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(短編集)
華胥の幽夢 十二国記
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華胥の幽夢 十二国記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全69件 21~40 2/4ページ
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他社から出たものも持っていて、何度も読み返していましたが、ところどころ加筆訂正があって見つけるのも楽しい。作品自体もよいですし、もう少し後には書き下ろし長編も予定されているので、続きが楽しみです。 | ||||
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丕緒の鳥が少し本編と外れていただけに、陽子、楽俊、泰麒がでてくるとのめりこんでしまいます。 黄昏の岸 暁の天が続いて出版され、新作長編への期待が膨らみます | ||||
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人は自分自身の本音には疎いもの、そして気づかないふりをする。自分から目をそらして、カッコいいと思う自分を演じてしまう。 人から認められたいから、尊敬されたいから。 自分をさらけ出した方が楽なのに。でも自分ってなんだろう。何を望んでいるんだろう。 これが本音じゃなく偽りなら自分の本音はどこにあるんあだろう。 考えて考えて考えて、逃げずに自分を見つめる。認めることが大切なんですよね。きっと。 全5編、どれもこれも本当に面白い。 そして自分のためになる。 最高の小説だ。 私もしゃんとしよう、元気をだして頑張ろう。 この素晴らしい人たちに負けないように。 | ||||
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さすが自身も同人好きな作家さんだけあって、丁寧なリメイクでいっそう読みやすくなっています。 | ||||
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十二国の内実を補完するように語られる短編集です。 特に「帰山」は柳国が語られた後(旅する延王と利広から)、奏へ戻った利広が王宮で各国の諸事情を語る内容が大変興味深かった。 初めて読んだ解説に、次回刊行される『黄昏の岸 暁の天』では範が舞台だとか。 楽しみです。 以下、今作で舞台となる国です。 「冬栄」は戴(泰麒)が漣へ。 「乗月」は芳。 「書簡」は雁(楽俊)と慶(陽子)。 「華胥」は才。 「帰山」は柳から奏へ。 いままでの十二国記を読み返し、各国項目一覧表を作りました! | ||||
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NHKでぜひアニメ第二段として制作・放送を考えてください。アニメと小説との間のギャップをどのように構成するのか楽しみです。 | ||||
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短編集で、アニメ化されていない部分だったりするのでおもしろいです。あまり登場しない国の話なのでファンには興味津々かも。 | ||||
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十二国記シリーズの短編集。漣、芳、慶、才、奏にかかわる人々が登場します。農作物の世話をするように国の世話をする、農夫の国王(漣国)。「国を見守るのが王で、王を見守るのが麒麟」という廉王の言葉は、自分の役目に悩む泰麒に勇気を与えます。奏の六百年、雁の五百年。奏の利広と雁の「風漢」が「久しぶり」に出会って、数々の王朝の盛衰を語り合う『帰山』。十二国記のとりあえずのしめくくりと言えなくもありません。泰王と泰麒のその後が気がかりですが、それが書かれるのは五百年後、六百年後なのかもしれません…。 | ||||
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短編集で、「冬栄」、「乗月」、「書簡」、「華しょ」、「帰山」という5つの物語が入っています。 このうち、「乗月」(第40話)、「書簡」(第22話)はDVDボックスに含まれます。感心したのは、原作とアニメの間に違和感がないことです。 原作の方が情報量が多く、台詞も長いと思います。 アニメでは大幅に台詞を削っているはずなんですが、違和感がほとんどありません。 原作を読んでいると登場人物たちが実に生き生きと目の前で動き出します。 | ||||
