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血の裁き
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血の裁きの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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よかった。面白かった。引き続きゴダードを翻訳出版してほしい。 よかった。面白かった。引き続きゴダードを翻訳出版してほしい。 最近のゴダードは評判が悪い。去年の「隠し絵の囚人」は過去と現在の二層構造と、登場人物の魅力で持ち直したが、今年はちょっと弱い。 しかし、ゴダードの新作が翻訳されなくなると、年に一回ゴダードの新作を読むという大いなる楽しみがなくなってしまい、大変に困る。本気で心配している。 よかった。面白かった。引き続きゴダードを翻訳出版してほしい。 それにしても、女と寝ないような男がどうして主人公になっているのだろう。というより、主人公が寝たいと思うほどのいい女が、どうして登場しないのだろう??? よかった。面白かった。引き続きゴダードを翻訳出版してほしい。 次作(または次次作)は、久々に日本が舞台のようである。本当に頑張ってほしい。 | ||||
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『千尋の闇』の重厚さや、『レオノーラの肖像』ほどの気品はないものの、久しぶりにロバート・ゴダードを一気読み。 この人の持ち味は、実際にあった過去をうまく換骨奪胎して歴史ミステリーに仕上げるところ、また読み始めたら止まらない、めくるめく展開だった。 MWA受賞の『隠し絵の囚人』も持ち直してきた感があって嬉しかったけれども、受賞後第一作になる本書はより分りやすく、『隠し絵の囚人』より早い展開を持っている。90年代頃からの不振を取り払った感すらある。 ゴダードならではの「読み出したら止まらない」というのは凡庸な表現だけど、きっちり当てはまる。 舞台はボスニア・ヘルツェゴビナ戦争後のセルビア。残酷な男ガジの生死をかけた移植手術を行ったイギリス人が主人公。ある日そのガジの娘からの電話で事件は始まる。その指示に従わざるを得ない主人公ハモンド。やっぱりダメダメなところがある主人公はゴダードらしい。 最後の展開まで息次ぐ暇もないくらいでした。 そんな訳で、タイトルとおり、久しぶりの一気読み(きっちりハートを掴まれていたので)が出来ました。 ちょっとセルビア人が相当残酷な悪人多すぎる気はするし、ラストは物語が終わる直前で打ち切っているので、尻切れとんぼ感もなくはない。 また、途中から消える、というかぞんざいな扱いになる人物(娘)もいなくはないが、瑕瑾だと思う。 特に初期の作品群が好きで、「最近のゴダードはちょっと」と思っている方こそに、薦めたい。 | ||||
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『千尋の闇』の重厚さや、『レオノーラの肖像』ほどの気品はないものの、久しぶりにロバート・ゴダードを一気読み。 この人の持ち味は、実際にあった過去をうまく換骨奪胎して歴史ミステリーに仕上げるところ、また読み始めたら止まらない、めくるめく展開だった。 MWA受賞の『隠し絵の囚人』も持ち直してきた感があって嬉しかったけれども、受賞後第一作になる本書はより分りやすく、『隠し絵の囚人』より早い展開を持っている。90年代頃からの不振を取り払った感すらある。 ゴダードならではの「読み出したら止まらない」というのは凡庸な表現だけど、きっちり当てはまる。 舞台はボスニア・ヘルツェゴビナ戦争後のセルビア。残酷な男ガジの生死をかけた移植手術を行ったイギリス人が主人公。ある日そのガジの娘からの電話で事件は始まる。その指示に従わざるを得ない主人公ハモンド。やっぱりダメダメなところがある主人公はゴダードらしい。 最後の展開まで息次ぐ暇もないくらいでした。 そんな訳で、タイトルとおり、久しぶりの一気読み(きっちりハートを掴まれていたので)が出来ました。 ちょっとセルビア人が相当残酷な悪人多すぎる気はするし、ラストは物語が終わる直前で打ち切っているので、尻切れとんぼ感もなくはない。 また、途中から消える、というかぞんざいな扱いになる人物(娘)もいなくはないが、瑕瑾だと思う。 特に初期の作品群が好きで、「最近のゴダードはちょっと」と思っている方こそに、薦めたい。 | ||||
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