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未必のマクベス
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未必のマクベスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全97件 1~20 1/5ページ
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個人的にははまらずダメでした。どこ行ってもキューバリブレの飲みすぎでそれで嫌になりました。 高木とのやりとりも現実離れしすぎて現実離れしすぎ。 | ||||
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東アジアを良く旅行した方なら妙に引き込まれること間違いなし。現実を忘れて一気に読ませる不思議な魅力やのある本でした。後半のストーリーの展開が少し強引なのが残念。 | ||||
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この夏、仕事でホーチミンとバンコクを訪れた後、またこの本を手に取りページをめくりました。3度目です。ストーリーは分かっていながらも、訪れたばかりの街の情景を思い出しながら、心地よい文章に浸れます。 | ||||
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出版社の紹介文には「異色の犯罪小説にして、痛切なる恋愛小説」と、また北上次郎氏は書評で「経済小説であり、犯罪小説であり、ハードボイルド小説であり、恋愛小説でもある」と表現された。なるほど北上氏の仰るように、この小説はひとつのジャンルに押し込もうとしない方が良いだろう。型にハマりきらない様々な魅力にあふれた小説なのだ。だから本書の魅力は読む人によって様々な顔を持つ。ちなみに私の心を捉えたのはハードボイルドな恋愛小説だというところ。ある書店員さんはPOPに「本の形をしたラブレター」と表現されたという。まさにそのとおり。出版社はそれを「痛切なる恋愛小説」と表現したが、それは違う。ここに描かれたのは確かに悲恋かもしれないが、その悲しい結末にもかかわらず主人公・中井優一は幸福感に満たされているのだ。命をかけるに値する思慕の情。それは密やかであっても深く熱い。そして優一を慕う二人の女性。優一を思い続ける人生は、哀しくはあっても幸福感に満ちているはずだ。良いものを読ませていただきました。私の中で『テロリストのパラソル』(藤原伊織:著)、『天国への階段』(白川道:著)に並ぶハードボイルドな恋愛小説となった。 | ||||
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途中まですらすら読める。行ったことないけれど、東南アジアの描写もいい。タイで商談がうまくいった主人公が、社内の権力闘争にまきこまれて出世ルートから外れ、海外子会社の代表になるという展開も現実であり得そうな話だなあと思う。その後に「会社がお前を殺そうとしている」「じゃ俺が逆に上役を殺そう」という中盤から???となる。企業って、人を直接的にそんなに殺すんすかね。冒頭のリアリティのある物語からの、途中からのファンタジー冒険談が、急な飛躍に感じてしまったかなあ。ジュンクドウさんが大々的に平積みにして売っていたけれど、そんなに良い小説かしら。 | ||||
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好評なレビューが多いため,読んでみた. しかし,私にはサスペンスの内容(ICカード?暗号化方式?)を理解できなかった. 最後の30頁の主人公の思考についても同様だった. 私なら,やるべきことを成し遂げて,さらに命の危険があるのであれば,早めに逃げ出すと思うのだが... おそらく,私の理解不足の影響が大きいと思うので,☆3とした. | ||||
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書店のPOPが激推しだったので思わず買ってしまったが、期待ハズレ感にびっくり。 ハードボイルドって今までわざわざあまり読むことはしてなかったですが、要するに、キザでカッコつけたセリフを振り撒きつつ、女性や清掃員は適当な脇役にしつつ簡単に人を殺すジャンル、ってことなんでしょうかね? 事件の中心的な事実も、そんな理由でわさわざ人殺してく?他に現実的な選択肢あるのでは?と思ってしまうあたりで入り込めないですし。。 登場人物それぞれが吐くいちいち周りくどくてキザなセリフを理解するのに一瞬頭を使うのが煩わしかったです。 恋愛小説としても、気持ちの機微がそれほど描かれているわけでもなく、感情移入しづらいですし。。。 何人かの方が書いてましたが、途中まで読んだら、ここで止めるのもナンなので最後まで一応読んだ、というのが正直な感想です。 で、どなたかが書いてましたが、上の年代の男性向けなんだろうな、と。 今の時代、本屋の店頭でわざわざ激推ししてたら、その書店のカラーも疑われないのかしら、とちょっと心配になりました。 | ||||
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映画『八甲田山』で、将兵達が酷寒の八甲田山を彷徨う合間に幻影の様に映し出される「爽やかな少年時代の夏の思い出」をふと連想してしまいました。映像化されたら、主人公が蒸し暑い香港で彷徨う合間に映し出される「日本の高校時代の冬の思い出」って事になるのかな。(季節的には真逆だけれど) 読んでる間はそうでもないのに、読後になんだか変にあと引く不思議な小説でした。 | ||||
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書店ですごい評価されてたので、買いました。 正直、なんでこんな評価高いのだろうって思うくらい微妙な作品でした。 最初から中盤くらいまで中々展開がなく、つまらなくて、サラッと読み過ぎて、終盤が???とか納得いかない場面もあったり、そういう私の読書力の無さが悪いのかもしれませんが。(ページ数もあるので、中盤まで行ったら戻る気にもなれず) とりあえず王の感じの無さ、人殺すの簡単過ぎるとこetc…色々面白くなりそうな部分が自分にとっては全く引っかかりませんでした。 誰かのレビューで村上春樹の劣化版みたいな評価してるのを見かけましたが、すごく納得してしまいました。 | ||||
