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これ誘拐だよね?



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【この小説が収録されている参考書籍】
これ誘拐だよね? (文春文庫)

これ誘拐だよね?の評価: 3.83/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

「モチのロン」…最後に聞いたのはいつだろう

ミステリーはほとんど読まないのだが、とにかく昭和臭漂うボキャブラリーのチョイスに驚いた。
「これ誘拐だよね?」という今っぽいタイトルからは想像もつかない死語のオンパレード。

「とっつぁん」「パイオツ」「このアマ」「クソして寝ろ」「パープリン」「ケツの毛まで抜かれる」…最後に「モチのロン」まで発見して思わず自分の目を疑ってしまった。あえて死語やクサいセリフを散りばめたのだろうか?現代のアメリカのセレブの話なのに、私の脳内はすっかり銭形警部のような昭和のおっさんたちに占領されてしまった。頭の悪いセレブの「今っぽい」女言葉にも果敢にトライしているものの、10年昔に絶滅したギャルのような言葉遣いが多々見られる。この「チョーヤバイ」的な若者言葉は、それ以外の昭和のおじさんボキャブラリーとも時代が違い、違和感を覚えた。

日常ではありえない、コントのような会話のやりとりが楽しい人もいるとは思う。が、それは確実に中高年の男性だ。
それ以外の世代・性別に全く響かないこのスタイルに何の疑問も持たなかった編集者には、今だけ通じる言葉「ドン引き」を贈りたいと思う。
言葉ばかり気になってしまい読破していないので、3つ星とする。面白そうなので残念だが、私にはどうしても合わなかった。
これ誘拐だよね? (文春文庫)Amazon書評・レビュー:これ誘拐だよね? (文春文庫)より
4167900238

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