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シリーズすべて読みましたが、みなとても面白く読ませていただきました | ||||
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短編集、 今までちょこっと出ていた色々な人のその後を楽しめる。 また、戴国で朝内の粛清の為に漣国へ遣わされた泰麒の話もあります。 ここまで読んできて舜国の話がほとんど無かったかなぁ?多分。 そして戴へ李斎と泰麒が帰った後が、今も描かれずだ・・・かなり気になる。 | ||||
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遅ればせながら、最近になって『十二国記』を一気に読みはまってしまいました。ファンタジーものは大好きで今までにもたくさん読んでいるのですが、十二国記ほど、政治の在り方、人との接し方、自分の生き方など、すごく考えさせられたものはありません。ファンタジーの中によくもこれだけ盛り込んだなとただただ感服しております。「華胥の幽夢」は短編5作品をまとめたものですが、分厚いところが嬉しいかぎりです。天意によって選ばれし王であってもいつか国は必ず滅びる。「乗月」「華胥」「帰山」を読むとそう暗示しています。その時に王は、民は、どう考え、どう行動するのか。泰王の生死がわからず偽王がたった戴国を泰麒と李斉は救うことは出来るのか。異世界の緻密な設定や登場人物が異常に多い中、どう締めくくられるのか。短い外伝を通して全てつながっていくのかと思うと伏線だらけに感じてしまい、短編とはいえ、ついつい読みこんでしまいます。もちろん、「冬栄」「書簡」を中心にほっこりするところもたくさんありますよ! | ||||
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十二国記の中で一番好きなシリーズだ。 特にサイリンが泣ける(T_T) 本当に、同じ日本語話しているのに、ここまで通じないのか?と思うことがある。 麒麟が幸せになれない国なんて作りたくない。 …麒麟とはコウシのことか? 日本の麒麟は誰だろう? 小野さん、早く続き書いてくださいね(^-^) | ||||
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図南の翼とあわせ、凡百のビジネス書よりずっとすばらしいですね。 率いるものとしてなにをすべきなのか、発行時よりむしろ現在にこそ読むべき良書だと思います。 作中にある「責難は成事にあらず」という言葉は、はからずも現実が証明してしまったようにまさに至言でした。 安易な非難に迎合しがちな僕らにとって、常に胸中に置くべき言葉であると思います。 | ||||
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現代日本の女子高生が、異世界で王様をやる事になってしまいました。しかも命掛けで。 身も蓋もない言い方をするとそういうお話が本編です。これはサイドストーリー集。しかも傑作揃いの。 このシリーズを読んで「明日総理大臣にされちゃったら私どうするだろう」と考えちゃいました。 ネットやTVニュースを見ると、政治に対する不満が一杯。でも現実はとても低い投票率。何で? 現代ほど投票の自由が認められた時代はないのに。百年も経たないうちに、参政権の有難さを忘れちゃった? 投票したい政治家がいない?立候補者全員のマニフェスト比較しましたか? その上で自分に近い考えの人がいないなら、自分で立候補するしかないですよ。 …って言いたい!選挙に行かない人に!せめて白紙投票して!過半数が白紙なら問題になるから! 政治家とか芸能人とか、身元を晒している人を匿名で攻撃するのは簡単。 官僚とか警察官とか教師とか子育て中の親とかに、高い理想を課して非難するのも簡単。 でもその資格が自分にあるのか、その人以上のプランが示せたり活動ができたりするのか、 またできるのであれば、プライベートを投げ打って他人に尽くせるのか、ちょっと考えてみる。 これだけでネットがかなり平和な世界になると思うんだけどなぁ。 作品の中で差別されてる「半獣」を、現代日本においてだったら外国人とか、ハンディキャップのある人に置き換えてみるのもいい。 村上龍氏の「半島を出よ」に、「どんな悪徳政治家でも根本には『この国を良くしよう』という思いがある」みたいな記述があって、 少し気が楽になりました。当たり前の事なんだけど。投票が募金なら、立候補は全財産投げ打つ位の覚悟がいると思う。 「責難は成事に非ず」は、私の座右の銘になりました。 | ||||
