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丕緒の鳥 十二国記
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丕緒の鳥 十二国記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全127件 21~40 2/7ページ
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もう、十二国記は書かれないのかと嘆いていました。 戴国の話は解決していないのに。 作者は別のシリーズに力を入れているようで、 あれだけ面白かった十二国記は尻切れ感が後を引いていました。 今回も主人公は各国の仙籍の方々なので、王や麒麟ではありませんが その世界観に久々に触れることが出来て幸せでした。 また、少しずつでも書いて頂けると嬉しいです。 | ||||
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十二国記の本編では、慶の物語でなくとも陽子を主軸として読んでいました。 王になる苦難や上に立つものの苦悩にどっぷりと浸かっていましたが、12年の時は私をも変えたようで、すっかりと官の気持ちのように、王を求めるようになっていた自分に驚きました。 次作を待ち焦がれているからかもしれません。 丕緒の思いが通じると共に私の涙腺も崩壊です。こんな暗いおっさんの話でこんなにも涙することになろうとは誰が思ったでしょうか。 よい意味で、私の中での十二国記がリセットされました。 新作を開いたときに自分がどのような気持ちで読むことになるのか、とても楽しみです。 今年中には出ますように...。 | ||||
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他の方もおっしゃっているように、私もその後の続きの方が読みたいです。 しかし、こういうのも面白いです。 おそらく、物語の舞台の国は、慶国、延国、柳国かと思います。 十二国記の世界では、王に直接訴えるのは勿論、間接的に伝えるのにも大変です。 それにも増して、王に聞く耳があればよいのですが。。。(これはリアルな世界でも同じ?) 私はタイトルの短編と最後の短編(どちらも慶国ですが)の2つが好みです。 タイトルの短編には陽子が出てきます。 最後の短編はちょっと不思議な物語です。 柳国の短編も面白かったですが、決着はあっけなかったですね。もうひとひねり欲しかったです。 | ||||
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小野不由美の十二国記シリーズを楽しみにしていたため、すぐ購入しました。 短編といいますか、複数話収録されているのですが 王が変わることで国に及ぶ影響や、死刑制度についての話など 考えさせられる内容でもありました。 今回は本のタイトルになっている話が一番好きです。 ★ネタバレ注意★ 麒麟は殆ど登場しません。 国王もあまり登場しません。 それを楽しみにしているとガッカリするかも知れません。 | ||||
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良かった、あっという間に読んでしまいさすが小野不由美だと思った。 でも、読みたかったのはこれじゃない。 どうか十二国記の物語がまた始まりますように。 | ||||
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小学校の頃から読んでいて、10年ほど経ちました。 今だに読み返してしまう小説、手もに置いておきたい小説は十二国記シリーズくらいです。 今回は短編集で、 馴染みの登場人物はほとんど出てきませんが、世界観、そこに生きる人々が好きなわたしにとってはとても好きな話になりました。長編続編も楽しみにしつつ、気長にこのシリーズとずっと付き合って行きたいなと感じました。 | ||||
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十二国記を読んでいる方は是非手にとって頂きたい! 短編集ですが、陽子たちのその後や他のキャラクターの話が載っていて、とても面白いです。 政治的なものや人間性など、考えさせられるものが多い十二国記シリーズ。 いろんな人に読んでいただきたいです。 | ||||
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待望の十二国記だったので、一つ一つの章を楽しみながら読んでいます。 | ||||
