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未必のマクベス



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未必のマクベスの評価: 3.76/5点 レビュー 97件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.76pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全97件 21~40 2/5ページ
No.77:
(5pt)

大人の小説

正確な言葉の選択と文章の展開の巧みさに強い感銘を受けました。よく抑制されたリアルな描写は読む者を小説世界に没頭させます。読後感も清涼かつ濃厚で、作品中繰り返し出てくるキューバリブレのごとし。この作家の小説を残さず読み尽くすべし。
未必のマクベス (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:未必のマクベス (ハヤカワ文庫JA)より
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No.76:
(3pt)

青春の角川映画

良くも悪くも80年代の角川映画のような物語。
旅が好き、外国の雰囲気が好きなら読んでいて心地よい描写がたくさんある。読書することによって旅をしているような気分になり、異国の地をあてもなく彷徨っているようで非常に楽しい。

反面、ミステリやハードボイルド小説としては物足りないし、恋愛小説として捉えるなら中途半端に感じる。
主人公の目的が当初、私が予想したものとは全く違ったこともあるだろうが、胸踊るような活劇を期待していると肩透かしを喰らうだろう。

結果として個人的には楽しめる小説だったが、半分〜2/3くらいの文章量(厚さ)であればもう一つくらいは星が増えたかもしれない、という結論も付け加えておく。
未必のマクベス (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:未必のマクベス (ハヤカワ文庫JA)より
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No.75:
(4pt)

面白いが共感できない

朝日新聞の書評での紹介があまりにもすばらしく、普段はこんな本買わないのだが(笑)←ハヤカワ文庫、思わず買ってしまいました。
一言で言うと、私はこのタイプはダメ。でも面白いことは面白い。究極の恋愛小説的に読めば感動するのかもしれない。

とにかく人が簡単に死にすぎるし殺しすぎる。その部分が全くリアリティが感じられないし共感もできず、なんか宇宙人が出てくるSFみたいな感じになってしまう。あとマクベスのストーリーを追いかけるような形で物語も展開するのだが、全くいらないと思う。あのマクベスで人が殺されたり殺したりされるのをなぞれは、そうなるのはわかるのだが、普通の社会ではそんなことは滅多に起ころない。まず自分が殺されそうだからと、相手を殺しにはいかない。普通警察に乗り込むだろう。

あと会社の中で人がどんどん死んだり失踪したら、警察が動くだろう。そんなこと全くすっ飛ばして話が進むのでなんかしらけぎみ。高校時代の初恋の人とまた出会ったと言う場面でも、相手は身を守るために名前も変えて顔も整形して…。顔の変わった初恋の人と会うってどうよ(笑)。性転換まではしていないが、やはりなんか変だと思うよ。そしてその人を守るために自分が死ぬんだけど、それもどうなの…。

面白いので(笑)、一気に読んでしまうのだが、自分の価値観とか普段の生活とは全く相容れないストーリーなので、これは評価できないなぁ…。なんかとても勿体無い気がする。もう少し普通に書けば、とても面白いエンタメだったろうに。

東南アジアとかによく旅行行っている人が読めば、現地の様子や食事なども出てきて楽しいのではと思われます。
未必のマクベス (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:未必のマクベス (ハヤカワ文庫JA)より
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No.74:
(5pt)

初恋

初恋を想い続ける心。東南アジアで仕事をした過去も思い出され厚みのある本だったが、一気に読み終えた。ぜひ、作者の他の著作も読んでみたい。
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No.73:
(3pt)

20年ぶり

作者は20年以上ぶりの新作とのこと。驚いた。
あれだけ長い話なら、もっと結末を書いてくれても良いのになぁ〜と思った。
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No.72:
(1pt)

期待外れ

評判良く、書店でも店員さんお薦めのポップがあったので買ってみたが、自分にはお金と時間の無駄だった。荒唐無稽で、なんで一介の会社員が???という展開。リアリティがないのはいいとしても、小説世界に入り込めず、義務感のみで読了。高評価のレビューを改めて読んで、価値観は色々だと思った
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No.71:
(2pt)

だらだら長い

だらだら長くて最後まで読めなかった。
長さを楽しめるほど文章もストーリーも面白いわけではない。
この内容だったら長さ半分にしてよ。
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No.70:
(5pt)

面白かった

先の展開を予測しながら進める小説で
予測通りだったりそうではなかったり。
とにかく読むストーリーの情景がとても思い浮かぶ小説でした。
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No.69:
(5pt)

辛口レビューを横目に見ながら

マクベスをなぞらえた悲劇、もしくは恋愛群像劇
洒脱で軽やかな文体、緻密な構成と歯切れの良いセリフ、くどくは残らないものの確かな読み応え。個人的にとても気に入った小説です。運命に抗った事もまた運命の筋書きにあったのか、自由意志を行使した事がマクベスをなぞらえる結果になってしまったのか。
作品の展開だけを摘んで本作が月並みであると言い放つ、自称読書家の方々のような偏った読み方はしたくないものです。
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No.68:
(1pt)

40代の男性には良さがわからなかった

登場人物たちが人を殺める理由についていけませんでした。恋愛小説なのか犯罪小説なのかどちらなのか、(読解力が不足しているせいか)わかりづらく、読み進めるのがややつらかったです。
主人公の恋愛はある意味成就したのだと思うのですが、犯罪の方の謎解きはよくわかりませんでした。
マクベスの新解釈が目的だとすれば、小生の知識が足りないものと反省します。
もう少し、いろいろな要素を整理していただけるとよかったかなと思います。
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No.67:
(5pt)

