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ジェラルドのゲーム
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ジェラルドのゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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ネトフリのドラマを観て、原作を読みたくなりました。 ジワジワと怖い描写が多く、背筋が寒くなりました。 登場人物のバックグラウンドやトラウマを織り交ぜて怖いストーリーを進行させるのが上手いですね、キングさんは | ||||
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80年代からのキングのファンで、この40年間にたいていの作品は読んでいますが、ところどころ抜けているところがあり、最近はその抜けを埋めるために未読作品を読んでいます。 キングの作品には当然当たり外れはあります。 ただ外れでも「キングにしては面白くない」なんて注釈は付くもんですが、この「ジェラルドのゲーム」は注釈なしに面白くないです。 私のキング作品ワースト1は「トミーノッカーズ」ですがこの作品はワースト2確定です。 とにかく、感情移入が出来ない。 私自身が男性なんで感情移入出来ないのではなく、ベッドに縛り付けられた人間が何を考えどんな行動を起こすかが、薄いというか読者の興味をそそらない感じがします。 同じ身動きが取れない恐怖のシチュエーションでは「ミザリー」や「クージョ」なんかがありますが、あの緊迫感やドキドキ感は全くありません。 やたら、私にはどうでも良いとしか思えない話が延々と続きますし、頭に入ってこない作品になりました。 文庫本で5分冊の「スタンド」よりもキング作品には珍しい1冊で完結の「ジェラルドのゲーム」の方が読み終わるのに時間がかかった(実際にはそうではありませんが)ような感覚になるくらい苦痛でしたね。 本当は、キング作品は「面白い!」と伝えたいのですが、いろんな事情や調子もありますから、キングでもこんな作品があるのは仕方ないかもしれませんね。 他の方も書かれていましたが、この作品は短編で良かったと思います。 長編にするためにダラダラ無駄な話をくっ付けた印象しかありません。 短編なら傑作になったかもしれないのに勿体ないですね。 とにかく、お勧めはしませんが私の様にキングコンプリートを目指すなら避けては通れないんで頑張ってください。 | ||||
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Excellent quality. | ||||
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ジェラルドのゲームは、とても綺麗な状態でした いい作品でした。 | ||||
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主人公が拘束され、身動きが取れない様子をひたすらただただダラダラと描く、キングの悪い面が一気に露呈した一作。 本当に読んでて窒息するかと思いました。 | ||||
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拘束、拘禁状態での恐怖。そこから連想されるのはスティーブン・キング著作の中でもトップレベルの名作『ミザリー』だ。サイコのファンに拘束された状況下での恐怖やスリルを描いたもので読んだのはもう20年以上前になるが、その面白さと完成度の高さは未だに記憶に鮮明だ。 本作も中核のアイディアは拘禁状態にある。僕としては想像性に制約をかけた設定の中でどれだけのものになるかを楽しみにしていた。だが、決してつまらない作品ではないがキングの創造性もだいぶきびしい、というか、拘禁状態内部で作品のアイディアを広げることができず、主人公ジェシーの様々な過去や妄想に飛ぶことによって作品を仕上げている。各々のアイディアは決して悪くない。ジェシーと父親との下りなどはかなり読ませる生々しさを持っているし、全体の文章も(人によってはくだくだしいと感じる方もいるだろうが)熱の入ったパワフルさがある。だが、閉塞状況の中の恐怖感だけでもっとスリリングで緊張感のあるものが読みたかったのは僕だけだろうか・・・? 拘禁状態の中であればもっと様々なピンチをジェシーに課すことによって、中核のアイディアに縫合されつつ緊張感のあるものに仕上がったはずだし、作品の完成度も遥かに高まっただろう。タイトルの通りなのだが、力作であることは決して否定しない。が、他レビュアーの方の意見にもあったように、ここまでストーリーを広げてしまうならば、いっそのこと短編で拘束状況のみの作品にしたほうがよかったのではないか。もしくは200ページほど短くして広がりをなくしたほうが完成度はぐっと高くなったと思う。 | ||||
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彼の小説はいろいろと読んでるが、ちょっと入れなかった。だって、設定がベットの上だけだし、グイと引き込まれるピンチは犬に追われるときだけ。唯一、のめりこんだのは最後の20ページ。短編でいいんじゃないの。 | ||||
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あらすじは省略。究極の状況から女主人公がどうやって抜け出すかがこの本を読み始めた第一の動機だが、その過程がキング一流の回想・挿話・独白で見事に装飾され、展開する。そして、ラスト、やはりキングは「愛の作家」であることを再認識し、満ち足りた思いを持って読み終えた。この設定でこれだけの感動を生み出すのは、キングならでは。 PS この作品、絶対映画化は無理。いくら「ハンニバルだって映画化したじゃないか」と言ったって無理だよ。(もしかしたら、キングの挑戦かな?) | ||||
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ミザリーの好きな方、この作品もいいと思いますよ。 手錠でベッドにくくりつけられた女性が、一人でそこから抜け出すだけの、たったそれだけなら「五七五七七」で終わってしまう世界を、これだけねちっこく、いつまでも書き続けて、それでいて読むのに飽きない作品に完成させるのは、キングだからです。 才能です。わかっていたけど・・・すごいです。 | ||||
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キングが好きで、とりあえず手にとった1作だったが、思いの他良かった。 というのは、さまざまな角度から読むことのできる立体的な作品だったから。 わたしは読んでいる間「ひとはどうやって性暴力と闘うのか」ということがずっと頭を離れなかった。キングは、明らかにそれをテーマのひとつにしている。近いものに「ミザリー」もあるが、こちらのうほうが力強い。 全編しつこく繰り返される回想、独語。主人公が直面する現実の暴力よりも、その内面の闘いのほうがずっとリアル。その闘いに限りなく引き込まれていってしまう。 小説的なおもしろさと、作家の個人的な世界観と、両立させるキングには敬意を覚える。村上春樹はとても及ばない。キングくらい面白い作家が日本にもいたらよいのだが。 | ||||
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山荘で夫に手錠をかけられ、夫は心臓発作により帰らぬ人に。 一人取り残された主人公が脱出を試みてもがく中 乾き、妄想、狂気、過去のトラウマ、怪奇現象 様々が主人公を襲う。 痛々しい繊細な描写。 主人公がどうその状況と恐怖に向き合っていくのかが、惹きつけられる。 『ミザリー』に環境が似ているが、主人公が女性である事もからんで 一味違った恐怖を体験出来ると思う。 | ||||
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