金色機械

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評判

金色機械の評価:

4.15/5点 レビュー 47件。 B ランク

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平均点4.15pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全90件 1〜20 1/5ページ
No.90
(5pt)

人間の心を持った金色機械

以前、著者の出世作「夜市」を読んだことがあった。当時、その世界観に深く魅了されたことを今だに覚えている。不思議なタイトルとあの恒川光太郎という作家名に惹かれて何十年ぶりに読んでみた。さすが恒川光太郎、圧巻のひと言。言葉で綴られた物語であるのに、音楽の幻想曲を聴いているような不思議な感覚を味わわせてくれる金色機械。こんな小説を読んだのは初めてだ。私が審査員であったら、私の大好きな作家である山本周五郎賞をこの金色機械に捧げること、間違いないだろう。段落をほぼ一つの文でまとめながら読者を飽きさせない手法はとても心地よかった。恒川光太郎、最高です!
金色機械 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 金色機械 (文春文庫)より
4167906090
No.89
(5pt)

人間の心を持った金色機械

以前、著者の出世作「夜市」を読んだことがあった。当時、その世界観に深く魅了されたことを今だに覚えている。不思議なタイトルとあの恒川光太郎という作家名に惹かれて何十年ぶりに読んでみた。さすが恒川光太郎、圧巻のひと言。言葉で綴られた物語であるのに、音楽の幻想曲を聴いているような不思議な感覚を味わわせてくれる金色機械。こんな小説を読んだのは初めてだ。私が審査員であったら、私の大好きな作家である山本周五郎賞をこの金色機械に捧げること、間違いないだろう。段落をほぼ一つの文でまとめながら読者を飽きさせない手法はとても心地よかった。恒川光太郎、最高です!
金色機械 Amazon書評・レビュー: 金色機械より
4163825606
No.88
(5pt)

敵も見方もいずれは混じり合い、その子らは睦み合い、新たな世を作るでしょう

1747年江戸時代の大遊廓創業者である熊悟朗のもとに、一人の女遥香が現れる場面から始まる本作。
 章を重ねるごとに、熊悟朗が今に至るまでの物語が語られ、遥香が熊悟朗のもとに現れるに至るまでの物語が語られていく、というミステリー的な構成であり、かつそれぞれの成長物語としても読めます。
 そんな二人のいずれにも関わることになる謎の存在「金色様」。
 金色様の過去物語は更に200年の年月を遡る戦国時代が舞台。
 この金色様の発想、本書全体の構成、遥香の特殊能力の設定、捕縛の名人厳信や熊悟朗といった登場人物らの人間的魅力などなど、とてもユニークで、恒川光太郎という作家は、唯一無二の世界観をもつ力ある作家さんだなと、改めて思いました。
 「滅びの園」も面白い設定でしたが、次はどんな世界を見せてくれるのだろうかと、次回作が楽しみになる、間違いなく生き残っていく作家さんだと思います。
金色機械 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 金色機械 (文春文庫)より
4167906090
No.87
(5pt)

敵も見方もいずれは混じり合い、その子らは睦み合い、新たな世を作るでしょう

1747年江戸時代の大遊廓創業者である熊悟朗のもとに、一人の女遥香が現れる場面から始まる本作。
 章を重ねるごとに、熊悟朗が今に至るまでの物語が語られ、遥香が熊悟朗のもとに現れるに至るまでの物語が語られていく、というミステリー的な構成であり、かつそれぞれの成長物語としても読めます。
 そんな二人のいずれにも関わることになる謎の存在「金色様」。
 金色様の過去物語は更に200年の年月を遡る戦国時代が舞台。
 この金色様の発想、本書全体の構成、遥香の特殊能力の設定、捕縛の名人厳信や熊悟朗といった登場人物らの人間的魅力などなど、とてもユニークで、恒川光太郎という作家は、唯一無二の世界観をもつ力ある作家さんだなと、改めて思いました。
 「滅びの園」も面白い設定でしたが、次はどんな世界を見せてくれるのだろうかと、次回作が楽しみになる、間違いなく生き残っていく作家さんだと思います。
金色機械 Amazon書評・レビュー: 金色機械より
4163825606
No.86
(5pt)