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十二国記のなかでも戴の話が好きで少しでも新しい戴麒の話が読めるかと買ったのですが、今回は戴どころか他の国の王の話も麒麟の話もほぼでてこなかった。 ネタばれかもしれないけど、殺人者の量刑に悩む裁判官や大事な苗を人知れず細心の注意をはらって運ぶ役人の話。短編集。 地味だと思う。 でも、読むうちにひきこまれる。主人公が自分のしている行動はどんな意味をもつのか悩み悲しい未来も想像しながらも、少しでもいい未来を作ろうとする姿勢にひきこまれるのだと思う。 後書きもいい。本編すべて読んだ後に「そうだよな~。十二国記のよさってそこだよね」と自分の気持ちを代弁してもらった気持ちで読んだ。 十二国記を全く知らない人でもおもしろく、そして読んだあとに考えさせられる話もあります。 何度読み直しても引き込まれる小説です。 但し、自分の期待した戴の話がなかったので☆4つで。 | ||||
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5時間ぐらいかかった。 十二国記の書き下ろし二編を含む、全四編の短編集。 今ままでのメインストーリーは王だったけど、今回は民の話。 王が倒れた国に住む民、 王が倒れかけている国に住む民、 新王がたった国に住む民、 誰もが何かを抱えてがんばって行きている。 それにしてもファンタジーにしては詳細設計がしっかりされている堅牢な物語。 だからか読むのに体力がいるし、思ったより時間がかかった。 でも、流れに乗ると一気に読めてしまいます。 短編集特有の何とも言えない余韻を残して物語が終わるので、 味わい深い一冊楽しんでください。 | ||||
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読みながら、空想世界で不条理と暴力、アジア文化的な知人縁者への情緒コネ支配世界に違和感を感じ、この世の、自由と責任を導く法と民主主義が支配する豊かで平和な日本にもどってよかったとホッと思える、ひさしぶり、いつもの十二国記の世界です。ところどころ行数のわりに集中密度うすくなったところは作者が忙しくなったのかも。 ひ緒の鳥 ニヒルでなげやりな儀仗礼式器具作者の気分が伝わりおもしろかったです。技術発展と発想を限定された個人着想と才能に依存する、百年一日のごとき狭量な伝統的閉鎖主義が支配する世界の問題点と限界がおもしろく表現されているとおもった。世界の人たちがオープンに才能をきそい互いの成果を利用しみんなで加速度進化して技術成果を世界の国々のみんなが享受する幸せな現代の私たちには耐えられない、十二国記の違和感感じられて楽しかった。 落照の獄 には、法の精神理解教育なく順法精神教育のない世界で、一時の感情にまかせた上官女性愚民たちが行動して酷い事態になる気分を描こうとしていた。悪法だからと法を無視してこのような個々の勝手基準で行動する教育のない国民がふえ、国の支配層の家族までが身内優先の情緒やアジア民衆文化的コネつかって一線を越えてしまうとすぐ没落するというところがおもしろく暗示されていたとおもいます。 青条の蘭 には、幸運に当たってなれる王様や仙人ならちょいと祈れば実現するところを普通の人が命がけで働いても危うく、それ以外の道がない、という不条理な十二国記の仮想世界がよく描かれてると思いました。あちらのブナは寒冷地でも育ち実も渋くなく、切っても1か月は生きてるようでうらやましいです。終盤は字数制限かほかの理由か、ストーリーが中途半端につながれてたけど親切続きは平和で儒教道徳がゆきわたった江戸時代鎖国日本の地方農村かも。麒麟か玉京の仙人がワンパターン超能力で一気に救援!のほうが十二国記の読者にはよかったかも。 風信 には、とくに感想なし。 解説 辻真先 には、文体・世界観の個人的解釈のくどい開陳に、十二国読者むけでない違和感。1ページで紹介できない解説者の文才に絶望を感じる。(^_-) この解説章のページ、最初のページだけを本に残したら、結果スッキリ。 | ||||
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十二国記の新しいのが出るのが待ち遠しかった。短編じゃなくて長編が読みたい。 | ||||
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十二国記を長年集めてて、出ると嬉しくなります。日々が忙しくまだ読んでないのですが、きっと日常で味わえないワールドに引き込まれること間違いないと期待してます。 | ||||
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12国記の新作は品切れになる店舗が非常に多く(お店側でも数が読めないのでしょう)、予約すればよいのでしょうが忘れることも多いのでamazonで予約購入。新作はここにしようと思っています。 | ||||
