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ハピネス
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ハピネスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 21~40 2/4ページ
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桐野夏生らしくない、林真理子的な題材。 そんなレビューも多く、たしかに林真理子版も読んでみたいなと思いました。 そして、桐生さんにしては惜しい作品だなと感じたのは事実です。 描かれている世界のスケールに対してではありません。 「迷っている」など、セリフの言い回しに不自然さがあることや、各登場人物の人間性がややとっちらかっており、それがリアルさの描写なのか描ききれていないのかわからないことなどです。 例えば「いぶママ」は、もっと魅力的に描いてくれてもよかったな、と。 ですが、ぐいぐい読ませる筆力はさすがですし、時間とお金を返せとは全く思いません。 そして、桐野夏生らしさもありました。 【以下、ネタバレを含みます】 前向きにやり直すことを決意したとはいえ分不相応な家賃のタワマンを出ない主人公の甘さ、エレベーターでときおり会う階下の男性とこの先なにかありそうな気配といった不穏さのあるハッピーエンドは、桐野夏生ならではだと思います。 また、下町育ちで格下扱いの洋子が実は経済的にはいちばん裕福であるらしいという設定も、林真理子ではありえない、もしくは全面に押し出してくるところではないでしょうか(時計や靴だけはハンパなく高いとか、いぶパパは洋子の財産狙いだとか)。 | ||||
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初めての人生でミスジャッジはある意味、当然だと思う。誤った選択をしたくない為、他人の意見を求めたり耳を傾けたりする。自分より多くの苦痛と歓喜の人生経験をしている親のアドバイスは信じて見ても悪くないだろうと思う。そう言う意味で岩見有紗には凄い苛々した。同じ辛さにも耐える器の大きさは人それぞれ全然違うだろうけど、限りなく消極的に見える彼女に舌打ちを続けていた。でも本当は同じ過ちを繰り返さない為に必死だった有紗は本当に強い女性だった。思った以上に面白く、Amazonどうしてこんなに低評価されてるの?って思った。 | ||||
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この作品は、現代のの夫婦像が何層にもリアルに描かれていて、一気に夢中になって読めました。タワマンだけに限らず、どの環境下に住んでいてもカーストはありますよ。久々にハラハラしました。VERY読者も納得だと思います。 夫婦の問題は、簡単なようでいて一筋縄ではいかないもの。夫婦が上手くいくって難しいんです。人生、どう転がっていくか当人同士でも分からないのですから。 文体も林真理子氏ではなくて良かったと思いました。大衆化してしまうのは、作品が浅はかな内容になってしまうし、桐野夏生氏でなければ、こんなにハラハラしなかったでしょう。素晴らしい作品でした。 | ||||
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中産階級といっても人気女性誌で連載された物語ということで、どれだけ共感できるのかなあとおもいながらも、近隣問題で悩んでいたので読んでみた作品でしたが、まるでウチの自治体の縮図のようで驚きました。同時に自治体って、自分の住処ってどうあるべきなのかなあ、自分はどんな所に住むのが適しているのかなあと色々考えさせられました。私は林真理子さんの作品も殆ど読んでいて、他の方のレビューから、女性同士の色々としては読後感が物足りないのかな?とも思いましたが、桐野氏の方がより人間に寄り添った描写をされていらっしゃるように感じました。林氏の描写は、リーダー格のセレブママがママ友の集まりで準備するおやつはこんなに気の利いたものだけど、格下のママが準備するおやつはこのレベルといった描写で終わることが多いような気がしますが、桐野氏の場合、このタイプの人間はこんな時、このような考え方をし、振る舞いをし、何を嫌がり、何を好むといった人間の特性がとても細かく描かれていて、さあこれから公園デビューという人にはとても参考になるんじゃないかしら。色々な価値観があるので、それぞれの特性を認めて、みんな仲良くとは、、、、簡単にならないような気がします。自分が目指している方向で、住む場所、ライフスタイルも決まってくる。要するにそういうことで、ブランドマンションに住むから、ブランド品をどれだけ揃えられたかで人間が決まるというわけではないということがとてもよく分かった作品です。 | ||||
