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(短編集)
雨の降る日は学校に行かない
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雨の降る日は学校に行かないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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悩んでいる子に対して綺麗事で励ますんじゃなく、寄り添うような小説です。とても素晴らしい作品でした。学校に行けなくて苦しんでいる子たちに読んでほしいです。短編集なので一つ一つの物語は短いので読みやすいです。 | ||||
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良き | ||||
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カバーのイラストと印象と内容が不一致かなと思った いじめがテーマで胸がむかむかする気分になった。 | ||||
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一言で表すと、大変素晴らしい小説でした。 中学生の本当に現実に起こりうる日常が、上手に繊細に書かれています。読んでいて、何度も共感する部分がありました。 私自身も不登校経験がありますが、養護の先生が保健室登校を勧めて下さり、そこから好転しました。親との反発も多かったし、弟は学校に言っているので、私の現状を先輩にいちいち聞かれると怒っていました。 結局、高校進学まで教室には戻れませんでしたが、辛くなるし気まづいと逃げて大正解。 最初は怖かったけれど、高校では親友が複数人出来ました(^^)現在大学生です。 中学校が一番心揺らぐ時期というか、問題が起こりやすいと思います。性格が根暗だとか、勉強が出来ない、スポーツが出来ない、そんなの関係なく、誰でもイジメに会う可能性はあります。この本は、辛い思いをしている人などの気持ちを考えるきっかけにもなります。また、自分が何故人を攻撃したり、傷つけてしまうのか、省みる人もいるかもしれません。(読んだらですが… | ||||
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女子中学生たちの面倒くさい世界を描いた短篇集だ。 6話から構成されており、いじめに遭っていたり、オタク趣味を抱えていたり、不登校になったり、ネット上での露出趣味にはまりかけていたり。それぞれに抱えている問題が、鋭い痛みとともに描き出される。 ただ、いずれも最後には希望と救いがもたらされ、前向きに生きていくことになる。その意味では読後感は悪くない。ちょっとしたきっかけで、ひとは変われるのだと教えてくれる。 解説がひどいのが残念。 | ||||
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決して、明るい内容ではありません。 この本は基本的に繋がりのない短編集です。 学校というある意味特殊な空間での、少女達の思いを綴っています。学校のあの空気感、同調圧力を見事に再現しています。どのキャラクターも確かにあそこに「居た」ような気になるのは見事だと思います。 読後感は、タイトル通り「止まない雨はないんだ」って言うような何とも言えない気分にさせられました。 | ||||
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キレイな商品でした ストーリーがとてもリアルで良かったです | ||||
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激エモい、青春小説です。 スクールカースト低めな女の子の生々しいけど切ない話が書かれていておすすめです! | ||||
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内容はいいのにはるかぜとか言う人の解説で台無しに・・・ 最悪な気分です | ||||
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中学2年の女子を主人公にした短編集。第1話と第6話がつながるようになっていますが、基本的に独立した短編が並んでいます。 「小説すばる」に発表された作品というせいでしょうか、よい意味で文学臭がします。 男性作家がよくここまで思春期の女子の内面に迫ったものだと感心します。 非常にきめ細かく心情が描かれていて、共感しながら読んでいきました。 ただ、どの短編も暗くて重くて、読み進むのがしんどかったのも確かです。 スカッとしたエンタメを読みたい人にはお勧めできません。 | ||||
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私も大きな理由があった訳では無いのですが中学生の頃一ヶ月弱不登校になったことがあります。作中に出てくるようなクラス中から無視されたりといった経験はありませんが、目の前でわかりやすく陰口を言われたくらいの経験など公立中学出身ですのでいくらでもあります。 カースト制度というのは人が集まれば必ず出来てしまうものであり、特に女子が集まると勝手に決まっていくものです。人間といえども結局のところ弱肉強食の世界ですから自分より弱い相手を見ると恐らく安心して潰したくなってしまうのでしょう。 私はもう大学生なのでいじめということには無縁ですが、中学生の時期というのは色々な意味で成長する時期であり思ってもないことを平然と口に出してしまうことも多々あるのです。「普通」でない人間は蹴落とされる。これが残念ながら現実です。社会問題としていじめは取り上げられていますが根本的な頭が悪い人が数人集まれば(学校のような場所で)必ずしもいじめは起こります。哀れなことですが。 流石に物語ほど現実はうまく行きませんので今仮にいじめにあっていてこのレビューを読んでいる方がいらっしゃったらこちらを今読むのはオススメしません。綺麗事だと腹が立つはずですから。数十年たってやられたことを忘れられるレベルになったら(いじめる方はすぐ忘れますがいじめられた方心には永遠に残ると思いますが)読んでみてください。こんなふうにこの問題を捉えている人がいるのだと学べるはずです。 作品としては面白かったですが、個人的には解説が受け付けませんでした。タレントさんなのでしょうか?私は存じ上げませんが作品批判は正直別の場所でやって欲しかったです。一つのものを読んで色々な人が違う意見を持つのは当然ですが、本編の解説の場で書くようなことではないと思います。やはり本の解説は基本的に作家さんにお願いしてほしいと願います。 | ||||
