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月光ゲーム Yの悲劇'88
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月光ゲーム Yの悲劇'88の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全74件 1~20 1/4ページ
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引き込まれて寝る時間も忘れ読みました! 解説欄ですが…有栖川有栖、本名上原正英…とありましたが、有栖川有栖は本名ですよね?すみません敬称略しました | ||||
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本格ミステリーの謎解きをしたい人向き。クローズドサークルでの連続殺人事件。読者への挑戦。登場人物が多く、時によって姓、名、あだ名と3種類出てくるので、ややこしい。といっても、私のようになんとなくミステリーが好きという者でも、最後に謎解きに向けての要約、解説があるので、読みやすい。読者のレベルなりの読み方ができる。 | ||||
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長編デビュー作であるので 粗削りは否めない。 改稿を重ねたらしいが愛着がわいたのか 登場人物が多すぎて 誰が誰でどういうキャラか特徴づきにくい。 意味の分からないファンタジー用語満載の 小難しい学生どおしのやりとりなんか要る? 山でクローズド?もイメージしにくい 無理すればどこからでも降りれそうだが・・ 動機もそんなことで?? 推理に凝りすぎて自己満が入った印象。 それぐらいのこと創元社の編集者が指摘すればいいと思うが 先生すばらしいです!としか言えなかったのかな? | ||||
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有栖川有栖の作品は、国名シリーズを手にとった事はあるものの、綾辻行人ばかり読んでいました。 (十角館のラスト数ページに驚かされ・・引き込まれてしまいました) でも、この作品、若い頃にちゃんと読んでおけば良かったです 新本格もの として、十分に楽しめますね 物語の中の連続殺人が、計画的な犯行であれば、なお良かった と思いますが、欲をいってはいけませんね。 (その点で☆を一つ引いて☆4つ) 一気に、学生アリスシリーズを読破していくつもりです。 | ||||
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★★★★☆ | ||||
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概ね皆様が書かれている通り。 指摘ポイントも概ね同じ。 常に登場人物一覧を確認しながら読み進めていくのいは苦痛でしかない。 苦痛の先に待っていたトリックも、ページ数からしたら物足りない。 筆者がミステリー愛好家なのは分かるが、群青劇を描きたいなら、 もう少し演劇や映画も勉強すべきだと思うと、上から目線で言ってみた次第。 | ||||
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10年ぶりくらいに読み返して登場人物の多さにビビった。 17人(多分)そんなん一人ひとりのキャラクターを想像して読むのなんて無理でしょ。 こういうミステリーは登場人物が多くなりがちとは言え、この多さはない。 まだ、再読の途中だけど、これはちょっと無理があったんじゃないかな。 ちなみに有栖川有栖ファンです。 | ||||
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学生アリスシリーズ(江神シリーズ)の1作目にして著者の処女作との事で、全体的な話としては面白かったと思います。 ただし、設定が噴火した山中という極限状態のクローズドサークルで、自然の驚異の前に自分の生死すら危ぶまれる状況で殺人が起きても「それどころではないだろ」というのが頭をチラついてしまいます。 また登場人物が無駄に多過ぎます。 少し間を開けると誰が誰だか分からなくなる。 ただ、主人公サイドのキャラ立ちがよく、そのおかげで最後まで読み通せたなという感想です。 推理パートは状況を除けば面白かったと思います。 | ||||
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面白く、尚且つ、読みやすかった。 火村英生シリーズしか読んだ事が無かったので、 学生という若き「アリス」も新鮮だった。 甘酸っぱい青春群像劇というべきなんだろうか… 個人的にはとても気に入った★ | ||||
