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絶叫
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絶叫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全114件 81~100 5/6ページ
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2015年版このミス第11位。同書でランキング作品解説の西山心太氏は「デビュー作『ロスト・ケア』に続いて二作連続ランクインは快挙である」と記しておられるが、それにしては、もっとベストテン上位へ食い込んでしかるべき作品に思われる。私家版このミスでランクすれば『闇に香る嘘』『虚ろな十字架』と並んでベストスリーですね。 声が聞こえる。 あなたの名前を呼ぶ、声が。 ――陽子、 第1部冒頭の書き出し部分だ。以下、主人公視点のパートがなぜこのように二人称で語られているのか、に思いを巡らせながら、多少の違和感を抱きつつ読み進めていくことになる。 その「あなた」と呼びかけている人物は、終盤になって登場する「私」だけではない。そう、一人ではない。というよりも、半生を追うごとに複数の「私」が存在する。作者のまたその一人であり、読者も「あなた」に含まれる。だからこそ「鈴木陽子」などという平凡きわまりない名前が効力を発揮する。 こういう作者の企みにはまっていくことが読書の醍醐味でもあるのです。 P.S. 主人公の出身地だけをなぜ「Q県」と特定しなかったのか。これも「作者の企み」の一環なのでしょうか? | ||||
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なかなか単行本は購入しないのですが、 レビューを読んで読みたくてたまらなくなりました。 評判通り読み始めたら止まらないぐいぐいと引き込まれます。 平凡な一人の女性の壮絶な転落人生を描いただけでなく、今の社会のグレーな部分にまで 深く切り込まれています。 「あなた」と語られている文体が気になっていたのですが、 物語の中にそうだったのかと思わせる伏線も張り巡らせてあり 最後の最後まで気を抜けない作品でした。 ミステリーとしてとても読み応えがありましたが、 架空の物語として捉えるだけでなく、現代の闇の部分についても 考えさせられ薄ら寒くなりました。 これぞ読書の醍醐味と思わせてくれる 圧巻のミステリー作品だと思います。 こちらを読み終わった今、何を読んだら満足できる のでしょうか? | ||||
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平凡な主人公の女が親に愛されなかったばかりに、愛されることを渇望し、ろくでもない男たちに引っ掛かり転落していく。 悲惨で重苦しい内容は闇金ウシジマくんを八年ほど前に初めて読んだときのことを思い出した。 「ギャングース」に出てくるような現代的で生々しい犯罪の手口や現代日本の貧困も描かれている。 終盤、それまで受け身で振り回されていたばかりの主人公の女が超然として、「諦めるのも自由、戦うのも自由」と悟ったような心境になる。 そこから一気に読ませる。伏線も過去⇔現在といくつか散りばめられ、読み直すこと必至。 ラストは虚無感と爽快感が一体になったような感覚。凄い作品。 | ||||
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死体となって発見された鈴木陽子の転落人生を、「あなたは~」という二人称で語られていく。 前作もそうだが、この作者は文章・描写が上手いので、どんどん引き込まれていく。 彼女の人生部分はかなり重いので、疲れるのだが、現在の警察捜査活動のパートが間に 入るので、読み続けやすい構成になっている。 結末まで、加速をつけて盛り上がっていき、最後にはなぜ二人称で語られているのかも 判明する。 この主人公が特別ではなく、誰しもふとしたことから、犯罪へと突き進んでいく怖さを 感じてしまう。 「OUT」に匹敵する傑作です。 | ||||
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生活保護ビジネスの収入は一人あたり月十万円、ここから経費を引いてビジネスとしてなり立たせる。見方を替えてアル中のホームレスを保護したとする。放っておくと保護費を酒とパチンコで遣ってしまう可能性が高い。行政が住まいを保証し、アル中のケアをし自立支援までするととても保護費では賄えない(だからこそ路頭に放置されている)そう考えると生活保護ビジネスの下に置かれるのは住と食(足りるとは言えないが)が保証されるのは公園でその日暮らしをするよりマシでないか。 貧困ビジネス全般に通じる事情である。貧困ビジネスが実質的に行政の代行をしている、といえば昔のヤクザの言い分に似るがそこに一分の理が無くもない。貧困ビジネスは撲滅すべきものだが、貧困ビジネスの食い物にされる対象者の状況がかえって悪化するなら、ただ撲滅すれば良いというものでもないだろう。 | ||||