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何がすごいか? 国民性や国の状態がわかるような「人間」が描かれているところ。 いままでの長編のキャラはちょろっと匂わすだけ、という薄さですが、その分「国」の状態を表す物語に泣けてきます。 柳国が傾いていることを、法を守る立場の男と、「民意」という名の私怨で裁こうとする民衆の対比が鮮やかであったり、 慶国の「女は慶国にはいらない」政策時下を生きた民衆を描いた2編は、やり場のないいきどうり、切なさ、悲しさが胸をつきます。 十二国記長編の後半の明るい救いやわくわく感のある作品群と異なり、今の本邦を連想させる不安な、なんとも言えない後味の悪い終わり方をしている短編が多いのですが、それがかえって国民性を浮き彫りにしていて、おもしろいです。 唯一明るいといえる「雁国」の短編は、はっきり語られてはいませんが、尚隆が王となった前後の話しらしく、 ああ、なるほど、尚隆を王とする国民だけのことはある と納得できる内容です。 この話を読んだ後、「蒼海〜」を読むと、「雁国民ならやりそう」とおもわず笑ってしまいます。 改めて著者の物語を立体的に描く筆力に敬服します。 | ||||
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十二国旗ファン待望の新刊です. といっても短篇集なのですが. それでも,すべての作品が面白く,十二国旗の世界がまた一つ深まったかなと思います. | ||||
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こちらの短編集には、いままでの物語での主要人物は登場しません。 主要人物が登場しないにもかかわらず、世界が全く変わらずに重みをもって存在するので すごいなぁと思いました。 どれも心に染み入る話でした。 綾辻行人さんのあとがきも良かったです。 一話目で”えー??”と思わず、とりあえず最後まで読み通してみて欲しいなぁと思います。 3月11日以降からどこかしら心の置き所がわからなくなっていましたが、 私にとってこの本はこれからの指針の助けのひとつになったものです。 | ||||
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他の方のレビューを読み期待しないで読みましたが、 私はどのお話も満足です。 ただ、このお話を単独で読むよりは 今までの作品を読んでからの方が理解し易いと思います。 前作と時間が空いている為に 続きを期待してしまいますが拾遺物語と思えば 全く問題なく楽しく受け入れられます。 十二国記ファンの皆様には読んで欲しい作品です。 | ||||
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欲を言えばきりがないが十分に楽しめた。せめて年に一巻、十二国にそれぞれの物語を・・・ | ||||
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数ヶ月間積ん読にしていたものをようやく読破。 「丕緒の鳥」「落照の獄」「青条の蘭」「風信」の4編が収められ、 前2編がyomyomに掲載されたもので、後2編が書き下ろしです。 まず、どのお話も王と麒麟は殆ど出て来ません。 あえていうなら、「丕緒の鳥」の最後に、慶王となった陽子がほんの少し出てきます。 主役は、国官(官吏)や庶民です。 相変わらず世界観がきめ細かく作り込まれていて雰囲気はあるのですが、何とも言えず暗いお話です。 ここまで落ち込ませる必要があるのか?と疑問に思うくらいです。 お話の明るさの度合いで言うと「丕緒の鳥」>「青条の蘭」>「風信」>「落照の獄」です。 この中でも「丕緒の鳥」は、儀式で射るための陶製の鳥をどういう風に作ろうか、どのような物を作れば主上に国のことをわかってもらえるのか…… と試行錯誤するお話で、読んでいて愉しかったのですが、他が暗いです。 そして暗くすることの意味がよくわからないです。 なぜ暗いかと言えば、妖魔が蔓延り人々の心も荒れているからですが、 私は、王が不在なだけでなぜそこまで国が荒れるのか、読んでいても納得のいく理由を見つけられず、そこがモヤモヤしました。 (そして正当な王が立つ気配だけで、燕が雛をたくさん産んだりします。一体なぜ?) またこれらは短編ですが、本編を読んでいない方は、読まない方が良いと思います。読んでも意味がわからないと思いますので。 というか、私は本編を一応読んでいるのですが、昔のことすぎてかなり内容を忘れており、これらの短編を読むのに苦労しました。 そして、重い話や気がふさぐ話を読みたくない方にはおススメしません。 ということで、評価は迷いましたが、現在本編の続きを書かれているということですので、期待をこめて☆4です。 | ||||
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