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霊の棲む島 エリカ&パトリック事件簿



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【この小説が収録されている参考書籍】
霊の棲む島 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)

霊の棲む島 エリカ&パトリック事件簿の評価: 2.71/5点 レビュー 7件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(2pt)

シーズン通しての感想

1~7まで全部読みましたが、半分くらいから飛ばし読みするようになってしまった・・・
最初はブリジット・ジョーンズ+ミステリー、舞台は北欧、ミステリー部分もそれなりだし、読んで面白いから
続きも読んできたのですが。
全てがパターン化してしまっています。
この安心感が売りなのか?

それにしても最初はあまり殺人事件など起こらない小さな地方都市の警察だから・・・・と
大目に見てたけど、今作でも被害者の携帯、パソコンのチェック忘れなど、パトリックの警官としての質を
疑わずにいられない。
ちょっと人気が出て無理やり続けるために登場人物にあれこれ多大なドラマを起こして回を重ねていく
アメリカのドラマのようになってきてしまい、そのドラマ担当のエリカの妹アンナが不幸のてんこ盛りで
いくら作家の手によるキャラクターだとしても、不憫。(DV夫との決着があれって・・・・しかも直接の
描写がないから一冊抜かしたかと思った)

そして他の方も書いているように、今作における島の過去の挿話が無意味で、最初からネタはあれと察しもつくので
嫌な後味しかない。
このシリーズはとにかくDVと児童虐待の過去を持つキャラクターが多すぎ。
その暗さを補うためか、エリカとパトリックの幸せカップルの日常やコメディ担当の署長の描写にも
重きを置いているのだろうけど、バランスが悪く読んでいて楽しめない。

結構北欧ミステリーを読んできているけど、このシリーズには失望しました。
ミステリーにもっと重点を置いたらよかったのに・・・
女性向きミステリーとの評価もあるけど、う~ん、私はどうしてもエリカが好きになれませんでした。
前作、前々作での認知症の人への無遠慮さとか、友人の望みに反して言ってはいけない相手に脅迫状のことを
ばらしてしまううかつさとか、作者は話を進めるためにわざとエリカにそういった行動を取らせているけど、
作家としてはあまりの鈍さに苛立ちます。
作者自身がダメにしてしまったキャラクターで残念。もっと大人っぽく描いて欲しかったなぁ・・・
この先はもう読まないと思います。アンナが立ち直ってくれますように。
霊の棲む島 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:霊の棲む島 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)より
4087606937
No.6:
(2pt)

うーん

誰が犯人か?一応それが気になるので、最後まで読めるのでしょう。ただの人々の物語であったら、途中でやめていたかもしれません。
レックバリ3冊目くらいから、この書き方(何冊か読めばわかるけど、パターン化してる)がイライラしてきて、もっとうまく書けよ〜〜と言いたくなります。だいたいミステリー本筋と関係ない話が入っているのも毎度のことで、まぁエリカ本人の話は仕方ないとしても、他の人でも結局何だったのか、ミスリードにしては面白くない、みたいなのも損した気分になります。
訳もよくない。
彼女は彼女の手を広げ、彼女の心を〜〜〜みたいな感じで英語で言うところの所有格を全て直訳しているような感があります。それがまたしつこいし、無機質。原文はサクサク言い切りの形で進む、とどこかに書いてありましたが、訳すなら工夫がいるでしょう。
霊の棲む島 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:霊の棲む島 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)より
4087606937
No.5:
(1pt)

