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ナオミとカナコ
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ナオミとカナコの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全160件 21~40 2/8ページ
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TVドラマも良くできていて、DV夫の醜悪さ、耐えるしかないカナコの哀しみ、助けようと必死になるナオミの焦りが上手く表現されていたが、先に原作を読んでいたのでまさに「手に汗握る」としか言えない、息も出来ないほどの興奮を味あうことが出来た。ラストは全く本から目を上げることが出来ない。 | ||||
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DVからの旦那殺しって、そんなに軽いもんじゃないだろうって批判もあるようですが、私は素直にエンタメ小説として楽しめました。映像化しやすい作品だなぁと思いながら読んでいたのですが、以前、フジテレビでドラマ化もされたようですね。TVドラマより映画化の方が向いている気もします。 | ||||
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相変わらずハズレなしです、この作家さんは本当にすごい。テンポよく、文章が平易で、とても読みやすい。 色々ツッコミどころはあるし、主人公2人の女性はそんなに好きにならなかったけど、星五つで問題なし! 印象的なのは中国人。 生きることはすなわち「生存競争」。アケミさんの言葉が面白かった。 | ||||
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応援する気持ちと緊張感を持って、一気に読み終わりました。久しぶりに、映画を見た後のような読後感を感じました。 | ||||
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ナオミとカナコが、暴力をふるうカナコの夫を完全犯罪で殺害する物語。 主人公2人に、すっかり感情移入してしまい、穴だらけで綱渡りな展開に終始ハラハラさせられた。読んでいて苦しい気持ちが続くのを早く終わらしたくて、一気に読破してしまった。 | ||||
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けどずーーーーーっとおもしろい。 なかなかずっとハラハラして読み進められた。最高でした。 | ||||
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ハラハラドキドキしながら一気に読みました。すごく面白かったです。 | ||||
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オクダワールドに駄作なし!その中で、本作を傑作中の傑作と絶賛するファンもいる程 です。日常が非日常になり、どんどんストーリーに惹き込まれてしまう。 | ||||
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奥田英朗の本は確かに面白いですが、ずっと覚えている、心に残る刺さる内容ではないという印象です。(イン・ザ・プールと空中ブランコくらい。ずっと覚えているのは。) ですがこれは最初から終わりまでドキドキハラハラで割と心に残る作品でした。 中国人が良い味を出している。 中国人が家族を大事にしているのは知っていましたが、他人に対してもお世話になった人には律儀で義理堅い所があるんだなー、と意外でした。 この助け合いがなかったら殺された旦那の妹ばかりが前面に出てきて読むのが嫌になっていたかも。(もちろん殺人はダメですがどうしても主人公たちに感情移入してしまう。) ドラマは妹役の吉田羊が目立ちすぎてる、と聞いたので観なくて良かった。 | ||||
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引き込まれる描写は秀逸でした。面白くてあっというまに読み切ってしまいました。 | ||||
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文章が非常に読みやすく、状況が分かりやすい。登場人物が必要最小限なので、途中で誰が誰だかわからなくなるようなこともありませんでした。ストーリーやキャラクターもよく練られていて面白かったです。最初から最後までスリリングなので、少しも退屈しませんでした。ハラハラドキドキして非常に楽しく読めました。 | ||||
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奥田英朗さんの本はほとんど読んでいますが、これはベスト3に入るくらい面白かったです。 | ||||
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読み始めたらやめられなくなって一気に読破しました 俯瞰してみれば隙間だらけの完全犯罪なのですが若い女性二人がわき目もふらずに突き進むところに日常起こっている犯罪の心理があります いやなものつらい出来事から逃げ出したくて消したくて選んだ道の先には何があるのか読者にははっきり見えてくる描き方が上手いと思います | ||||
