大魚の一撃



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    初公開日(参考)1990年06月
    分類

    長編小説

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    大魚の一撃 (扶桑社ミステリー)

    1990年06月30日 大魚の一撃 (扶桑社ミステリー)

    R・J・デッカーは以前マイアミの一流新聞社専属のカメラマンだった。写真の腕は一流だったが、持ち前の一本気な性格のため新聞社をやめ、現在は私立探偵稼業で糊口をしのいでいる。住居はトレーラー、唯一の財産はカメラだ。そんな彼のところに大財閥のデニス・ゴールトが仕事を依頼してきた。バス釣りトーナメントで行なわれている不正行為を暴く証拠写真を撮って欲しいという。すでに同じ仕事を請け負った男がひとり殺されている。しかし報酬額5万ドルにひかれたデッカーはさっそく問題の釣り師の本拠地へ乗り込み、新聞社時代の友人ピクニーの協力を得て調査を開始した。が、その直後ピクニーも何者かに殺された。捻りのきいたユーモアと軽快なテンポに乗せて放つC・ハイアセンの第2作。 (「BOOK」データベースより)




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    No.7:
    (5pt)

    スキンク初登場にしてハイアセン独り立ちの記念的作品にして、最高に面白い。

    誰に貸したか忘れてしまい、再読したいと思っていたところ、すでに廃刊。しかし、さすがアマゾン、マーケットプレイスで何冊も出てました。ああ、久々にこの本に触れられただけでも嬉しい。そして、再読であるにもかかわらず、最高に面白い! ハイアセン節が定着する助走時の作品ゆえ、多少ハードボイルド・タッチなところもありますが、それでもやはりハイアセン。何度も笑わさられ、ほくそ笑まされました。さすが、クライムノベルのマーク・トウェイン。ここからハイアセンの世界がてんんかいしていく記念的作品として、まtクァ入手できたこともあって、最高に嬉しく思いました。アマゾンのマーケットプレイスの皆さん、ありがとう。
    大魚の一撃 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:大魚の一撃 (扶桑社ミステリー)より
    4594006108
    No.6:
    (5pt)

    面白い!

    この作者の本は何冊か読んでいますが好きですねえ。奇人スキンクのそもそもを知ることが出来て
    満足です。読書感想文は苦手なのでうまく書けませんが・・・。こういう小説を好む友人がいなく 
    て語り合えないのが残念。
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    4594006108
    No.5:
    (5pt)

    軸足を野生に置けば、人間や社会にとっては不都合な存在になるんだろうね。

    前作・殺意のシーズンを貫く悲壮感や絶望は少しだけ影を潜めているけれど、その同じ痛みはスキンク(トカゲ)という名の浮浪者の来歴や胸の中に見ることができる。
    人間の無神経な開発の前でもの言わず息絶えて行く野性動物たちに対する惜しみない愛情と、彼らに成り代わったような熱い怒りが、シニカルな笑いの向こうに溢れています。
    ハイアセンの作品群を読み漁って暫くした頃、シー・シェパードというエコテロリストの存在を知りました。
    政治的にも法律的にも問題ある集団でしたが、クジラたちにとっては純粋に救世主だったのだろうと思ったものです。
    閑話。
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    4594006108
    No.4:
    (4pt)

    大自然を舞台にした社会派クライム・ノヴェルの快作

    あるバス釣りトーナメントで不正が疑われ、私立探偵が捜査を始めるが・・・というのが大体の粗筋。
    この小説の面白さは何と言っても登場人物たちのキャラクターに負っている部分だと思います。金儲けが目当てのインチキ伝道師、その伝道師に雇われているこれまたインチキ釣り師、謎の男でホームレスのスキンク・・・これらの登場人物たちが絡み縺れ合いながら最後の釣りのトーナメントに雪崩こんでいくところが本書の面白さだと思いました。その面白さはエルモア・レナードに引けをとらないほどだと感じました。更に処女作でも顕著だった自然保護と自然を破壊している人間に対する怒りに満ちた批判が行間から読み取れ著者の誠実さを感じ感銘を受けました。処女作の悲痛さには一歩譲るかもしれませんが、これはこれで相当面白いクライム・ノヴェルの力作だと思います。
    登場人物のスキンクはこれ以降重要なキャラクターになるようなので、ハイアセンはこれから読むのがいいかも。
    一気読みの快作。機会があったら是非ご一読を。
    大魚の一撃 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:大魚の一撃 (扶桑社ミステリー)より
    4594006108
    No.3:
    (5pt)

    奇矯な登場人物が魅力的

    バス釣りトーナメントに関わるイカサマを追ううち私立探偵デッカーが連続殺人に巻き込まれるというお話し。
    事件の解決そのものより、バス釣りがビジネス化している米国の実態が興味深い。なんでも商売になっちゃうんだなぁ。本書以降の作品よりも抑え気味ではあるが、奇矯な登場人物が魅力的。特に、ブルドックの頭をかかえた(かみつかれた)悪役のぶっとび方がいい。そこそこエグい場面もあるんだが、さらりとしていて、後味が悪くない。自然破壊に対する警鐘とういことなんだろうけれど、堅苦しくはないので、サクサクと読める。
    ハイアセンの初期の作品は、なかなか入手が難しい。それだけ愛されているってことなのかもね。
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