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タワーマンションのセレブ妻という、自分の知らない世界を覗けて面白かったです。 読み終わった後、絶対に続きが読みたいという気持ちになりました。 桐野さんの作品を読んだのは初めてですが、ファンになりました。 | ||||
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一気に読んでしまいました。 面白かった。けれど、前半部分は読んでいてかなり辛いと感じました…! 殺人事件が起こるわけでも無く、孤島などの特殊な状況設定もありません(自分の状況とかけ離れ過ぎた設定は、アトラクションのようでむしろワクワク読めます)。主人公はスパッとしたかっこいい人物でも無ければべつだん俗悪でも無い、多少依存心が強く自分に自信が無いという程度の普通の人物です。 なので…だからこそ怖かったです。 あまりにも現実味がありすぎ。卑近すぎて。 他人からは一笑に付されるであろう、よくありがちな(けれど実際自分に起こったら気の滅入る)人間関係のしがらみを読んでいると、主人公と一緒に真綿でじわじわ首を絞められているような気分になってきます。 実は主人公の首を絞めているのは自分の(そして属しているコミュニティーの)信念なのですが…。 後半、タワーマンションの高層階で狭い人間関係にからめとられながら、宙ぶらりんに浮いていた主人公は、文字どうり「地に足をつけていく」事になります。 作者は闇落ちしてる現実の女性(もしかしてVERY読者に多そうな…)に、一つの抜け道を示したかったのかな、とも思いました。 私は後半、こんな状況の中でもこうして前進していけるんだ…!と、霧の晴れる思いがしました。 また夫の収入などで格付けしあう女たちには、「選ばれる性」である悲しさを感じ、いつも根底にフェミニズムを感じる作者らしいテーマの作品だと思いました。 そして続編「ロンリネス」を調べて、まだ出版されていないと分かり歯嚙みしました。早く読みたい!! 文庫版は、斎藤美奈子さんが解説を書かれているのも良かったです! ちなみにこの作品のamazonのレビュー欄は、架空の登場人物に対してさえ感情的に反応しているものも多く散見され…この反応を引き出す作者に改めて非凡な才能を感じ、ぞくぞくしました…! タワマンに住み、一見幸福そうだけれど、けして幸福で無い。それどころか窒息寸前になりもがいている…。そんな幸福といえない主人公たちに対してもなお感情的に嫉妬を禁じえない人々の心理にも興味しんしんになりました…! | ||||
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ママさんたちの幸せの裏側に持つ秘密が描かれた、面白く、怖い物語。 高級タワーマンションに暮らす幼い子供を持つママさんたちが幸せの裏側に持つ秘密が少しずつ明らかにされる。 主人公の岩見有紗は海外出張中の夫を持つ、一児の母親なのだが、誰にも言えない過去と現実があった。そして、ママさん友達のリーダー格の幸せの絶頂にいる竹光裕美には…有紗のママ友の栗原洋子には… まるで砂上の楼閣か蜃気楼のような儚い幸せと、そんな儚い幸せの裏側、不幸の裏側には必ず幸せがあるという人生の機敏が描かれている。 | ||||
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桐野さんはこんな薄いテーマを描く作家ではない。 と評価されてる人がいます。 それ、言い得てる。 が、そこまで裏切られた感はない(参考になった。同意できるとこがあるので押しましたが) 桐野さんのような天稟の物書きは雑誌連載の仕事などの寄り道をして欲しくないと思ってる。 でも、ごくたまに、彼女の仕事には晴天の日にスケッチを描くようにサラサラとした内容のものがある。 安請け合いというのか、(特に)邦画など観て、いい役者さんだなと思っても、 安いドラマやバラエティーの番宣などで観るとシラケる。 それと似てるかも。 この人は「ゾーン」に入ったとか、なにかに取り憑かれたのではないのか、 どこからそのアイデアや文章が出てくるのかとゾクゾクされられることが多いが、 この本は違う。 なんとも平たい。 (以下、ネタバレ含みます) シャベルとか離婚とか大きな問題があってどーなるのだ?という期待に反して 解決というか、サラと過ぎていく。 そして、ママ友間ではカリスマ的存在のいぶママ。 そしていぶパパと不倫する美雨ママ。 これもいぶママ一家の引っ越しという本編からドロップアウトする かたちで有耶無耶。 リアルワールドみたくストーリーにケジメがない。 よって読了後の驚きもない。 ただ、一流の作家の文章だけに費やした数時間は惜しいとは思えない。 数ある作家の中ではこれぞ小説といえる文章の美しさ。 (ストーリーが薄ペラくても、極端に言えばストーリー無しでも、 この方が書けばそれなりのいち小説が書けて成り立つ) 花奈がストーリーの流れの中で違和感なく成長している表現など さすがとしか言い様がなかった。 | ||||
