内の軋轢などがけっこうコミカルに書かれており、そんなに苦しそうでないのも大きなマイナス要素。 正直後半からは楽しそうだったし。 こんな軽薄な内容では全てのサラリーマンの思いを受け止めることはできない。 ということで★3つに止めます。 | ||||
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一般の企業とか、お店、銀行の事情に関しては、友人が沢山いる割には、細かい ところをしらないのですが。 やっぱり苦情処理は、ひとつの肩たたきの手段なんだ、と笑ってしまいました。 苦情処理、クレーマー処理って、大変です。 「あの人、私の背中をじろじろ見るんです。」と言う背中丸出しの女子学生。 「私の胸元を上から覗き込むんです。」とは、ノーブラで出席する女の子。 「あの教官は私が美人なのに私を見てくれません。」とまじめに泣き出す人もいる。 「私を付回す人がいる。」と、相手にしないでいると、本当にストーカーがいた。とても まじめなストーカーが。 作品とは関係ありませんが、これも実話です。 どこの世界にも変な人たちがいて、むしろそちらが正常なのかと勘違いするほど、 笑い話は絶えません。 知っている限りでは、もっと深刻な話には枚挙に暇がありませんが、苦情処理にも 負けずに明るい未来の訪れそうなこの作品。 まあまあですね。70点かな。 | ||||
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「まさかそんな!」という笑いはなく、よくあるようなネタばかりなのだが、 それでも、読んでいてクスッと笑えてしまう。 神様に該当する人物は一言二言話すだけで、 決して箴言や為になる言葉が書かれているわけではないのも、 題名どおりで頷ける。 ただ、そう言った手軽な笑いを前提にしているせいか、 そんなにうまくいくか!と思ってしまう、お気楽な展開で話が進むのも否めない。 また、過労死についても最後の方で取り上げているが、 途中で書き加えることにしたせいか、余りも表面的で、他人事のような話に終始し、 この場面は真面目に書かれているけれども、どこか物足りない。 とはいえ、たとえお気楽なストーリーだとしても、 舞台設定や人物設定についてはきっちりと書かれているため、 仕事疲れの際にまた本を開いて、 気分一新のために再読したくなるような小説とも言えると思う。 | ||||
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若年性アルツハイマー病の「明日の記憶」の作者。 明日の記憶では、広告代理店という職種を本当に臨場感たっぷりで描いたが、今回の神様からひと言では、ラーメンのメーカーのお客様相談室を、よくまあここまで書き込みましたなぁと感心するくらい、掘り下げている。最後の方の、勧善懲悪的な部分は、サラリーマンとしてはスカッとするが、あまり現実味がなく、筒井のどたばたのレベルが低いようなイメージだが、この本の真骨頂は、「クレーム対応のノウハウ」がいたるところにちりばめられている点。 私など、本当に毎日が、お客様とのやり取りで、たまに感動し、たまに怒り、たまに憤りを感じ…の繰り返しだが、私のような職種の人間が読むと、「ああ今度はこんな対応をしてみよう」というテクニックが色々と書かれている。 これに触れるだけでも、読んでよかったと思われる本。 結局、お客様という立場の人に、心から人間として通じてお詫びするというのは、無理なのだろう。結局サラリーマンという立場をいかに演じるか…、なおかつその演技をお客様に本音では感じさせても、表面上は暗黙の了解で分かりあうふりをする…。 | ||||
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小説として誇張された面はあるが、この作品に書かれている 会議の様子や、派閥・保身などの姿は、サラリーマンなら 誰しも共感できる部分があるのではないだろうか。 主人公が「お客様相談室」へ異動させられ、クレーム処理に 奔走する様子は非常に面白く読めた。 特に恐喝に来たヤクザ者への対応などは痛快である。 「お客様相談室」の先輩である篠崎のキャラクターも、うまく 書けている。 ただ、ラストが物足りない。 サラリーマンとして奮闘する主人公の姿が面白かった分だけ、 もう少し頑張って欲しかったという思いが残った。 | ||||
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会社の体制に向いてない主人公が徐々に変わっていきます。 「お客様の声は、神様のひと言」がキーワード。 序盤の会議の場面は重々しいですが… 頭を下げることって どういうことか 仕事以外の場面でも改めて省みることができます。 | ||||
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サラリーマンへのエール小説です。 主人公がハードな状況を自分らしく乗り越えようとする話です。 「リストラ要員の強制収容所」、お客様相談室のメンバーの仕事ぶりは、仕事内容への興味もあって、楽しく読めました。 古い体質の会社、自分の身だけが可愛い上司にうんざりしながらも、(後ろ向きだけど)パワフルに、商品の仕様を勘違いしている消費者・話相手がほしいおばあさん・因縁をつけてお金をゆすりとろうとするやつ・小金が欲しいやくざなどを相手に仕事をこなします。謝罪のプロもいるんです。 だけど一方で、いくら古い体質とはいえ、今の時代でこの設定はないんじゃないの?と考えます。 グローバル化が進んだこともあり、いまの会社は常に競争にさらされているので、「言われたことをやっていればいい」とか、「専務にすりよってるだけ」とか、「爪磨きにいそしむ」とか、そういう人が課長やら部長やらになれる時代はとうの昔に終わっているように思います。 「会社はおでん鍋」の例えもどうもしっくりこなかったです。 サラリーマン小説としてはそのあたりは重要なところだと思うので、読んでいて違和感がありました。でも業界によるのだろうか? 物語としては、文体は明るく楽しく、気持ちよく読めました。 | ||||
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広告代理店から食品会社に販促担当で転職。でもすぐに苦情処理担当へと左遷させられてします。会社にはばかばかしいことがはびこり、毎日いつ辞めようかと考えてしまう主人公。 自分のことを考えてみると、理由はいろいろだけど、仕事をやめたくなることは多々ある。そんな時大事なのでは、いやになってもいいし、ふてくされてもいいけれど、とりあえず続けることなのだと思った。そうしていれば、周りが変わるかもしれない。自分の気持ちが変わるかもしれない。絶好調が続くはずはない。だからなにがあっても、とりあえず続けてみることなのだろう。 | ||||
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ラーメン会社の相談係にまわされた主人公涼平の奮闘を描いたストーリー。 競艇バカの主任の篠崎に教えられながら、成長してゆき、自分と会社のあり方、自分と社会のあり方を、見つめなおしてゆくという作品です。(でいいのかな?) いつものことながらユーモアが効いていて、これがこの作者と作品の魅力だと思います。 ただ難点を挙げれば、オチが意外に普通で、なんとな〜く収束していく感じが、 どの作品も似ていて、ちょっと飽きたかも? | ||||
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荻原浩、「僕たちの戦争」に続く2作品目。前作がイマイチだったので期待して読んだだけにちょっと残念。 レビューワの皆さんが絶賛するほど面白いとは思えなかった。キャラが立っているというのもやり過ぎな感じ=幼稚な感じがするし、話もそれほどドラマチックに展開されるワケでもない。リアリティがあるようでない、笑いがあるようでない(滑っている)、そんな感じ。 奥田英朗あたりと読み比べると作家の力量の違いが歴然。好きな人にはハマれるんでしょうけど・・・。 | ||||
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主人公の回想シーンで現れる重要人物である恋人。 魅力的な同僚達に比べて、あまりにも魅力なし。 これは読者の好みかも知れないけど。 すでに書いていらっしゃった方がいましたが、 完全に浮いています。 全体的を通して面白く感動的なストーリーだけに、 ちょっともったいない気がしました。 | ||||
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