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黒冷水
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黒冷水の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全85件 21~40 2/5ページ
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兄弟がどんどん仲悪くなっていく話 スクラップアンドビルドの後に読みましたが、スクラップアンドビルドの方が救いのある話です。 どちらも超主観的な青年、モラトリアムな話。 気持ちの良い話では無いですが、最後の方は笑えます。 私は筆者と同年代なので、小説にでてくるような青年として、初めて共感を得たというか、実物大だなぁというような気がしました。 | ||||
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兄弟喧嘩の話でしたが、それはやりすぎだろ~という描写もあって意外とえぐかったです。 展開もスラスラしており、読みやすい文章でした。 結末にびっくりしました。救われる終わりだな~と思わせといて一変、やきもきさせられる終わりでした。 とても面白かったです。 | ||||
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面白かった。スピード感がすごく、部屋を漁る弟とそれに復讐する兄という単純な話なのに読む手が止まりませんでした。 最後のどんでん返し?もノンフィクションのような現実味を帯びて余計に不気味に。 とにかく面白かった。作家をよくテレビで見ていましたが、キャラクターからは想像つかない良い意味で裏切られました | ||||
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本当におもしろかった! 久しぶりにこんな面白い本読んだなってかんじ。 一気に読みたくなる。 | ||||
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面白かったです。 次の展開がどうなるのか一気に読みました。 我が家にも3歳違いの兄弟がいるので、興味深かったです。 17歳でこれだけ書けるのかと、羨ましくもなりました。 ただ、そこは若さ故か、親のスタンスがわからず、私としては母親の立場から、イライラしました。 羽田さんの作品はこれが初めてなので、芥川賞作品も含め、オトナになってからの作品も読みたいと思います。 どうな風に成長なさったか楽しみです。 | ||||
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後味悪いだとか読んでいて引くような行為の描写も羽田さんの力量だとおもう。 面白く読めました。 ブラックユーモアが面白いとおもう人にはいい本だとおもう。 笑っちゃったら罪悪感もあるというか。 松尾スズキを思い出す。 メタモルフォシスを中学生に読んでほしいとか言ってた某作家がいたが、文の平易さからなのだろうか。 ただこれを中学生や高校生ならどう思うのか知りたいところだ。 羽田作品は何でも屋と言われるくらい設定が幅広いが、根本は一緒。 中学生は走ルの方がいいと思う。 | ||||
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4時間程で読了しました。 読みやすく、情景が浮かびやすかったです。 最後にまさかの展開もあり、驚きました。 成る程だから、作り話だけど、作り話っぽいお話なんだなと思った。 | ||||
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17歳の時に書いた作品としては、すごいと思います。 ただ、両親を含め、大人の描き方はいびつというか、偏っているなぁと思いました。 まぁしかし、17歳の時の作品。 年頃の男の子からはああ見えてるんだろうなと思えば、納得できます。 これを読む前は、ほかにもいくつか読んでみようと思っていましたが、 こういうテイストが続くなら、私にはこの一作で十分かな。 と思いました。 | ||||
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芥川賞受賞をきっかけに読んでみました。 一気に読んでしまいました。面白かった! 兄への憎悪に取りつかれた醜悪な弟と理性ある兄、と思いきや 後半に進むにつれ、実は兄の方が壊れてる、と感じて怖くなりました。 この世に確かなものなんてないのかもと感じさせられる暗い怖さです。 クラスのオタクが黒板の前で自慰を強要される場面に一番嫌悪感を感じました。 中2にして売人という青野のキャラや最後の事件などはあまり現実感を感じませんでしたが、 冷静で緻密な感情表現と観察眼の鋭さがこの作家の素晴らしさですね! うちにも2歳違いの中学生兄弟がいますが、読ませたいか、というと うーん、読ませたくないかなあ。。。 | ||||
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おもしろかったです。 このあとこの兄弟はどうなるんだろう?とハラハラさせられました。 これはノンフィクション?フィクション?17歳にしてこの小説をかけるなんてすごいです。 あんな感情の持ち方や表現力は17歳にしてはすごいです。 場面が兄と、弟の主観で切り替わります。 主役が二人みたいな…。 そんな小説あまり読んだことないのでおもしろかったです。 他の作品もぜひ読んでみたいです。 | ||||
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気味が悪く、後味も悪い小説でした。 正気の黒冷水湧き出し辺りから、読むのが嫌になりました。 こんな話を読んで何か影響される人がいるのかもしれないと思うと怖くなります。 どっちもどっちの下らない兄弟喧嘩の本です。 | ||||
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私には兄弟がいないので 共感 というものは持てませんでした。 しかし、“黒冷水”とこの作品との対照で、現実は すべては当人が造り出す妄想と理想と推測でなりたっていると語るようにに感じました。 また、最後の一行で 人間の奥底の感情が見えます。 これはフィクションに思えない自分がいます。 | ||||
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私はあまり小説を読まないのですが、これは面白い。 3日程ですべて読み切ってしまいました。 オススメです。 | ||||
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兄弟のお互いの悪口のたれながしをえんえんと聞かされてうんざりです。 よくもまあこれだけ書けたものだ。 けど読まされる方はたまったものじゃないです。 | ||||
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気持ち悪い・怖い・えぐい の3拍子揃った作品だと感じました。 こういう文章は、17歳だからこそ描けたのではないでしょうか。まさに等身大だと思います。 あっという間に読んでしまいました。 | ||||
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兄貴と弟。陰湿な争い。 自分にも年が近い弟がいるからよくわかる。 常に身近にいる存在であるが故に、クラスメートなんぞよりも何倍もライバル心を燃やし、母親には少しでも気に入られようと甘え、時には殺意さえ芽生える。 さすがにここまで残酷な攻撃はしないしされないけども、心情は大いに共感。兄が弟に嫉妬する気持ち、弟が兄に嫉妬する気持ち。よおく書けている。天才。 500円玉のくだりは鳥肌がたった。 クライマックスの弟も、嫌。 | ||||
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年の近い兄弟姉妹を持っている人なら、似たようなことは何度かあるはず。この作品はそれをグロテスクに展開させています。 その異常さが面白いけど、こういった経験がない人には異常さだけしか残らないんじゃないかなぁと思います。 | ||||
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2作目のほうを最初に読んだのですが、デビュー作を読んでびっくり! 2作目のほうが実力的には上がっているし、批評家ウケも良さそうなのだが、この作品では変態的な観察眼がギラギラしていて、異端な作家だという印象を持った。 一般ウケは良さそうですね、こっちのほうが。 | ||||
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図書館から借りて読んだのですが、とってもおもしろかったです♪最初は弟が兄の部屋をあさっているところから始まるのですが、一気に話に引き込まれてしまいました。中盤になってくると、兄は部屋に色々罠を仕掛けるのですが弟が少しかわいそうでした。(←特に怪我をしたところ)そして意外だったのが、終わりです。私としては、完の所で終わって欲しかったなぁ…。 | ||||
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一般的な読書人とプロの書き手なんかは、この作品の面白く読み、評価するでしょう。 でも中途半端に「純文学」をかじってしまっているような高慢ちきで馬鹿な読書人なんかは、単なるエンターテイメント作品だと言って批判するかもしれない。 当時17歳だった作者による今作には、確かに拙い表現も所々ある。しかし「観察」だけで最後まで続く異様な作品世界はまぎれもなく「純文学」で、その上で「エンターテイメント」という難しい課題を両立している。 エンタメ色を自在に出せる純文学作家は沢山いそうだが意外と少なく、村上龍、山田詠美、阿部和重くらいだろうか。この路線で、専業で頑張ってほしい。 | ||||
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