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初レビュー。 本のレビューは書かない派だったけど、書かずにはいられないとゆうのか、何かしら外に吐き出さないと耐えられない読後感。 ナオミの章の前半は特に何も思わず、むしろ退屈だなぁとか先が長いなぁ、とか思ってたけどとんでもなかった。 ナオミの章の後半から動悸と脇汗(ガチで)が止まらんかった。ボリュームのある本だけどそこからは一気に読んでしまった… とゆうより、早く読み終えて安心したかった。映画だと2時間で終わるけど本だから自分が頑張って読むしかなくて、もーしんどかった笑 約4時間半、ひたすらページを進めてました。 賛否両論あるようですが、映画ならアクション、乗り物ならジェットコースターに例えられるような一作だと思います。 普段、のほほんとした話ばかり読んでるからこの動悸はしんどいわ。 | ||||
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本作には陽子という本来なら主人公に相応しいキャラを持った殺人被害者の妹が登場します。彼女は兄の失踪に不信感を抱きほとんど孤軍奮闘で殺人の真実ににじり寄り、じりじりと犯人を追い詰めます。もし彼女が主人公なら刑事コロンボの様な作品になっていたはずです。陽子は知性と粘り強さと普通に共感できる穏当な感情の持ち主ですが、価値観の倒錯した本作中では犯人目線により、蛇のようにしつこい無遠慮でけたたましい敵役として描写されているためつい犯人側に肩入れしてしまいます。 一方ナオミとカナコの両主人公たちは殺人が意外にハードルの低いものであることを教えてくれます。血の滲むほどの葛藤もなく精神のバランスを保ったまま殺害を決意し、どこかハイキングのような死体遺棄のための下準備を済ませたらすぐにカジュアルな殺人計画を実行します。事に及んだ後もインテリアを買い換えたり温泉旅行に行ったりと呑気で、また殺人の露呈から高飛びまでの決意も軽やかです。 作中には良いプラン(=殺人計画)を思いついたことで後に引くのが勿体無いような気になる犯人の心理も描かれています。もちろんフィクションの小説ではありますが、このような専門家によらない計画殺人に見る動機と取り返しのつかない結果との乖離、加害者の被害者意識などは実際のニュースとか見てても割とこんな感じでしょと作者が言っているようでもあります。 | ||||
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図書館で手にとって読み始めたら止まらなくなって、借りて帰りました(amazonではなくすみません。。。) 奥田作品でも女性が主人公の作品は過去にもありましたが、これはコメディではなく、DVや中国人社会など、社会派な要素も含まれていてしっかりと読ませてくれます。 女性が主人公であまりハードなのは怖いだけで「可愛げがない」作品になってしまうのですが、そこは奥田英朗、ちゃんと20代女性の可愛らしさも演出されていてエンタメとして完成されています。 自分は女性が主人公の作品はべったりしてあまり好きになれないのですが、奥田英朗らしくさっぱりとした描写でどんどん読み進められます。 女二人の完全犯罪。とはいえ、素人だし、ずっと「普通」に社会を生きてきた普通の女性だから、犯行後は本人たちが計画前には気がつかなかった穴があちこちにあり、その綻びから彼女たちがどんどん追い詰められていくのが面白い。 書評に「犯罪が穴だらけでつまらない」と書いている人もいますが… この作品は「女の強さ」と「犯罪素人」の同居が面白いのであって、クールな完全犯罪が好きなら昔の推理小説を読めばいいのではないでしょうか… 彼の作品はコミカルなものもエッセイ的なものも、ハードボイルドっぽい作品や社会派のような硬いものもどちらも結構読んでいる方です。 どの作品も、主人公の年齢や性別、バックグラウンドに乗り移ったかのような心理描写をするのに、「奥田英朗」らしいエンタメ性があり楽しめます。 この「ナオミとカナコ」は奥田作品の面白さのエッセンスをたくさん詰め込んだ作品だと思います。 おすすめ! | ||||
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親友と共謀して、DVの夫を殺すという単純な話だけれど、意外に面白いです。最後まで、文字通り一気に読みました。 思うに、サイドストーリーや登場する各人物の造型と描写がことのほか充実しているからでしょう。そこはこの著者の文章力というか、作家としての力量ですよね。 テレビドラマにもなった『オリンピックの身代金』など、この著者の作品にはハズレがない。もっと読んでみようと思います。 | ||||
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題名からして単なる少女趣味の作品かと思いきや、どうしてどうして段々引き込まれていった。「カナコとナオミ」でなく「ナオミとカナコ」だから面白かったのだ。バレそうなことがバレずにいつまでもつのか、というハラハラ感がたまらない。中国人のしたたかさと中国民族の包容力に対する期待感と感謝の気持ちが芽生えた。 | ||||
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ドラマも見てました。こちらも凄く良かったです。迫力満点です。 | ||||
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他の方も仰っていますが、指摘のしどころは随所にあったのですが、そう言ったことはさておきで、とにかく一気に読みました。 ハラハラして、何か新しい展開が起こるたびに、心臓が止まりそうでした。 奥田英朗さんの、最悪、邪魔、無理、もかつて一気に読んだことがありますが、今回は特に私自身が主人公に近い年齢のため、特別に感情移入したかもしれません。怖くて泣きそうでした。 ネタバレになるので、本当はもっと書きたいけれどやめておきます。 真面目に生きようと思いました。 | ||||
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