これは究極な愛のかたちを描いたものである

至高の恋。淡く、儚く、切ない恋。
ただ1つ間違いなく言えることは、そこには確かに恋があった。どこまでも愛していた。
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No.66:
(4pt)

釈然としない読後感。しかし面白い部分はとても面白い。

企業サスペンス+ノワール+今風の恋愛小説といった感じの小説。
序盤、ちょっともたもた〜いきなり面白くなり疾走感を楽しむ〜終盤で失速という印象。
読んでいて橘玲、馳星周、村上春樹と何人かの作家の文章を想起する…。
(馳星周と村上春樹のマリアージュなんて信じられますか?でも私はそう感じました。)
そして読後感は何か気持ち悪いというか釈然としない。主人公が何を考えているのかが今ひとつ分からないとか女性の登場人物はあんなにいらないだろうとかあのラストはないだろうとか、いろいろ釈然としない。この作者の力量があればもっとずっと完成度の高い作品に仕上げられたんじゃないだろうか?
でも面白い部分はかなり面白い。次の長編が出たら間違いなく購入するだろう。
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No.65:
(5pt)

映画化熱望

評価のわかれる作品ほど、ハマった時の感動は大きいと思います。
非日常と日常の混沌としたこの作品の世界に、わたしは深くハマってしまいました。
ハードボイルドでもあり恋愛モノでもあり、どれにも当てはまるようで、実は当てはまらない。長いですが一気に読ませる力のある本です。評価がわかれる理由も読めばわかります。
読んだ後の感動は少ないかもしれませんが、世界観に浸る心地良さは格別です。
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No.64:
(5pt)

本は大変綺麗でした

使用感は殆ど無く、綺麗でした。包装もしっかりしていました。送付も迅速でした。
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No.63:
(5pt)

自分には分からず

(分からなかったので、星の数は評価と関係ありません。1でも5でもなし)

最近、フリー・ペーパーの「シティ・リビング」の読書特集で紹介していたので読んでみた。
解説で、文芸評論家(と書いてある)の北上次郎氏が「傑作」「究極の初恋小説」だと誉めている。
そういえば、恋愛プラス冒険だから、北上氏の好みなのだろう。
(余談だが、北上さんはシェイクスピアを読んだことがないそうで、驚いた。面白いのに)
そういう小説だから、村上春樹風に少し気どっていて、浮世離れしているのはいい。
しかし話がさっぱり頭に入ってこないのには参った。
誉めている人もいるので、合う合わないがあることを、あらためて確認した次第。
フレーバーとして、少し数学が出てくるのは気に入った。
未必のマクベス (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:未必のマクベス (ハヤカワ文庫JA)より
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No.62:
(4pt)

マクベスとは何か

上質な小説。「王は旅に出る」というシェイクスピアの戯曲がモチーフになっている。といってシェイクスピアを知らなくても十分に楽しめる名作である。著者は寡作な作家であることが惜しい。もっとも寡作だからこそ書けたのかもしれない、と感じた。
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No.61:
(1pt)

趣味の悪いジョーク?

僕は本書をすごく楽しみにしていた。表紙の写真が素敵だ。香港をはじめアジアが大好きだ。解説で北上次郎が絶賛している。これは読まないわけにはいかない! と思って手に取ったのに…。残念ながら、最後まで心が通わない話し相手のような本だった。

ケーキにキムチをのせて食べたり、刺身をハチミツにつけて食べたりしたら、こんなげんなりした気分になるかもしれない。と、変な例えばかりしているが、とにかく終始一貫して何とも言えない気持ち悪さを感じていた、ということが言いたいのである。

村上春樹の文体に似ている、という指摘がある。確かに村上春樹も気取った文章を書くけど、少なくとも村上春樹を読むと、僕は「カッコつけちゃって」と反発しながら「でもこんな文章が書けたらいいなあ」と憧れる部分がある。それが本書にはなかった。本物と偽物の違い、というようなことを思った。

本書を映画化するなら、主演には有名な元野球選手の息子で、マネキンみたいな顔をした某タレントがよいのではないか。彼ならきっとこの主人公にピッタリだ。と言いたくなるぐらい、趣味の悪いジョークのような小説である。北上次郎の書評はもう信じない。
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No.60:
(3pt)

半分は美味しい! 半分は惜しい!

前半は申し分ない、おもしろい、、、と思いつつその調子で期待するのは、意外な展開で「そうか!こうきたか・・・」だったのが、あれれ?そういう展開なん? と、とても残念な思いで、それだったらこうなるのかな???と、そうならないことを期待したのだが、、、結局この作家はこの程度、、、でした。
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No.59:
(4pt)

悪くない、非常に悪くないよ

帯の北上次郎さんの言葉に乗せられて読んでみたけど、悪くない。
比べるものじゃないけど「虐殺器官」のように
不思議といつまでも印象に残る作品かもしれな、とか思った。
それって素晴らしいことだよね。
未必のマクベス (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:未必のマクベス (ハヤカワ文庫JA)より
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No.58:
(1pt)

そもそも殺す必要ある?

ストーリーが意味不明。殺す理由も死ぬ理由も意味分からん。レビュー評価高いのなんでやろ。これもわけわからん。
未必のマクベス (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:未必のマクベス (ハヤカワ文庫JA)より
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