ダラダラ感が加速し 段々読むのが面倒になった。

ダラダラとシリーズを読んでいるが 毎回質が落ちている感じが否めない。以前から指摘した事だが「ミステリー」ではないのだ。ダラダラしたSOAP OPERAに犯罪が絡むだけだ。現実の警察官なら徹底的にマニュアル化した捜査方法(EUなら共通)を取るし自分の国だけでは解決不能になりそうな場合、パソコン1つで解決できる事をしない。また犯罪被害者について いつも描写が適当だ。今時摘出した弾丸の旋条痕をチェックするのに丸々一週間以上?指紋調べるのに一週間以上?勿体つけて文章の嵩上げをするから飛ばし読みするしかない。エリカ姉妹とかの記載はバッサリと不要だと思う。ついでに言えば無能署長の私生活も本筋と関係ない。相変わらずの馬鹿だが 今回は「人間の」アーンスト並の馬鹿だった。
本の中のイタリック体の過去の事象が有効に作用する場合もあるが 今回は徹底的に不要。100年以上前から続くバタードチャイルドの負の連鎖を 現在に持ち込む必要性を感じない。
タイトルでもある「悪霊の住む島」だが、幽霊も何一つ現世に作用も影響もない。言い様によっては殴られすぎた被害者のストレス性の妄想や幻覚にしか思えない。せめて「騒霊」ならいいのに。
ズルズル&ダラダラした小説だが 毎回着実にネタ切れになっている。今回は続編に続くであろうネタもはっきりしない。
恐らく この続きは「エリカの妹が更に不幸になる」「メルバリ書長が早期退職か懲戒解雇処分になる」「LESBIANS夫婦の片割れが出て行く」かだろうな。さっさとメルバリを追い出して新しい署長を据え、しっかりした同僚とハウスキーパーをエリカが雇用し、本筋と無関係の水増し子育て部分を全部すっきりとカットすれば普通レベルの本になる。
ちなみに購入価格はAMAZON.Comの古書価格「14円」で新品同様であった。初版印刷部数水増しの不良在庫品か 中のチラシ類まで全て完品だった。世界中で売れている?とは全く思えない。
霊の棲む島 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:霊の棲む島 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)より
4087606937
No.4:
(3pt)

シリーズは全部読んでいるけれど

だんだん質が下がっている感じですね。 ミステリーとしても?というところがあります。 人間関係が描かれてるミステリーって好きなんだけど、 描き方が問題。 主人公に不幸は起こるけれど、決定的な不幸じゃない。 妹の方は不幸が続くな~~。 この辺の都合のよさが鼻につく感じになってきました。 次作はどうしようかな~~。
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4087606937
No.3:
(3pt)

いまいちでした。

期待したほどではありませんでした。シリーズ前作を読んでいないので交通事故の経緯がわかりませんでした。何度か読みかえさなければなりませんでした。
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4087606937
No.2:
(4pt)

シリーズの中では秀作です。

主人公二人があまり全面に出てこなくて好印象です。特にエリカはいつもうざいのですが、今作では比較的大人しくて良かったです。まあ、前作終盤で二人とも事故、病気に見舞われてますからあまり元気がないのも納得です。伏線となっているかのようなサブプロットが結局本筋からは外れて肩透かしをされたように感じましたが全体的には楽しめました。ミステリーとしては疑問も残りますが、エンターテイメントしては佳作だと思います。
霊の棲む島 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:霊の棲む島 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)より
4087606937
No.1:
(4pt)

丁寧な記述と納得の展開でジワリと迫る、濃密なストーリ

翻訳文が分かりやすく、また、それぞれのシーンを短く区切りながら、じわり、ゆっくりとストーリーが展開されていくため、展開をしっかりと理解しながら、ストーリーを堪能することができました。
従来作品と同様、登場人物の相関図が付けられており、話の内容がさらに飲み込み易くなっています。
 
捜査の状況が非常に丁寧に描かれており、事実の解明に至る過程や、その結果について、合理的で、納得性が高いと思います。主人公の人間模様も含めた記述に多くのページが充てられていますが、ストーリーの展開やクライマックスに巧く関連づけられていますので、冗長さを感じることはなく、良かったと思います。
 
事件の動機となる人間関係についても、深く書かれています。ストーリの軸となる事件、悲劇が何故、どのようにおこったか、ミステリの面白さを決める重要な部分だと思いますが、本作品は、夫婦間のDVを背景とした、この事件の動機について、非常に説得力が高いです。
 
事件の顛末について、安易な救いは用意されていませんが、このことが、むしろ作品の仕上がりを良い意味で固いものにしていると感じました
霊の棲む島 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:霊の棲む島 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)より
4087606937

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