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丕緒の鳥 十二国記



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【この小説が収録されている参考書籍】
丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)

丕緒の鳥 十二国記の評価: 3.90/5点 レビュー 185件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.90pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 21~30 2/2ページ
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No.10:
(3pt)

無念

書いてある内容は、十二国記をバックにしなくてもよい内容ばかりで、
これを十二国記として出さなくてもよかったのではないかと思います。

読んでいて、たぶん書いている時の時勢ネタだったのでは?と思って読んでいました。
特に2つめの短編は。民主党の時に死刑が執行された、というニュースがあったのを覚えていましたので。
なんだかこれを書き手の思いを含めたメッセージのようであり、読んでいてだるい感じでした。

十二国シリーズは通して面白く、ほとんど本を読まない私が、何度も読み返した唯一の本であり、
また特に泰麒のところは一番好きだったので、その続編と思って楽しみにしましたけどね。
これが出る前にでた「残穢」ももちろん読みまして、こちらは十二国とは関係ないのですが、
本書はこれ以上に面白くない印象です。

ただ、描写などはすばらしいため、星3つにしました。
みなさん言われている事ですが、泰麒シリーズ完結編までを早く読みたいです。
完結にあたりどこを着地とするか悩まれているのだと思いますが、既に12年・・・待つというより末ですね。
丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)より
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No.9:
(3pt)

地味な内容ですが

久しぶりに十二国記の世界に触れられて楽しかったです。
盛り上がりはないですが。
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No.8:
(3pt)

短編集だからか…

他の方の感想にあるように、派手さが無く主人公の呟きにや苦悩などが多く、物語のスピード感や進行が感じられない作品。
麒麟や王が出て来ないのは、別に気にならないが… 途中で眠くなちゃった。
次の作品に期待したいですね。出来れば、年内に新刊を待望しています!!!!
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No.7:
(3pt)

話は面白いんだけど。。。

十二国記が読みたかったんですよね。。。確かに1つ1つの話は面白いんですよ。でも十二国記として売らなくても良いんじゃないかなぁって感じです。中のしおりに十二国記の長編が近々出版されると書いてあったので、それを楽しみに待つことにします。
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No.6:
(3pt)

期待値が高かっただけに、、、

物足りないですホントに。短編集だから、こんなものかとも思ったんですが。
それでも、新装丁で既刊分を並べられて、そんでもって新作だーー!!わっしょ〜い\(≧▽≦)/なんて持ち上げてんですから、
アレはないですよ。主要人物がちらっとしか出てないし。
せめて、柳国の状況がもっと展開されてたなら十二国記の柳国編として読めたと思いますが・・・。
陽子が少し出てるだけなんて・・・。
小野さん、次回作を期待して待ってますから。どうか続編を書いてください!
戴も柳もこのままなんて生殺し状態ですよ〜〜(泣)
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No.5:
(3pt)

テンションが低い

全体を通して 静かすぎる という印象でした。喜怒哀楽があまり胸中に浮かばなかったのです。同じ短編集で前作の『華胥の夢』とは、比べられないです。十二国記シリーズは何度でも読めるように購入している私ですが、今作は二度読みするかはわからない。現在執筆中と聞いている長編に期待します。直近の、『華胥の夢』『黄昏の岸暁の空』『図南の翼』が素晴らしかった故に、失速感が寂しいです。待ちに待った新刊というとことで☆3.5かな。
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No.4:
(3pt)

物足りない

今までの短編は長編の間を埋める話が多く、読み応えがありましたが、
今回の短編は完全に独立しています。

ストーリーの先が気になる人ほど物足りなく感じるのではないでしょうか?
挿絵も1作品1つですからちょっと物足りなく感じます。

丕緒の鳥は、悪くないと思います。

落照の獄は、死刑の是非を論じているだけで、面白みがないです。
プロトン著のソクラテスの弁明やクリトンを読んだことがあるとつまらなく感じます。

青条の蘭は特に、国も時代もイマイチよくわからないし、話も尻切れに感じました。

風信も、丕緒の鳥と同時代の話ですが、やはり終わり方が物足りなく感じました。

次回?の長編で完全燃焼できたらいいんですけどね。
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No.3:
(3pt)

ファンタジーの読者に現実を見ろと・・・

現実社会の閉塞感をつかの間忘れたいとファンタジー世界に足を踏み入れたら、
死刑制度の是非や、財政破綻した自治体の公務員の苦労話などを聞かされ、
「ああ、そっちも一緒ですか・・」とションボリした。
というような一冊でした。

まあ、それでも現実とは違い「苦労が報われる」場面がちらっとでるところが一応ファンタジーかな、とは思いますが。
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No.2:
(3pt)

関弓?玄英宮??

何処の首都だっけ…? となったヘタレ読者です。
一応全巻持ってはいますが何年も読んでないですし、申し訳ないですが地名なんて忘れちゃいましたよ。
それまで人間も捨てたもんじゃないな、と思いながら読んでただけに「えっ」っとなりました。
そして最初のページの地図を見ても関弓とか書いてない…。
慌ててググりました。既刊は手元に無かったので。
せめて復習してから読めば良かった…。
関弓が何処か分かる方には相当トリハダものの余韻のあるラストだと思います。

以上、ある一作品についてばかり書きましたが、全体の印象としては
前半二つの作品は読者や現代社会に対する作者さんの失望みたいなのが感じられましたけど
後半の書き下ろしになって、何らかの希望を見出されたのかなと言った印象を受けました。

そして最後に解説を読んだのですが、それによって読後感が最高になりました。
解説の方は凄い人物ですね。
中学生にして大戦時、私たちの祖父母・曾祖父母世代が空襲の被害に無感動だと断ずるその洞察力。
彼らを日本人は、と評する客観性。
一方同時代中国にて、爆煙上がる街をよそに耕作する農夫を感懐する手記に共感する心。
私たちも農夫の様に「国を頼らず自立する民」であるべきなんでしょうかね。
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No.1:
(3pt)

短編集だけど、十二国記じゃなくてもいい内容

十二国記の世界の一般の人々を主役にした短編集。以前出た華胥の幽夢よりもさらに本筋から遠いスピンオフ集です
メインストーリーの登場人物は景王が少し出ただけでしょうか。
十二国記世界の設定を補完するだけならまあまあ面白い読み物でしたけど、正直12年待ってたのはこれじゃない(4編中2編はヨムヨムで既読)
丕緒はまだ興味深く読めましたが、青蘭と落照は十二国記じゃなくても…という作品、最後の短編の風信だけは作者が得意であろう主役の少女が生き生きと描かれやや読ませる作品でした。
ハッキリ言って十二国記以外のこの作者の作品はいくつ読んでも文章が面白く感じなかった私のような読者にとっては
市井の人々に光を当てる、なんて外伝的なスピンオフは退屈以外何物でもないんですよ
架空の世界の死刑制度やら暦やらを背伸びして書くより、ストレートに人間ドラマを書いたらどうでしょうか
読者が読みたいものは作者の考えた拙い講釈じゃなく、登場人物の活躍に胸を躍らせるような楽しい読み物です
12年まったんだからどんな出来でも絶賛したい気持ちはわかりますけど、これを絶賛したら次が怖い
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