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御子柴くんの甘味と捜査
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御子柴くんの甘味と捜査の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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読みやすい。美味しそう。推理的にはやや飛躍あり? でもこじつけまでいかないから、大丈夫。 | ||||
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東京と長野。その土地のお菓子が警視庁と県警の間を行き来する珍しいミステリーです。 実際の警察でこんなやりとりがあったら、ちょっと怖いですが‥‥ どれもこれも最後にどんでん返しがあるから楽しい。 そして長野と東京(でもあまり小説に登場しない多摩地方)の両方の街に行った気分になるのもお得。 また、この本片手に長野の美味しいお菓子を物色したいという楽しみもできる。 1冊で色々な楽しみ方ができる本でした。 | ||||
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葉村シリーズにはまって(ドラマからのにわかファン)、同じ著者のこちらの作品も面白いに違いないと思い購入(アマゾン外で…ごめんね)。期待を裏切らなかった。 長野県警から警視庁へ出向した若手刑事御子柴くんの奮闘記。信州銘菓が多数登場し、長野が好きでしばしば訪れる身としては、味覚からも共感。作品の世界観を楽しめた。 舞台は東京ながら「信濃のコロンボ」を彷彿させる。これは当然作者も意識しているだろう。とはいうものの、作者の教養及びミステリーを中心とした文学への造詣の深さ、先人とその作品への愛情と尊敬の念が感じられ、単純にインスパイアされた作品でないことは言うまでもない。 こちらも是非ドラマ化してほしい。益々「信濃のコロンボ」を連想してしまうが。御子柴役は誰がいいかな… | ||||
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御子柴くんとか玉森さんとか竹花とか、すごくキャラクターが立ってるんだけど、話が惜しい気がする。 | ||||
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若竹先生の本は、葉村晶シリーズから入りましたが、今回も表紙はかわいらしいけど、中身はドロドロ…という感じなのかなと思って読んだところ、非常に爽やかな読後感でした。 主人公の御子柴くんのキャラクターも好感が持てました。 犯人あてのミステリー、本格k推理小説、という感じではないのですが、事件が解決しそうになったころで必ずどんでん返しがある構造になっていて、ミステリー好きの人にも楽しめると思います。 すこし設定をつかむのが難しい話もありますが(最後のエピソード)、短編なので、出張の行き帰りなどに読むのもおすすめです。 シリーズ第二弾も最近出ているようなので、早速購入しました。読むのが楽しみです。 | ||||
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若竹さんの、葉村晶シリーズが好きで、 これにあたり、買ってみました。 葉村と違って、ひょうひょうとした感じや、ちょっと間の抜けた感じの 御子柴くんと小林警部補、玉森さんの応酬がほほえましいです。 買ってよかった。 | ||||
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長野県警から警視庁捜査共助課へ出向した御子柴刑事の物語。と言いたいところだが、実際は、御子柴刑事の上司である小林警部補の安楽椅子探偵ものと言っても過言ではないでしょう。まぁ正直、甘味はなくても良い気がしますが、若竹さんが長野が近くて甘味好きというところから、致し方ない。最終章など長野の地理的なことを知って入れば、より臨場感があって読み応えがあるかもしれません。若竹さんの作品、相変わらず安定的に面白かったです。個人的な満足度は100点満点中70点というところです。(^ー^) | ||||
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ビタースィートな味わいに定評のある若竹七海さんの作品は、ビターな部分が勝つ作品と、スィートな部分を全面に押し出した作品とに傾向が分かれますが、本作品はタイトルどおり、スィートな味わいが全面に出た軽ユーモアミステリです。 後書きで「小林警部補の作品を、と依頼されたんだけど、小林警部補って誰だっけ?とすっかり忘れていて」と酷い発言もありますがw、小林警部補ファンもご安心ください。彼の名推理が冴え渡るアームチェア・ディテクティブです。 肩肘張らずに、甘いものとお茶を用意してのんびりと読みたくなるウェルメイドな作品、表紙の杉田比呂美さんのイラストともどもほんわかと楽しめます^^ | ||||
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小説の内容や謎とき云々の前に、主人公の周りの上司連中の くだらない我がまま(パワハラ)ぶりにイライラしました。 読んでるだけで鬱陶しく、一話で読むのを止めました。 あ~イライラする。 | ||||
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若竹七海さんの小説の主人公はみな、尋常ではないストレスを抱えて暮らしているのだが、彼らがけして現実の不条理に屈せず染まらず(時には諦感を装っていても)、己の意志を持ち続けているところがなんたっていい。 気軽に読める短編集で、これはもちろん若竹さんの“小説力”のなせる技だ。その書きぶりにはいつだって“読ませる力”があるのだ。 変な事件が多いが、物語の世界観に呼応しており、楽しい。 「そういうことだったのか!」という驚きではなく、「そんなことがあったんだねぇ」と、四方山話に相づちを打つような、物語の粘り・旨みを味わいたい、独特のユーモアの溢一するミステリだ。 | ||||
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13年の04-12月に渡り,出版社のWebサイトで公開されていた全五篇の短篇集になります. そのタイトルをはじめ,すべての篇のタイトルにもお菓子の名前を冠してはいますが, 登場は冒頭と締めのわずか,物語や事件への影響も少なく,期待ハズレ感は否めません. また,帯やあらすじに『ビター』とあるように,社会や人間のイヤな部分を匂わせるなど, かわいらしいカバー絵を含め,読む前に抱かせられるイメージからはかなり異なる印象です. また,物語の流れはおおよそパターン化されており,メインの事件を追い掛けつつも, そこへ別の事件や大小の出来事を絡め,それらが最後に繋がっていくというものですが, 散りばめられた要素が消化不良や散漫になるなど,今ひとつうまく機能していないことも. それぞれはしっかりと練られており,ラスト前の『もう一押し』も悪くなかっただけに, もう少しシンプルに広げられていれば,そこからの収束ももっと生きたのではと思います. | ||||
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