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ローズマリーの赤ちゃん
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ローズマリーの赤ちゃんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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注文をして直ぐに届き、丁寧な梱包で商品の状態もよく大満足です。 | ||||
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欧米では悪魔崇拝がじっさいにおこなわれているというのは聞いていた。 前半でそのアパートメントでは、殺人鬼が住んでいたとか、人肉を食らう人が住んでいたとか、やばそうな物件だと話を聞いただけで思いそうなものだけど……。 悪魔崇拝の実態を知っていれば、もっと怖くなること必須。 魔術について触れているのがよかったが、なんという悪魔を崇拝しているのか? それが明らかになればもっとよかったかも。 | ||||
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名作の呼び声高い古典ホラー。 確かに素晴らしい出来。 訳が古臭いこともさほど感じなかった。 続編があるのかどうか知らないけど、作ろうと思えば、なかなかのものが作れそう。 そんな感じの終わり方。 ローズマリー、そして生まれてきた赤ちゃんは今後どのような運命をたどるのか。 想像するだけでわくわくする。 | ||||
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悪魔崇拝者たちがなかなかその本性をハッキリとあらわにしないところに この小説の面白さがあるような気がします(途中でもろに思わせぶりな箇所は ありますが夢か現実か判らない)。 ローズマリーが徐々に四面楚歌となってゆく筆運びもうまいと思います。 彼女の孤立と悪魔の発露の直線的経緯、という構成としては単純なのですが、 そのぶん平易に読み進め、ローズマリーにどっぷりと感情移入することができます。 それに、直線的ストーリーとはいえ、さまざまな装飾音符や副次物を身にまとい、 全体を一くせも二くせもあるいでたちにみせています。 ロマン・ポランスキー監督の同名映画は細部が簡略化されたり異なってはいる ものの、心理的に追いつめられてゆく主人公をミア・ファローが好演し、 おおむね原作の文脈に忠実といっていいでしょう。 なお、この監督、解釈は「二通りある」とも語っています。 | ||||
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悪魔憑きだのアンチキリストだの黒ミサだのってなキリスト教的な恐怖が良く分からない私。自然豊かな環境で、良く自然を観察しながら育つと、当たり前みたいにアニミズム的な世界観を持つからかな。神は死んだって。私たちが生きてるのに死んだりするわけねーじゃん的な。世界が終わるって。うん、絶対終わるよ人類って種はね。でもクマムシとかゴキブリが生き残るから良いんじゃない?スターチャイルドに会いに行くのが彼らで何か問題でも?的な。ただ、小説として物凄く上手いのには感心しまくり。さりげない描写に巧みに潜ませる違和感。不安感の醸成の上手さは「怖いおはなし」のお手本を見るよう。それを、どーだぁ!みたいに大袈裟に描かないでさりげなくやっちゃうオシャレ感。伏線は全部キレイに回収。そして最後にダメ押しとして、悪魔も裸足で逃げ出す「母性」の恐さ・・・この部分は怖かった!「我が子が良い子」という母親の思考形態の強烈さを、この時代に書いた人って少ないよね。このラストで、この作品は古くなるのを免れてると思う。母性が100%善なるものって信じてる人って、超怖い。でも続編はどうやら、この部分をあまり活かしてないみたいね・・・読まないほうが良いかなぁ? | ||||
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アイラ・レヴィンが1967年に発表したサスペンスホラー小説。 「悪魔の復活」を画策する悪魔崇拝者達の企みにより、悪魔の子を産むこととなる新婚女性の視点からストーリーは描かれる。 キリスト圏の大国であるアメリカに悪魔の子が誕生するという悪魔崇拝(サタン信仰:サタニズム)の台頭をテーマに置いた本書は、当時、泥沼化する「ベトナム戦争」で多くのアメリカ国民が国政による戦争は善か悪かで平和に対する価値観が大きく揺らぎ、混沌とした時代的背景が色濃く反映されている。 刊行の翌年にはロマン・ポランスキー監督により映画化され、その後にブームとなる「悪魔の復活」をテーマにしたホラー映画『オーメン』、『エクソシスト』などの先駆けとなった。 | ||||
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「死の接吻」から10年の時を経て、作者が第二作として発表した恐怖小説。その10年の間何をしていたのか気になる所だが、日本とは出版事情が異なると言う事か。 本作のテーマは悪魔崇拝だが、日本人には理解しずらい面がある。キりスト教徒は神と天使を信じるから、当然悪魔の存在も信じる事になる(悪魔=天使)。本作はそれを利用したもので、しかもダイレクトにそれを書かず、ローズマリーと言う女性に徐々に迫る恐怖を描きながら、最終的に悪魔が正体を見せる構成は相変わらず巧みとしか言いようが無い。読む者にローズマリーが味わう恐怖がジワジワと伝わって来るのだ。 構想に(たぶん)じっくりと時間を掛け、現代に悪魔崇拝を甦らせた恐怖小説の傑作。 | ||||
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映画は随分昔に観たきりなので、曖昧な記憶のまま小説を読んだ。映画はただひたすらオカルトチックだったような覚えがあるが、小説はローズマリーの心理状況が刻々と伝わってきて、サスペンスのようでもある。もちろん悪魔教や黒魔術といったオカルト要素もありますが。 舞台は60年代のNY。当時のNYはまだまだ牧歌的な感じでした。今のNYでこんな怪しい黒魔術なんてやってたらたちどころにCIAやらFBIやらが飛んできちゃいそうだもんな。三十年以上も前の小説なのに少しも古びた感じがしない。充分恐くて充分楽しめる小説です。 | ||||
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