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花奈ちゃんおしゃべりが上手になったようだね。ママとパパが仲直りできそうで良かったね。ハピネス独り占めしていいよ。 PHP:ピース・ハピネス・プロスペリティがキーワードとなり読み始めた。 著書が女性だからか乳幼児の仕草・乳幼児同士の関係・幼児の心の動きが母親の気持ちを通して行われていることが非常にリアルに描写されていた。親子は絆を越えて体の一部なんだろう。 ママとパパの間に何があったのか読み進めるうちに気になるところとなってきた。雄大の登場で謎解きが始まる予感。 過去があり現在があり未來がある。ママ友の世界だけではなく男の世界も狭い。 解説の冒頭の言葉が全てではないか。「本当は怖い 絵に描いたような幸福」でも子供たちだけには幸福をと願いたい。 | ||||
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私は展開がハラハラして面白かったです。 主人公に共感出来ることは少なかったけど 登場人物各々の心の闇が見えて興味深かったです。 ママ友の不倫の内容が後半もう少し詳しく知りたかったです。 | ||||
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都心のタワーマンションのママ友グループ. 表面上は仲良し,しかし,裏にはカーストあり,不倫あり, そして主人公にも過去と現在に秘密を抱えている. ストーリーはママ友グループの中でうまく立ちまわることで 頭がいっぱいの主人公の悩みからスタートする. 子供を抱えて頼る身内もいない母親の悩みと ママ友カーストを背景にしたドロドロが描かれるのかと思いきや 主人公自身の秘密が少しずつ明かされていく. 中盤まではこの秘密の暴露がストーリーのテーマとなっている. 中盤以降は,主人公自身の問題の終結とママ友グループが崩壊する結末が描かれる. 両家の親の間で揺れ動く主人公の心理が丹念に描かれ, ある種の人間的成長も感じさせるストーリーとなっている. 読者の関心を維持しつつ,秘密を小出しにしていくストーリーテリングはさすがにうまいが, 一方で,予定調和的な印象は否めないし,何より強烈な毒のあるキャラクターがいないため, 桐野作品としてはかなり穏やかなストーリーと言える. | ||||
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育児をしている中買いました。 実際の方がもっとどろどろしていて複雑なのでしょうが、なるほどと思わされます。 読みやすい文体でドキドキと前へ進まされ2日で一気に読み終わりました。 普段小説は全く読まず何年ぶりかなのですがそういう人にも良い実用書となってくれるでしょう。 ラストや面白さで言えば主人公よりも目立っていてキャラの濃いいぶままやみうままを主人公にした物語の方が読んでみたいと思いました。 | ||||
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面白かったです。 こういうのある有るって感じです。 最後はちょっと、、、って気もしましたが、止まらなくなりました。 | ||||
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現実にありそうな、都会のママ友 の話でした。 個々それぞれいろんなことがあるなと思いました。 あまり本が好きではない私でしたが、いっきに読んでしまいました。 | ||||
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一気に読んだ。 大都会独特のママ事情だろう。 5人のママ友たちそれぞれが、一生懸命生きている。 お受験期を過ぎてみれば、それもまた懐かしくバカバカしくて、でも愛おしい。 | ||||
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この小説を読み、思い出すのは角田光代さんの「森に眠る魚」。 あちらはお受験にまつわる実際にあった事件をモチーフにした母5人のストーリーだが、その中に、小説は自分たちの等身大のストーリーが書いていない、と不満を漏らすシーンがある。 そしてこの「ハピネス」こそ、どこにでもいる主婦たちの、世間から見れば派手ではなくても当人たちには大問題の事件を描いた作品だった。 地味な性格の主人公は、その地味さゆえに自信がなく、従属的で依存的。 小説の主人公としては全く魅力がない。でもきっと、作者はあえてそういう人物を主役に据えたのだと思う。 臆病ゆえに人生を大きく踏み外さない、凡庸だが、じぶとい女性像。 共感も同情もしにくいし、カタルシスもないが、だからといってあまり糾弾する気にもなれない。 毒にも薬にもならない、平均寿命まで生きそうなタイプ。 彼女のような人。 彼女のような人が送る日常。 このつまらなさこそ、ハピネス。 そんな気がした。 | ||||
