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沈黙の果て



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沈黙の果ての評価: 3.90/5点 レビュー 10件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.90pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

『失踪者』に続きシャルロッテ・リンク2作目

冒頭で事件当日の死体発見の描写がありますが、そこからは過去に遡り、上巻の半分位まで事件発生以前の人間関係が延々と描かれます。
『失踪者』よりこちらを先に読んでいたら評価は変わったかもしれませんが、主人公の夫との不仲(もしくは疑心暗鬼な関係)、義理の子供との軋轢、夫以外の男性との微妙な恋愛?関係など、似たパターンで正直飽きた感が。主人公も所謂「賢くて、女性的魅力もあり、とても良い人」といったステレオタイプで個人的にはちょっと食傷気味。
主人公以外の人物は、打って変わって欠点の多い人物ばかり(余計に主人公の良い人ぶりが目立つ?)。そういう不快な人間関係が元凶で起こった殺人事件なので、他の方のレビューにもあった通りイヤミスになるんでしょうね。でも何処かワンパターン気味だったので★3つに。
沈黙の果て〈上〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:沈黙の果て〈上〉 (創元推理文庫)より
4488211054
No.1:
(3pt)

もっと殺人の説明に焦点を当てて欲しい

上巻にも書きましたが、主人公がステレオタイプで面白味に欠ける点などやや不満。それから、事件が起こった別荘内の家族とは別の、とあるカップル(男性側が事件と絡みます)のエピソードがやたら多くその部分がそんなに必要?そもそも、人気モデルという女性がなぜあんな甲斐性なしの中年男性(失礼!)に執着するのか、これって事件と直接関係するのか?と違和感。
それだったら、犯人が次々と別荘内の人々を襲っていく過程にもっと焦点を当てて欲しかった。誰かが殺される際に声を出したら他の人が気付くこともあるだろうし、それとも誰も声も一切出さず一撃で即死?さらっと説明されているけれど、実際に実行可能なのか(「背後から襲ったから可能だった」で終わり)、証拠品や現場状況の警察捜査も具体的に描かれず、腑に落ちないところも多かったです。
沈黙の果て〈下〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:沈黙の果て〈下〉 (創元推理文庫)より
4488211062

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