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あっ。。って声が出るラストでした! 読み返さずにはいられません! | ||||
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「このミステリーがすごい!」や「週刊文春ミステリーベスト10」にランクインされなかったら、おそらく知らなかった作家だが、ランクインされただけでは買わない。やはり本屋に行って手に取り、全体の印象を見て、冒頭から暫く読んでみる。そうすると、稀にこれは読まねばという思いが生じる場合がある。本書がまさにそれだが、調べてみると葉真中顕は2014年版の「このミス」に「ロスト・ケア」で10位に選ばれているが、この時はカスリもしなかったので、いやはや縁とは不思議なものだ。 中年の鈴木陽子と思われる死体が、アパートの一室で飼い猫に一部食べられた痕跡の中で発見される。壮絶な死だが、彼女の生立ちから順々に語られていく過程は、淡々とした文章ながらこれが読ませる。先が読めない興味がそうさせるのだろう。 別の章では刑事・奥貫綾乃が現在の視点で陽子の軌跡を追っていく。やがて彼女と結婚した男性は一人を除いて、全て亡くなっている事が判ってくる。それとは別に殺人事件が発生するが、これも陽子に収斂していく。 このプロットが見事で、ラスト近くなってくると、それが冴えわたってくる。行方不明になっていた父親まで不意に登場して、あわやと思わせるが、ここも読ませどころである。 丁寧な運びはさすが書き下ろし作品で、驚異の女流作家の誕生かと思いきや、調べると男性なので、女性の機微や生理に長けすぎだと感心させられる。特に、精液が太腿に垂れてくる描写は実体験でないと書けないと思うのだが・・・。文庫化になる「ロスト・ケア」は手触りとか、冒頭を読むことなく、即買いだ。 余談:帰国子女を、長い間、女性の事だと思っていたが、子女は子供の総称で、子が息子、女が娘の事だとは知らなかった。良家の子女の場合は女なのに、本当に日本語は難しい。だから奥貫綾乃の旦那の事を、帰国子女だと書かれた箇所は、パニクった。 | ||||
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世の中のほとんどの人が、ごく普通に生きて、ごく平凡に人生を送り、ごく普通の幸福と不幸を体験していく。 この小説の“鈴木陽子”も本来は、そういうごく普通の人生を送ってもおかしくはなかったはず。 そこが、この小説が描く恐ろしさだと思う。 彼女が堕ちていく様は、どんな人間にも、とくに女性にはおこりうることだと思う。 自己評価の低い女性は、優しい言葉に引かれて、安易にそれを求める傾向があるのは事実で、しかしだからといって、それが転落のトリガーになるとは限らない。 “鈴木陽子”は基本的に善良な人間で、意図的に誰かを陥れたり、破滅させたり、貶めたりはしていない。 しかし、彼女は貶められ、ぞんざいに扱われ、利用され、搾取されていく。 なぜ、彼女はそうなってしまったのか。 部分的に、彼女と同じ体験を持つ女性は、実際現実に多く存在する。 だからこそ、この小説が描いているものは恐ろしい。 他の書評には、終わった後のやりきれなさを書いておられる方もいらっしゃるが、私はある意味ハッピーエンドなのだろうと感じた。 そこに残されたのは荒廃した世界、修羅の道だとしても、ある意味、すべてから解放されたとして、それをどう受けとるかですべては変わる。 読み終わった後、しばらくいろいろ考えてしまう、そんな1冊だった。 | ||||
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読み始めは、一人の人生を振り返るという構成は、過去にも似たような名作があったな、という印象。 しかし、鈴木陽子が必死に足掻きながら人生を歩むさまが、今の社会問題と絡めて巧みに書かれています。更に、弟の幽霊の存在が、鈴木陽子という女性の心理や思考を実によく際立たせ、物語にどんどん惹き込まれていきます。 そして何より冒頭からの謎、それがどう決着がつくのか、最大の焦点だったと思いますが、ラストに全てが結びつき、まさに世界が反転します。本書はミステリーと人間ドラマが融合した傑作だと思います。 | ||||