徹夜で読了

久しぶりに「伝奇小説」を読んだ。昔は半村良が代表的だったけど、いつの間にやら廃れてしまった分野だ。
時間を遡り、場所も視点も変わるのに、著者の力量で非常に読みやすい。感動作ではないが感心作で、エンタメとして一級品だ。「こんじきさま」ではなく「きんいろさま」というのが、とぼけていてよい。殺戮シーンも多いのに、全体的にノホホンとした空気感もある。とても分厚い本だが、読み始めるとやめられなくなるので、休日前夜が読み頃でしょう。
金色機械 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 金色機械 (文春文庫)より
4167906090
No.85
(5pt)

徹夜で読了

久しぶりに「伝奇小説」を読んだ。昔は半村良が代表的だったけど、いつの間にやら廃れてしまった分野だ。
時間を遡り、場所も視点も変わるのに、著者の力量で非常に読みやすい。感動作ではないが感心作で、エンタメとして一級品だ。「こんじきさま」ではなく「きんいろさま」というのが、とぼけていてよい。殺戮シーンも多いのに、全体的にノホホンとした空気感もある。とても分厚い本だが、読み始めるとやめられなくなるので、休日前夜が読み頃でしょう。
金色機械 Amazon書評・レビュー: 金色機械より
4163825606
No.84
(3pt)

すんません

恒川ワールドワールドうざかったらすみません。過去作たちとは明らかに違う方向に行ってますね。やっぱりあの仄暗く、現実に近いようで遠いあの世界に行きたいんですよ。

普通に面白いんですけどね‥。時代物なので、そういうのがお好きな方には良いんじゃないでしょうか。
金色機械 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 金色機械 (文春文庫)より
4167906090
No.83
(3pt)

すんません

恒川ワールドワールドうざかったらすみません。過去作たちとは明らかに違う方向に行ってますね。やっぱりあの仄暗く、現実に近いようで遠いあの世界に行きたいんですよ。

普通に面白いんですけどね‥。時代物なので、そういうのがお好きな方には良いんじゃないでしょうか。
金色機械 Amazon書評・レビュー: 金色機械より
4163825606
No.82
(3pt)

後半が眠い。

このタイトルで時代劇という発想。
天才か!? と驚き、
登場人物たちのそれぞれが、
誰がどうなっていくのかと、
わくわくしながら章を読み進め、
〈金色様〉とはなんだろうと、
最大にして物語の中核となる謎が、
どのような驚きで明かされるのか、
期待して期待して期待して、
待って待って待って、
とくに謎なんかないと知り、
は? と気絶しかけていると、
なんか急に最後のほうで、
八つ当たりみたいので無双しだし、
そいつが主役だったの?
という展開になり、
謎とかじゃなく、
金色様をキャラとして扱うのなら、
弱点とかないと成立しないだろと、
呆れながら、
全くハラハラしない、
クライマックスでもなんでもない、
へんなラストバトルに、
嘆息が長く長くもれました。

前半はすごく面白かったです。

後半は、本当に同じ人? と、
著者名を何度も確認したほどに、
退屈で眠くて呆れてしまいました。

恒川光太郎さんは、読みやすい。

だから、最後まで読めました。

なにかが破綻するわけでもなく、
文章にも不満はない。
読んで損をするわけでもない。
だから我慢して読めました。

〈時間の経過を神の視点で描いた〉
のなら、最後の急なチートぶりは、
なんなんだあれは。

悪のヒーローとして読むべきなのか。

にしては、
なんか正論っぽいことで、
怒りを表して悪を斃している。

んんんー。

評価は高いようですし、
恒川光太郎さんは大好きで、
今後も読み続けたいと思ってますが、
正直ぼくはこれ、
失敗作だと思います。

読めなくもない。

普通に読める。

読み終えられる本。

これくらいが、
最大の褒め言葉ですかね。
金色機械 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 金色機械 (文春文庫)より
4167906090
No.81
(3pt)