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登場人物は基本的に学生のみ。4グループから成る内訳は、主人公である「有栖川有栖」を含む京都私大の英都大学・推理小説研究会の男性4人、東京の雄林大学のハイキング同好会の男性4人と女性3人、同じく雄林大学の別グループで法学部三回生の男性3人、神戸の神南学院短期大学の英文科の女性3人の計17人となっている。 夏休みに浅間山系に出掛けた前述の大学生たちは、偶然の出会いから4グループ合同でのキャンプ生活を楽しむことになる。合宿中のある朝、突然、女子学生の一人が姿をくらました後、火山噴火によって16人の学生たちが山中に閉じ込められる。混乱のさなか、参加者のうちの一人が刺殺体で発見される。この辺りで全体の1/3弱。 クローズド・サークル、主要な登場人物が学生、ミステリ研究会、学生の合宿が事件の舞台、そして作者のデビュー作であることなど、最近読んだ綾辻行人『十角館の殺人』と共通する要素が多かった。ただしトリックについては、『十角館』のような開けてビックリの仕掛けはなく、あくまでストレートな展開だった。大学生ばかりの数多い登場人物については、犯人を当てにくくする以外の必然性があったか疑わしく思えた。学生たちのノリやキャラクターには三十年以上前の雰囲気はあるが、個々の登場人物に魅力を感じられなかったのは、没入できなかった理由のひとつだ。 総じて、あくまでミステリ愛好家に向けた作品に読めた。はじめて読む著名な推理作家のデビュー作とあって、読書前の時点でハードルが高くなっていたのかもしれない。他には、私が犯人を推理しながらミステリを読まないことも評価に影響している可能性がある。犯人当てを楽しまれる方に向けた情報として、終盤のある時点で「真犯人を特定するに十分なデータが出揃った」として、作者による「読者への挑戦」の1ページがしたためられている。いきなり犯人が明かされる展開にはならないので安心して読み進めることができる。 個人的に気に入ったのはエピローグにおける、この旅のなかで起こった主人公の恋愛感情の行方だった。年頃の平凡な青年の異性への想いには、懐かしみと親近感を覚えた。 | ||||
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新品並みです。 | ||||
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山が、噴火。連続殺人事件が発生。絶滅的な状況なのに、クスッと笑ってしまう場面が多い。それは関西弁のトークが面白いから。作者はワトソン役で、江神が名探偵役。名前の通り、推理は神懸かってました。有栖川有栖の記念すべきデビュー作。 | ||||
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舞台設定、犯行動機、素人調査など処女作だけに青臭さが 溢れていますが、その雰囲気がイイです。 因みにこの江神探偵シリーズは、後の作品になると、筆が 滑って学生共の無鉄砲な振る舞いや論理を振りかざす真相 解明などがどんどん鼻についてきます。 | ||||
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登場人物が多すぎて、誰が誰やらわからなくなり、 推理とか無理ですわ | ||||
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火山から火の粉が吹き襲ってくる臨場感はさしずめUSJのバックドラフトのよう(よくわからないが) そしてその臨場感とは裏腹な着実にヒットで進塁していき得点をコツコツと重ねていく違和感の少ないストーリーはそう、 あの日のベイスターズのマシンガン打線のよう? | ||||
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新聞の書籍紹介ページに、この本のことが書かれていて、興味を持って読んだ。 「ミステリー」というと謎解きを主旨とする本格ものと、もうちょっと犯人の人間像とか、 人間ドラマなどに主眼を置いたものとがある。前者だと、例えば絢辻行人氏の著作などに名作があるし、 後者だと筆頭は東野圭吾氏のものだろうか。本著は”本格”ものに分類される。「本格」ものは、 謎解きというエンターテイメント性に優れ、このジャンルでしか味わえない読書の喜びがある。 その反面、文章的に弱く、直木賞クラスものは出にくい。 本著は”本格”ものに分類されるが、文章のひどさが目立つ。特に会話文になると、関西弁ということもあり、 それが男子なのか、女性なのか、誰が話しているのかわからないし、口語に近寄せすぎていて、稚拙。 全体としても、狭い仲間内のクローズド・サークルで連続殺人事件が起きているという切迫感、 そのリアリティがどこにもない。まるでゲームでもやっているよう。 長編第1作ということなのだが、近年の作だと『屍人荘の殺人』などもそうだが、 出来るだけ文章もなるべく”本格派”であってほしい。 | ||||
