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金色機械
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金色機械の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全47件 41~47 3/3ページ
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恒川ファンです。。発売された本はすべて読みましたが・・・待ちに待った彼の作品ですが今回はちょっと雰囲気?が違いました。 過去の作品の独特な恒川ワールドのファンの私には別作家が書いた本のようにも感じられ、ちょっと残念な気もしました。 決して面白くないわけではないのです。買って読んでも失敗ではありません。ただ風の古道や草祭りと比べるとあの独特な不思議さ美しさはない話でした。 | ||||
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今まで全作品読んでいます。 恒川さん独特の透明感ある、読んでるだけでその幻想的な情景が浮かんでくるような文章が好きで、今回も期待していたのですが、 今作は重いとまでは行きませんが、続きが気になるわけでもなく、淡々とした文章でストーリーも起伏がなく、恒川さんらしさが感じられなく残念でした。恒川さんの作品は大好きですが、正直星5はつけれません。 デビュー作品が一番面白かった。 この作者の作品を初めて読む方にはオススメしません。 次回作に期待したいです。 | ||||
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やっぱり以前の作品の方がいいですね。 風の古道、雷の季節の終わりに、秋の牢獄、草祭り・・・ 以前の作品は平易な文章なのに、とても美しく世界を描写されていました。 恐ろしくも切ないストーリーと相まって、 それは実際自分で見てきた情景のように心に鮮やかに残っています。 でも、最近の作品はそんな風に心に残ることはないですね。 ストーリーは多少覚えていますが、イメージとして残りません。 この作品も同じです。 文章はたくさん書かれています。本は分厚くて持っているのがちょっと疲れます。 時系列がシャッフルされ、群像劇のような作りです。 ですので、あっちこっち話が飛ぶので読んでいてちょっと混乱してきます。 が、前半は引き込まれます。 金色様って何者だろうという好奇心の一点です。 でも、それも中盤も行かないあたりで金色様の正体が明かれ 「なーんだ。」という感じで興ざめしたあとは、分厚い残りのページを何回も確認しながら、 早く終わらないかなあとばかり考えていました。 駄作ではないと思います。でも、以前の美しい作品の比較になりません。 | ||||
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初の長編時代モノ。宝石にて連載されており、ひたすら単行本を待ち望んでいました。恒川さんの本には全く外れはありません。面白い。ですが、今回は恒川さん特有の極彩色の世界感が感じられ無かったのが非常に残念でした。時代を行ったり来たりしているストーリーに追われており、いつものハッとするような美しい世界の表現が見られなかったのが惜しいと思いました。 | ||||
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何百年も前の薄暗い山村で、死病に患う老人たちを、医師の助手として安楽死させることを生業にしている少女の物語からはじまる。全編、濃厚に死の気配が漂うのだが、この作品の凄いところは、それよりも遥かに強烈な「生」が、死に抗いまくり、爽快なまでの実感をもって「生きるとはなにか」「生きろ」という叫びをもって迫ってくるところだ。死と生はまさに紙一重であり、また表裏一体なのだと思った。 なぜかこの時代には絶対存在しないテクノロジー(?)でできている「月からきた」という不死の存在金色様。それが一種の冗談のように物語をかきまぜていくのだが、この金色様のエピソードや、心眼の持ち主、熊悟朗の少年時代のエピソードなどが、涙なしには読めないほど白眉。 私的には、中短編の名手と思われる作者のキャリア中では珍しくも分厚い長編だが、過去作と比べても、一番奥深く、また完成度の高い作品だと思う。 金色様の存在と、舞台が江戸時代というあたりから、ジャンル的にはたぶん時代SFなのだろうが、世界観はもう独特(昔話ワールドで展開される伝奇小説+怪談小説)で、唯一無二。今年一位です。 | ||||
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なんだかこれまでの恒川さんの不思議ワールドとは違います。これまでは異世界で漂い翻弄され、深淵にはまる或いは、何らかの決断をする人間の姿を描く、と言うのが恒川さんだと思ってましたが、今回はファンタジーな翻弄ではなく現実味のある翻弄でした、故に登場人物の行動には考えさせられる事が多く、私は良い作品だと思いました。 ただ恒川さんの不思議ワールドを堪能したいのならば物足りないと思います。 | ||||
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しっかり恒川ワールドです。 一気読みでした。 腰巻の文言が少々『らしくない』気もしますが、 恒川ファンなら安心して読まれてよろしいかと・・・。 | ||||
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