後半が眠い。

このタイトルで時代劇という発想。
天才か!? と驚き、
登場人物たちのそれぞれが、
誰がどうなっていくのかと、
わくわくしながら章を読み進め、
〈金色様〉とはなんだろうと、
最大にして物語の中核となる謎が、
どのような驚きで明かされるのか、
期待して期待して期待して、
待って待って待って、
とくに謎なんかないと知り、
は? と気絶しかけていると、
なんか急に最後のほうで、
八つ当たりみたいので無双しだし、
そいつが主役だったの?
という展開になり、
謎とかじゃなく、
金色様をキャラとして扱うのなら、
弱点とかないと成立しないだろと、
呆れながら、
全くハラハラしない、
クライマックスでもなんでもない、
へんなラストバトルに、
嘆息が長く長くもれました。

前半はすごく面白かったです。

後半は、本当に同じ人? と、
著者名を何度も確認したほどに、
退屈で眠くて呆れてしまいました。

恒川光太郎さんは、読みやすい。

だから、最後まで読めました。

なにかが破綻するわけでもなく、
文章にも不満はない。
読んで損をするわけでもない。
だから我慢して読めました。

〈時間の経過を神の視点で描いた〉
のなら、最後の急なチートぶりは、
なんなんだあれは。

悪のヒーローとして読むべきなのか。

にしては、
なんか正論っぽいことで、
怒りを表して悪を斃している。

んんんー。

評価は高いようですし、
恒川光太郎さんは大好きで、
今後も読み続けたいと思ってますが、
正直ぼくはこれ、
失敗作だと思います。

読めなくもない。

普通に読める。

読み終えられる本。

これくらいが、
最大の褒め言葉ですかね。
金色機械 Amazon書評・レビュー: 金色機械より
4163825606
No.80
(5pt)

スタンド持ちのポケモンマスター

これは傑作!
長編だが、一切中だるみせず、かと言って強引に駆け抜けるでもなく、しっかりと余韻を味あわせながら、終結に向かって歩を進めていく
テーマは氏お得意の、突き詰められた生死観。
それぞれが賢明に戦い、生き様に見合った死を迎える男女の物語。
遊郭が舞台であるが、その支配層として陰で生きる一族は、超常の能力を持ち、虐げられ、流浪の生を送る者たち。
直接的には言及されないが、部落問題にも切りこんでいると感じた
幻想的なノスタルジィ、哀しみに満ちた宿命、そして勇ましくも清々しい決闘シーン
氏のダンディズムを余すところなく詰め込みつつ、不意に笑いを取りに来る金色様が、実に卑怯である
ピコッ、じゃねぇよ!
ってか、そんなとこから出てくんなー!
この緩急の落差、遊び心には、夜市などにはなかった新鮮さがある。
未読の方、ファンタジーが嫌いでなければ、ぜひご一読をお薦めする。
金色機械 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 金色機械 (文春文庫)より
4167906090
No.79
(5pt)

スタンド持ちのポケモンマスター

これは傑作!
長編だが、一切中だるみせず、かと言って強引に駆け抜けるでもなく、しっかりと余韻を味あわせながら、終結に向かって歩を進めていく
テーマは氏お得意の、突き詰められた生死観。
それぞれが賢明に戦い、生き様に見合った死を迎える男女の物語。
遊郭が舞台であるが、その支配層として陰で生きる一族は、超常の能力を持ち、虐げられ、流浪の生を送る者たち。
直接的には言及されないが、部落問題にも切りこんでいると感じた
幻想的なノスタルジィ、哀しみに満ちた宿命、そして勇ましくも清々しい決闘シーン
氏のダンディズムを余すところなく詰め込みつつ、不意に笑いを取りに来る金色様が、実に卑怯である
ピコッ、じゃねぇよ!
ってか、そんなとこから出てくんなー!
この緩急の落差、遊び心には、夜市などにはなかった新鮮さがある。
未読の方、ファンタジーが嫌いでなければ、ぜひご一読をお薦めする。
金色機械 Amazon書評・レビュー: 金色機械より
4163825606
No.78
(5pt)

天才、恒川光太郎の長編傑作

恒川光太郎の本の中でも特にもののあわれ感が強い作品。
P.225は特に悲しい。我も人生の幕引きを考えるに至る。
金色機械 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 金色機械 (文春文庫)より
4167906090
No.77
(5pt)