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まずなによりも舞台がそそる。 英都大学推理小説研究会の夏合宿で訪れた矢吹山。見目麗しきヒロイン理代に、不思議系のルナ、いろんなキャラクターとの出会い。キャンプファイヤーにマーダーゲーム。仲間たちとの楽しい時間……。 しかし、一転。矢吹山は噴火して彼らを閉じ込める閉鎖空間に変貌。挙句には連続殺人事件が起こる。 月の妖しい光に縁どられた幻惑的な瞬間と、殺人が生むサスペンスがたまらなく面白い。 私は理代とルナが本当にいい味出してると思います。 二人のどこか怪しい存在感は主人公の有栖、ひいては読者までを魅了してくれている。 そして、犯人の動機とラストシーン。 青すぎず、かといって大人のむせた空気があるわけでもなく、ロマンティックだけど切なくて、さわやかな読後感が得られる。 私は有栖川有栖を読むのはこの月光ゲームが初めてでしたが、すっかりとりこになりました。 | ||||
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ドラマ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」で興味を持った有栖川有栖さん作品、初読。学生アリスシリーズ一作目。これってパニック物?って感じさせる出だし、なんかワクワクしながら一気に読んだ。江神さんが解決するまで犯人がサッパリ分からなかったし読んで良かったです。この作者の積読本いっぱいあるので、ボチボチ読んでいきます。 | ||||
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有栖川氏は89年デビューのベテラン作家ですが、最近になって初めて読み始めました。そのデビュー作ということで、さかのぼって読んでみることにしました。大学のミステリサークルに参加していた時代からコツコツと書き綴っていたものだそうですが、江戸川乱歩賞に応募するも1次選考すら通らなかった作品ということ、確かに荒削りで、展開に不自然なところがあったりして、残念ながら全体的に素人っぽい感じは否めませんでした。 サークル合宿で偶然同じキャンプ場で過ごすことになった別々の大学の学生たちが、突然の火山噴火で道路が崩れてなくなってしまい、下山できなくなるという設定ですが、2017年から日本各地で噴火が相次いでいて、実際に死者も出ていることから、その恐ろしさにリアリティがあり、火山灰でかすむ空、火山弾が降ってくる様子などはものすごく切迫感がありました。出版された当時、どのように受け止められたのかはわかりませんが、クローズドサークルの作り方としては斬新なアイデアでうまいと思います。 また、約30年ほど前の作品なので仕方ないのですが、全体に古い感じは否めず、たとえば女子大生がすべて文学部生や短大生だったり、男子が動いて、女子はおとなしく守られ待機することがほとんどだったり、大学生たちの感じ方や価値観もどうしても古くさい感じがします。 それから他の方もおっしゃっているように、登場人物が多すぎて、同じ人物を姓で呼んだり名で呼んだり、時にはニックネームで呼んだりするため混乱してしまい、常に最初の登場人物表で確かめなくてはなりません。また、特定の女子大生に対する主人公の好意の描写が強すぎてなんだか愚かすぎるように見えてしまいます。 複数の男女が混じりあったとたんにあちこちで恋が発生するというのは、そういえば昔はそんなんだったっけな・・・と、なつかしくなりました(笑)。キャンプファイアで大学の応援歌やテレビドラマのテーマソングを大声で歌ったりして、振り返ればどこか恥ずかしい青春がうまく描かれていると思います。もっとも、これが書かれた当時の有栖川氏ご自身もまだ在学中だったわけですから、当時の等身大の大学生が描かれていると思っていいでしょう。 作品の出来、不出来は置いておいて、いまやすぐれたミステリ作家になられた有栖川氏の原点を知るということでいいのではないかと思います。 | ||||
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面白かった! ただ・・・動機はすごく拍子抜けしてしまいました。 | ||||
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