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簡単にいうと、現実の政治のむつかしさを描いた短編集です。 ここまで、十二国記をいっきに読んできて、最後にがっかりしました。 陽子の冒険の時代は終わってしまい、もはや、あるのは地味でつらい政治ばかり。 もはやこれはファンタジーではありません。 作者がなぜ、ここでシリーズを切ったか、わかるような気がします。 冒険ファンタジーはあっても、政治ファンタジーはないのです。 すでにロングセラーとなっている本シリーズですが、これから読む人は、この巻は読まないほうがいいでしょう。 | ||||
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蔵書の整理を余儀なくされ、迷った挙句、本書と「図南の翼」だけを残した。 十二国記の世界は、一種の理想郷だ。まず他国に攻め込むと、理由がいかに正しかろうと、王とその補佐たる麒麟は命を落とす。これなら対外戦争は起こらない。王は世襲ではなく、麒麟に「王たる適性がある」と選ばれた者が王座につくが、王としての道を誤る傾向を見せると、麒麟みずからが病んで警告を発する。まさに理想の世界だ。 子どもは、天に持つ資格があると認められた夫婦にだけ授かり、それも木に実る。だから親に「うんでもらった」ではなく「もいでもらった」なのだ。当然、虐待はない。ただ、王が道を誤って不在となると国じゅうに妖魔がはびこり、親を亡くす子どもは出てくるので、決して生きていくのに楽な世界ではない。このあたりの容赦のなさが大好きだ。 シリーズ唯一の短編集である本書は、そんな世界観を余すところなく描き出した傑作選。どの話も面白くて、どこか哀しい。 | ||||
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十二国記の番外編・・・といったところでしょうか? その中にある泰麒が初めてひとりでお出かけ(笑)をするお話に、泰麒はずっと抱えていた悩みにひとつの答えを見つけます。その泰麒の悩みは今自分が抱えている悩みにも似ていました。 自分は今ここにいる場所で役に立っているのだろうか?自分は非力で考えも及ばず皆に迷惑をかけていないか・・。立場は月とすっぽんのごとく違いますが、想像するだけで泰麒の悩みに胸がちくちくします。 「批判するだけなら簡単だ。大事なのはその先、批判したあとどうあるべきかを示さねば意味がない。」私の解釈ではこれが精一杯なのですが、これは響きました。 文句ばかり、批判ばかりするのは、本当に簡単だし、言っていて気持ちよくなったりします。 人はうつろっていく生き物で時には自信過剰になるし時に不安で居た堪れなくなる。人の傲慢さ、謙虚さ、大胆さ、儚さ、国というものとは・・・・など深く考えさせられる作品です。 ですが、本当に新刊がいつ出るのか待ちどうしい・・・。ある意味その気持ちを通り越して遠い目で待っている・・・・という感じでしょうかね・・・。でもあと4,5年とかだったら待ち死にしちゃいますYO!!! | ||||
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十二国記シリーズの短編集。戴麒は、泰王驍宗の命で漣国を訪れたが...「冬栄」、圧政を強いた峯王仲韃(ほうおうちゅうたつ)を討った月渓は、当然、芳国を率いると思われたのだが...「乗月」、景王陽子と楽俊が便りを通してお互いの近況を語る「書簡」、宝物『華胥華朶(かしょかだ)』が絡む才国の一王朝の衰退を描いた「華胥」、各国を訪れ、何やら調べている様子の男の正体は...「帰山」の五話。 十二国記シリーズファンはもちろん、これだけを読んでも楽しめる1冊。でも、全部読んでるほうが面白いですが...今までほとんど出てこなかった国や人々が登場し、十二国のほとんどが(全部じゃないですが)出てきます。お話が膨らんで行くのはよいことですが、先に進んで欲しいなぁ。 | ||||
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四つの短編集です。 才の話以外はリアルタイムなんだけど、場所とスポットを当てられた人物が違っているため本編とはまったく違う雰囲気の作品になっています。 本編が新幹線の駅に例えると短編はローカル線の駅みたいなかんじ。 これまで作り上げてきた世界が形になっているから短編が生きてくるんだと思う。 一番心に残ったのは「華胥」でした。 たとえ抱いている理想が正しいものであったとしても、実現できるとは限らない。 本人の能力という厳しい現実が存在すると共に言い訳の効かない世界が描かれていた。 人の弱さと脆さを垣間見た気がしました。 しかし止まってしまった本編はいつ動き出すのでしょうね。 | ||||
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