天才、恒川光太郎の長編傑作

恒川光太郎の本の中でも特にもののあわれ感が強い作品。
P.225は特に悲しい。我も人生の幕引きを考えるに至る。
金色機械 Amazon書評・レビュー: 金色機械より
4163825606
No.76
(1pt)

江戸時代に「遥香(はるか)」という名前の娘

時代考証がかなり怪しい作品です。
そもそも余り江戸時代が好きな訳でもなく、いざ書こうと思って
つけ焼き刀で学んだ知識を自分流にアレンジして江戸を再現している。
私はこの作家の「秋の牢獄」が面白くてこれが二作目だけど
今後彼の作品を読む事はないだろう。
江戸小説好きな人にはお薦めできません。
金色機械 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 金色機械 (文春文庫)より
4167906090
No.75
(1pt)

江戸時代に「遥香(はるか)」という名前の娘

時代考証がかなり怪しい作品です。
そもそも余り江戸時代が好きな訳でもなく、いざ書こうと思って
つけ焼き刀で学んだ知識を自分流にアレンジして江戸を再現している。
私はこの作家の「秋の牢獄」が面白くてこれが二作目だけど
今後彼の作品を読む事はないだろう。
江戸小説好きな人にはお薦めできません。
金色機械 Amazon書評・レビュー: 金色機械より
4163825606
No.74
(5pt)

時代物SFの傑作

宇宙から来たロボット「金色さま」を中心としたお話。
戦国時代の人間の生き様がとても面白かったです。
家の中に隠れている金色さまには爆笑しました。
双子の姉妹を取り戻すべく交渉に赴いた同心の
結末には胸が締め付けられました。
恒川先生は情景の描写が巧みです。いつも頭に絵が浮かびます。
夫を亡くした怒りでどす黒い霧が立ち上がる文は秀逸でした。
続きが読みたくて寝不足となる素晴らしい物語でした。

1つだけ残念なのは表紙のイラストです。
陰鬱な話かなと思い、買うのが遅れました。
華やかな色彩で、金色さまを中心に描いた物なら
もっと多くの人が手に取ると思います!
金色機械 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 金色機械 (文春文庫)より
4167906090
No.73
(5pt)

時代物SFの傑作

宇宙から来たロボット「金色さま」を中心としたお話。
戦国時代の人間の生き様がとても面白かったです。
家の中に隠れている金色さまには爆笑しました。
双子の姉妹を取り戻すべく交渉に赴いた同心の
結末には胸が締め付けられました。
恒川先生は情景の描写が巧みです。いつも頭に絵が浮かびます。
夫を亡くした怒りでどす黒い霧が立ち上がる文は秀逸でした。
続きが読みたくて寝不足となる素晴らしい物語でした。

1つだけ残念なのは表紙のイラストです。
陰鬱な話かなと思い、買うのが遅れました。
もっと華やかな色彩で、金色さまを中心に描いた物なら
もっと多くの人が手に取ると思います!
金色機械 Amazon書評・レビュー: 金色機械より
4163825606
No.72
(5pt)

タペストリーのような物語

登場人物が縦の糸,横の糸,斜めの糸で時に緩く,時に強く結ばれて物語が進行していく。物語の核となる一番肝要な原因といえる部分の真実を登場人物がわからなかった,でも,それが次なるストーリーを生み出すエンジンになっているところが流石だな,と思った。
文調はクセがなく整っていてストーリーでしっかり読ませる。いい作品です。
金色機械 Amazon書評・レビュー: 金色機械より
4163825606
No.71
(5pt)

タペストリーのような物語

登場人物が縦の糸,横の糸,斜めの糸で時に緩く,時に強く結ばれて物語が進行していく。物語の核となる一番肝要な原因といえる部分の真実を登場人物がわからなかった,でも,それが次なるストーリーを生み出すエンジンになっているところが流石だな,と思った。
文調はクセがなく整っていてストーリーでしっかり読ませる。いい作品です。
金色機械 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 金色機械 (文春文庫)より
4167906090