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ジェラルドのゲーム
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ジェラルドのゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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拘束、拘禁状態での恐怖。そこから連想されるのはスティーブン・キング著作の中でもトップレベルの名作『ミザリー』だ。サイコのファンに拘束された状況下での恐怖やスリルを描いたもので読んだのはもう20年以上前になるが、その面白さと完成度の高さは未だに記憶に鮮明だ。 本作も中核のアイディアは拘禁状態にある。僕としては想像性に制約をかけた設定の中でどれだけのものになるかを楽しみにしていた。だが、決してつまらない作品ではないがキングの創造性もだいぶきびしい、というか、拘禁状態内部で作品のアイディアを広げることができず、主人公ジェシーの様々な過去や妄想に飛ぶことによって作品を仕上げている。各々のアイディアは決して悪くない。ジェシーと父親との下りなどはかなり読ませる生々しさを持っているし、全体の文章も(人によってはくだくだしいと感じる方もいるだろうが)熱の入ったパワフルさがある。だが、閉塞状況の中の恐怖感だけでもっとスリリングで緊張感のあるものが読みたかったのは僕だけだろうか・・・? 拘禁状態の中であればもっと様々なピンチをジェシーに課すことによって、中核のアイディアに縫合されつつ緊張感のあるものに仕上がったはずだし、作品の完成度も遥かに高まっただろう。タイトルの通りなのだが、力作であることは決して否定しない。が、他レビュアーの方の意見にもあったように、ここまでストーリーを広げてしまうならば、いっそのこと短編で拘束状況のみの作品にしたほうがよかったのではないか。もしくは200ページほど短くして広がりをなくしたほうが完成度はぐっと高くなったと思う。 | ||||
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彼の小説はいろいろと読んでるが、ちょっと入れなかった。だって、設定がベットの上だけだし、グイと引き込まれるピンチは犬に追われるときだけ。唯一、のめりこんだのは最後の20ページ。短編でいいんじゃないの。 | ||||
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山荘で夫に手錠をかけられ、夫は心臓発作により帰らぬ人に。 一人取り残された主人公が脱出を試みてもがく中 乾き、妄想、狂気、過去のトラウマ、怪奇現象 様々が主人公を襲う。 痛々しい繊細な描写。 主人公がどうその状況と恐怖に向き合っていくのかが、惹きつけられる。 『ミザリー』に環境が似ているが、主人公が女性である事もからんで 一味違った恐怖を体験出来ると思う。 | ||||
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