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ローズマリーの赤ちゃん
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ローズマリーの赤ちゃんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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外国語が堪能でない一般的な読者にとって、外国の文学に親しむ方法は、翻訳文を読むことです。三島由紀夫氏が「文章読本」第6章で書いているように、「翻訳者の恣意のおかげで如何に外国文学が歪められて伝えられてきたか、その害悪は測り知れないほどであります。」その一例に、「ローズマリーの赤ちゃん」を挙げざるを得ません。着想やプロットは素晴らしい故に、原文を読み味わうことができれば良いのに、と思います。一組の夫婦とその周囲の人々の出産前後の物語の中に、人間の欲、偽善、欺瞞そして、社会の価値観の逆転を描いています。1966年当時の世相を反映していると同時に、2007年現在にも当てはまることが、改めて意識させられます。訳者を代えての再出版を強く願います。 | ||||
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