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私も登場人物と同じくらいの年齢だが、女子特有の感情とか会話とか 教室の空気感だとか、あまりリアリティがなく、 わざとらしくて共感できなかった。話もあまり面白くなかったし、 心の支えにならなかった。 | ||||
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女子中学生を主人公とした6つの短編集です。 おそらく同じ学校を舞台にしていると思われるが、 明確にそれが示されているのは最初と最後の編のみです。 スクールカーストとかイジメなど、 学校を舞台にした作品にありがちな内容が描かれています。 恋愛模様が入っていないのが不思議でしたが、 中学生には早いってことでしょうか。 | ||||
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中学生という背伸びした子達の心の葛藤を丁寧に描いた短編集です。不登校や保健室登校、イジメだけではなく生きづらさを感じて居る少女達が、一筋の光を求めてもがき苦しみながらも歩んでいく姿に勇気をもらえました。 新しい環境に、なんだか馴染めないなといった心のモヤモヤをそっと最後には晴らしてくれる素敵な作品でした。 | ||||
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はるかぜちゃんの解説に15ページも使うのなら、もう少し安くして欲しかった。 作家さんの解説なら、読む価値かもあるが。ただの感想文。小論文の書き方も学んでないような各章の要約を箇条書きにした解説が長々と細切れに続く。読解力と文章力が欠けている。 お家の中にいればみんなお姫様でいられたのに、と小学生みたいな文章から始まる。 段落の星がいっぱいで見辛い。 本編の余韻を台無しにしている。 この作品は、男性作家さんだけれども 中学生女子の悩みをリアルに描いている。 とりわけサエとナツの話が泣けた。 本編は星4つ、解説が星マイナス3つ。 まあ作家さんがオファーしたのかもしれないが、集英社文庫もこんな解説を使うようじゃ駄目だわ。 | ||||
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雨の降る日どころか晴れてる日にも学校に行かない自称高校生のはるかぜちゃんのコメントはいらないです、非常に気持ち悪くなりました。「3.11おめでとう」「不倫したい」などと発言するはるかぜちゃんのような人のコメントってだけで気分悪くなるので不要です。 | ||||
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kindleで購入させていただきました。 題材として、いじめや不登校などネガティブな事項を取り上げていますが、どの作品も終わりの描写がよく、後味の悪くない作品群でした。 とは言え、さすがに「当事者の中学生」の方が読むには、ちょっと重いかな? とも感じます。 その重さゆえ、自分が学生の時に読んだら、背中を押す力になったかもしれないし、逆に逃げ出す理由になったかもしれないですね。 勧めるとしたら、「どちらかと言うとスクールカーストの底辺側に存在してた人」。すんなり読める内容だと思います。 | ||||
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kindleで買いました。 程度の差はあれど、ここに描かれている感情には身に覚えがある人が多いのではないかと思います。 ページを捲るのが辛くなって、何度も端末を置いてしまいました。 でも、全編読み終わったあとは非常にすっきりして、そのまま2周目に突入しました。 もっと若いうちに読みたかった。 中高生にぜひ手にとって貰いたいですね。 | ||||
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学校は行かなければならない場所。 学校で友達は作らなければならない物。 学校でも家でもそう教えられるし、そう思っている。 でも、違うんだ。 学校は行かなければならないわけじゃない。 学校で友達は作らなければならないわけじゃない。 大人たちは、君たち子供たちを学校という檻に入れようとしてしまう。 なぜなら、社会というとんでもなく大きな檻に自分が入っていることを知っているから。 だから、その大きな檻の中で生きる術を、学校と言う小さな檻の中で身につけてほしい。そう思うから。 でも、違うんだ。 大人たちがいう檻は、思っているよりももっと、ずっと広い。 大人たちのいう檻は、大人が勝手に入っただけだ。勝手に小さな檻に入って、その檻の中で大変だー、大変だーと騒いでいるだけさ。 だから、無理に学校という檻にいることはないんだ。 逡巡と揺籃の時間は終わりだ。 その檻から出て、思ったとおりに生きてみよう。 | ||||
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中学生の生きづらさを表現した短編集 初めは改行のない構成にムズムズしながらテンポの悪さにイライラしていたが、 そんなものはすぐに吹き飛びました。 思春期の複雑かつ繊細な心情を痒いところに手が届くような表現で巧みに伝えてくれる。 女性ならではの情感が心地よかった。 不覚にも表題作でウルっときてしまった。 流れるような文体も魅力的です。 こんな寛大な保健の先生じゃないよ、実際は。 | ||||
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