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現実にありえる問題を絵描いています。 人物の書き方も普段からよく人間の行動心理を分析しているような納得のいくもので、 犯行トリックも再現が可能に思えるほどしっかりしていました。 破綻や無理のある設定はありません。 取り扱いテーマもタイムリーでしょう。 「あなた」の人生を読み解いていく形のストーリーと婦警の調査のストーリーが交差するように進み、 先の展開が気になるつくりをしていて飽きずにサクサク読むことができるでしょう。 「あなた」は昭和生まれで、同じ年代の読者は共感できる場面があって面白いかもしれません。 雰囲気は、これは悪い表現ですが、「嫌われ松子の一生」がミステリになって暗くて犯罪も起こって人生に抗う、 みたいな雰囲気を想像してもらえば近いですね。 愛情に飢え、梯子をはずされた女性という点では類似点があります。そういうのが好きなら楽しめると思います。 感想としては、 事件の真相に気がついた婦警が犯人に尊敬の念を抱くあたり、 作者は「犯人のような生き方をするのも仕方がないくらいこの世界は酷い。」と、そう思っているように感じました。 そういう世界なので、不安になったり、虚無感を感じたりするでしょう。 逆に開き直ってどのような手段をとっても生きたり幸せになるべき。なぜならこの社会がそれを要求したのだから。そういう考えを持つかもしれません。 この作品は、前を向いたり元気にさせたりする結果はありません。ただひたすら現実的な世界を描写しています。こういう世界もあるのだという、レポートのようです。 | ||||
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一気読み!これ面白い! ミステリーとしての妙。 人物描写で引き込む技術。 ストーリーとして無理のない緻密な構成。 時代背景とマッチさせた主人公の生き様。 上手だなー、面白いなー。 いろんな要素が詰まっている凝縮な一冊。 新鋭の作家とは言えない。もうすでに職人である。 次作が見逃せない。ファンになりました! | ||||
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都会のマンションの1室で、死後猫に食い荒らされ、腐敗した無残な死体が発見される。住人の名は鈴木陽子。彼女の身に一体何があったのか。同じころ、NPO法人の代表が惨殺死体で発見される。2つの事件がつながり始めたとき、とんでもないことが次々と明るみにでる。 鈴木陽子の幼少からの生い立ちと、警察が追う事件の経過、真相が同時進行で進んでいく。彼女がたどる凄惨な人生と犯罪が結びつき、驚愕の結末へ。 どこか遠い国の話でもなく、ごく平凡に見える家庭に生まれた鈴木陽子という女性が、何か変わった突飛な発想の持ち主というわけでもない。だが、この本を読んで、この現在の日本でも、足元の下にはすぐ地獄が待ち受けているということを誰もが気づかされるだろう。 読み終えて、彼女の何がいけなかったのか、どの決断が間違えだったのか、そして、誰が加害者で誰が被害者だったのか、いろいろ考えたが、結論なんか出ない。 文章は読みやすく、簡潔で、余計な部分が一切ないのが良い。 アマゾンやエベレストの冒険談やFBIやロシアのスパイの話で、違う世界を楽しむ読書と違い、すぐそこで起きているような現実に即した話で感じる恐ろしさは、一味違う身の毛もよだつものだった しかし、読み終わって(楽しい読書だったとは言えないが)意外に読後感は悪くない、非常に衝撃的な作品だった。 | ||||
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他のかたのレビューにあったように、あっという間に読み終えました。 同じ女性として主人公の生き方に恐怖を感じます。こんな風にはなりたくない、と思いながら嫌悪感だけではないなにかが残るのはなぜでしょうか。 幸せは人それぞれというけれど、不幸の尺度は想像力のおよばないところにあるようです。 | ||||
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知らない作者だったが、Amzonの「Kindleセレクト25」でたまたま発見、レビュー内容を読んですぐダウンロードし、一日で読了。 謎解きのプロセスや巧妙なプロットというよりはむしろ、堕ちていく(が、どこにでもいそうな)主人公・陽子がどこまで行ってしまうのかを見届けたくてkindleをスワイプする手が止まらない。口アングリレベルの仕掛けがある訳ではないが、読者の期待・予想を少しずつ少しずつ上回りながら引っ張っていく筆力に身を委ねる快感。 結末の予想?冷静に読んでいたらわかるかも、とは読後は思ったが、真意・仕掛けを忖度する前に読み終わってしまったのが実感。 勢いで同じ作者の「ロスト・ケア」も読んでなかなか面白かったが、インパクト・エンタテインメント度ではこちらのほうが完成度が高いと思った。 読んで損無し。 | ||||
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まだ途中ですが、読んでいくうちに引き込まれてしまいます。仕事の合間を見て、完読します。 | ||||