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私はVERY年代ではない、とっくに卒業した年齢だ。しかし、現在のVERYで連載されているというので読んでみた。桐野さんもかなり「VERY」読者層を意識しているおではないだろうか。ここまで極端でないかもしれないが。 良人と離婚だけで「一気に没落する」そういう世界。そこから「離婚を決意しながら、また元に戻してもいい、それから1人立ちしよう、即離婚より、もっと何かがあるのではないか」という主人公と、離婚で一気にボスの座を奪われたもう一人の女性との対比と。 なんといってもかっこいいのは主人公の夫の母と父だ。金銭的援助もしてくれたが「これ以上は駄目!」としっかり言い切る。自分の世界を持っていて変に娘息子に依存しない。 感情を持ち、言いたいことを言う。それでもって 愛をもって主人公(嫁)と息子と孫に接してくれる。甘やかさないが、見守ってくれる。この義理の父母の存在は大きい。この義理の父母のようなおばあちゃん、おじいちゃんはなかなかいない。 ママカースト制のようなもの。主要人物の1人の結婚の破綻などは通俗的な終わり方だ。ねたみ、ということもあるだろう。 ただ、主人公もかなり「過去のある」人間である。つきなみな主婦でなく影を抱えた女性である。ただママカーストのことだけでなく、この主人公の「今の世界からの脱出」をサブテーマに持ってきたところがいい。泥臭くても生きようという主人公に共感できる。 メインテーマはママカーストのことだろうが。 このサブテーマ、主人公の「他人にいえない家庭内のこと」、これがあったからこそ、ママカーストを描いたもの「だけで」なくなった。カーストのトップの女性にしろ、人に言えない負い目を持つ。その女性の没落になぜか共感してしまう。 メインテーマを主人公の脱皮にもっていくと気持ちがすっきりする。 主人公がきっぱりと「今の世界から出ていこう」「過去をひとつづつ清算していこう」そして「ほかの幼稚園ママと違い、どういう仕事でもつき、自活していこうという姿」それを後押ししてくれる義理の父母。 この関係と、主人公と義理の父母、このりりしさに打たれた。最後の足ふみをする主人公。これは しっかりと地面を踏んであるこうという決意に思えた。 それとこの主人公を通して、ほかの幼稚園ママたちにも何か隠された秘密などもあるのだろうということを暗に含むところがある。 | ||||
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高級マンション、ママ友、お受験。小説の題材としてはいささか手垢のついた感のあるこうした題材を、桐野さんがどういう切り口で描くのかと思ったら、意外とあっさりしててブラック感は薄め。いつもの桐野夏生とは趣を異にしていた。冒頭のベランダから風で飛ばされたシャベルや匿名の手紙、無言電話など、思わせぶりな伏線はあるものの特に大きな展開にはならず肩すかし。すわラスボス登場か?と思われた終盤の別居中の夫の突然の帰国もなんとなーくハッピーエンドへ。しかも最大の山場が、主人公とは関係ないママ友内でのダブル不倫とお寿司屋さんでのプチ修羅場とは。ま、事件の起きないこういう小説も書けるんです、ってことかな。 | ||||
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夫婦愛の再生物語?と言えるのでしょうか。 少なくとも主人公だけに限って言えば、読後感は爽やかです。 主に、タワマンの賃貸部分に住んでいる主婦とそのママ友達との日常、そしてその主婦の夫との家族問題が語られます。 主人公の主婦の過去の隠し事もそう珍しい事でもありませんし、美雨ママから告げられる事も現実にはあまり無くても、小説の世界では良くある話。 物語にあまり起伏がなく、感情移入できなければ面白くないかもしれませんが、それでも読むのを止めれない、展開が気になるというのは、やはり桐野夏生氏の力量によるものだと思います。 もう少し毒があっても良かったです。 | ||||
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雑誌「VERY」連載中より、気になっている作品でした。 もともと「VERY」の読者層は、本書に出てくるの「ママ友」と年代も価値観も合致するのでは?と思います。素敵なブランドの洋服を着こなし、おしゃれなお店でランチ、夜は子供を預けて独身のようなスタイルでバーに出かけ、一流企業に勤める夫とのデートを楽しむ。幼稚園の送迎の際のファッションは?若さを保つためのエステは?コスメは?。 おそらく、多くの「VERY」読者は、この連載を身近なものとして読んだはず。 まるで「VERY」から抜け出たかのような「いぶママ」にあこがれを抱き、彼女の仲間でいようと苦心する有紗、一方でモデルのような体形にチープな洋服を颯爽と着こなし、言いたいことをズバズバいう「美雨ママ」と本音を言い合う中に。 対極の二人が、あることでつながり、最後に笑うのは。 優柔不断だった有紗が自立していく過程にはちょっと説得力がなかったのですが、彼女とりまく人々はよく描かれていて楽しく読めました。 | ||||
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