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これはいい小説です。青春モノでありビジネスモノでありミステリーであり、読み終えたら不思議な感覚になります。 | ||||
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文庫版が書店で山積みになっていたので手に取った。「これほど素晴らしい小説はそうあるものではない」という帯にもひかれた。アマゾンでのレビューもいい。ということで読んでみたけれどなぜこれほど高評価なのか自分にはわからなかった。雑に言えば村上春樹になりきれなかったみたいな小説。主人公のキャラクターやモチベーションがまったく見えない。エコノミークラスで自分のお気に入りカクテルを頼む痛いサラリーマン。40に届こうかというのに高校時代の彼女でもなかった女に執着しているような男。でありながらいちいちかっこつけて話すハードボイルドかぶれ。出世にも結婚にも他人にも興味ない人間が、ホテルで客引きしていた女性の占いを真に受けて突如人を殺し始める。もちろんその間にさまざまな謎や敵が出てくるが、無理がありすぎるうえに主人公以外のキャラクターも発する言葉以上の奥行きが無くて像を結ばず、経済小説としても恋愛小説としてもハードボイルドとしてもサスペンスとしても中途半端に思えた。鮮やかなどんでん返しはいくつか仕組まれていて構成自体はよく練られたものだろう。文体と人物造形がどうしても受けつけなかった。合う人は高評価なのでしょう。 | ||||
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本屋で立ち読みして買うことを決めた本。 あっという間に読めてしまった。 | ||||
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情景描写なのにサスペンスが漂い続ける筆致。芳醇なウィスキーのように味わい酔うことができる作品。1点減点の理由は、バイオレンスの説得力不足。 | ||||
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読み始めてすぐおもしろくなってきたなと思ったのだが、中盤展開が遅いと言うか、自分は読んでいておもしろく感じなかった。 しばらく読み進めるも、これは自分には合わないタイプの作品なんだなと思い始める。 そう思った作品は最後まで読んでも、面白かった。とはならないのだが、この作品は違った。 レビュータイトルに『最後まで読んで良かった』と書いたが、本心は結末を知らないまま『途中で読むのを止めなくて良かった』の方があっているかも知れない。 心地よい読後感が残る、作品です。 | ||||
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商社に勤める「あぶない刑事」と村上春樹の作品を足して割ったような作品だった。 ハードボイルドなんだろうけど、上の世代が考えるカッコ良さなんだろうなという感想だ。 むしろ中二病を感じさえした。 セリフなどがキザで話に没頭しにくかった。 | ||||
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著者は一橋大卒だし、ビジネスについての知識は豊富なのだろう。商社で働きアジアを飛び回る様子だったり、幽霊子会社の社長になる描写には説得力があった。一方で、煮え切らない性格なのに女性にモテたりちょっとナルシストなところがあるのが村上春樹的で、ここはあまり好きになれなかった。 ストーリーの筋はよかったし、エリートの仕事が垣間見れるという点ではよかったが、前述の村上春樹的なところが自分にとっては微妙だった。総合的には面白かった。 | ||||
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分厚いし、冒頭読んでちょっと難しいかも…?と心配になったけど、どんどんどんどん引き込まれる。 佇まいもかっこいいし、人に勧めたくなる笑 | ||||
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序盤〜中盤にかけて、お洒落で粋なビジネスマン的な描写が多すぎてイライラ。。 秘書や清掃業者を、上から目線で小馬鹿にしているように感じて不快! イケイケのリーマンとそれを取り巻くサポート役の女達(主人公に好意的)。 外国のファンシーなレストランでのお食事。 主人公の執着心のなさ。。 この構図、、このモヤッとする感じ、、、島耕作かよ! 作者は島耕作ファンなのかな? もう読むのやめようかと思ったけど、ストーリーは面白かったので最後まで読みました。 昭和のかっこつけリーマン感がもう少し薄かったら、もっと楽しめたと思います。 | ||||
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久しぶりに時間を忘れて読み耽りました! ツッコミどころも確かにありますが、物語の世界にどっぷり浸り、幸せな時間を過ごさせてくれたことに感謝です。 キューバリブレ飲みたくなりますね。 | ||||
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最初は沢木耕太郎「深夜特急」を彷彿とさせるアジアの熱気を帯びた雰囲気で始まり、 中盤は社会派ミステリー色が強くなり、最終的にはとても切ない純愛で終わる。 または、書き出しの「旅ってなんだろう?と、考える」の通り、 一貫して旅をテーマに書かれていたようにも思う不思議な読後感のある物語。 正直細かいツッコミどころや納得できない部分はたくさんありますが、 最終的な感想としては、面白い、読んでよかったの一言。 読み終わってもなお、この小説の世界観に浸っていたくなる素晴らしい一作です。 多くの方が書かれているよう、映画化が期待される作品かと思いますが、 これだけ小説の世界観が完成しているからこそ映像化に求めれらるハードルは高いかと思います。 もし映画化するのであれば、 よく見る事務所ゴリ押しキャストやアイドルを起用するのではなく、実力派俳優で固めてほしい。 俳優のネームバリューでなく、素晴らしい作品にするためのキャスティングにしてほしい。 あと、雲呑麺が必ず食べたくなります。 | ||||
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