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結果が先にあって、過去から現在に戻ってくるという物語、 最後の結末まで読み終えずにはいられない、 物語は、死んでしまった「あなた」と1人の女刑事、またどういう意味があるのかよくわからない人物が交互に交錯しながら進んで行きます、 そこには1人の女の、自分ではどうしようもない現実がこれでもかと綴られます、 平凡で地味などこにでもいる女、誰でもが落ちてしまう可能性のある落とし穴、 落ちながらもやがて立ち上がり、ラストの絶叫まで、読み手を一気に運んでしまいます、 壮絶な人生、でも可能性は誰にでもあります、現代の落とし穴はどこにでも空いている、そんな気分になりました。 | ||||
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現代の社会の問題に深く切り込み 広く問題を提起し 読み応えがありました。 | ||||
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中田有里さんが帯にメッセージを寄せておられたので、 自分にとっては全く初めての作家さんでしたが、購入。 冒頭から、引き込まれました。楽しく引き込まれた訳ではなくて、覗いたら最後、見たくないし、恐ろしいのに席を立てない映画館に座ってしまったみたい。 人生一歩踏み外したら、こうなったらいやだ、そんなことにだけはなりたくないなあ…。 誰もが、生きる上でそんな恐怖を抱えながらも、ふわっとオブラートに包んで 直接苦さを味わうことは避けている訳ですが、 そこを突いてくるんです、徹底的に。 社会背景、風俗という縦糸、横糸をきちんと張ったところに登場人物を鮮やかに刺繍していく、やや強引ながら丁寧な力技については、 他のレビュアーの皆さまのおっしゃる通りの素晴らしさです。 最後の最後、物語にどう収拾をつけるのか心配になりかけたのですが… ラストは少し泣きたくなってしまいました。 情けない、罪深く無力な主人公に、作者がこういう愛を注いだのか、と。 不条理さの中で生き抜く強さの称揚という目線で考えると、 大好きだったOUT を超えたかもしれないです。 | ||||
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1973年生まれの主人公の幼少期から、その変死体が発見される(2014年)までが二人称で語られる。 それが「あなたは」という文体で進んでいくので、少し違和感があるのだけれど、その為に自分が主人公になった気がしてくるのが、妙だ。 また、その主人公は、壮絶な人生を送る。 そして、その悲惨な運命はあらかじめ決められていたかのように、そこから抜け出すことが出来ず、 そうやって深みに嵌っていく状況を、読者に追体験させるというところに、その二人称の文体が効果的と感じた。 孤独死・囲い屋・ブラック企業・保険金詐欺・性風俗店など、今の社会の闇を映し出すストーリー自体が面白い。 そこに「他人の不幸は蜜の味」と感じる自分に自己嫌悪を感じつつも、さらに関心が呼び起こされてしまう。 文体も含め、散らばった謎は回収され、オチもしっかりと用意されているので、モヤモヤも少なく、読後感が良い。 久しぶりに読んでよかったと思った作品。 あえて言うならば、 この変死体の謎を追う女性警察官のバックグラウンドをもう少し描いて欲しかった。 メインの軸を引き立たせる役割としてはとても機能しているのだけれど、彼女のパーソナリティの部分に、少し腑に落ちないところが残る。 | ||||
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ワーキングプア、保険営業、風俗、強姦、暴力、生活保護不正受給など、いわゆる社会の闇に落ちていく一人の女性の生き様を描いた物語。 物語は、鈴木陽子という女性の生き様とマンションの不審死を捜査する女性刑事の視点から描かれていく。 いかにして一人の平凡な女性が社会の闇に落ちていくのか、その過程が丁寧に描かれていて素晴らかった。決して特別なことを望んでいたわけではないのに、ただ平凡な幸せを望んでいただけだったのに、と考えるとこの生き地獄は切なかった。 個人的には、鈴木陽子とその母の関係が特に印象的だった。「もし○○をしていれば」というifを心の中にずっと抱えて生きている母、貧しい国と比較して幸せを実感する母、娘が立派にやっていることを悔しく思う母。母とのぎくしゃくした関係が続く娘は何を考えたのか。 最終的には犯罪行為にまで手を伸ばした陽子。その衝撃な生き様には不安や怒り、恐怖、悲しみなど様々な感情が入り混じっており、最後まで目が離せなかった。 | ||||
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