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猫は郵便配達をする
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猫は郵便配達をするの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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リリアン・J. ブラウン女史(1913-2011)の代表作「シャム猫ココ・シリーズ」の第6作(英語版1987刊行)です。 母の友人だったファニー伯母さんの莫大な遺産を相続したクィラランは、新聞社を辞め、シャム猫のココやヤムヤムと一緒に、北部の小さな町ピカックスの豪邸に引っ越します。詮索好きなクィラランは、5年前に消息不明になったメイドの行方が気になり調査を始めます。人口3千人の小さな町の住民は、表面は友好的ですが、裏には秘密と陰謀が渦巻いているようで・・・。 豪邸に届けられる大量の郵便物に、ココとヤムヤムは大喜びです。ココは意味ありげに郵便を咥え、ヤムヤムは郵便を隠そうとします。相変わらずの愛らしさです。 | ||||
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主人公が事故に遭い、退院し、彼がクリンゲンショーエン家の遺言について法律事務所を訪れた時、彼は、女性弁護士の顔が青ざめているの見て、彼女は二日酔いだから迎え酒が必要だと考え、彼女をディナーに誘い、カクテルを飲ませようとするのだが、その行為は危険である。彼は記者だったくせに間違った対処法を鵜呑みにし、実行しようとするのはどうかと思った。しかし、彼女はディナーを断ったので、迎え酒を飲まされずに済んでよかった。 | ||||
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主人公がココと暮らす北の街はどこにあるのか?そんなことを考えながら読むと更に楽しく読めます! | ||||
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シャム猫ココシリーズ。クィラランが、新聞記者を辞めてからのお話。 「ひとついわせて、クィル。教師にとって 本物の教師にとって 最高のご褒美は、素材を発見して、それに栄養を与え、大きく育っていくのを眺めることなの。 教師の本質をつくくだりがある。筋とは関係のない、人生の薀蓄があるのはうれしい。 アーチ・ライカ、アイリス・コブという新聞記者当時の知り合いが最初に登場するので、第一話、第二話からのつながりもよい。 ピカックス市へ来たあと、おばさんが亡くなり、グッドウェインター一族とのつきあいがはじまり、突然の事故。 その裏側が、一枚づつ剥がれていく。 殺人事件が多いが、あまり暗くならなく、当事者意識が薄いのは、シャム猫ココが本当の主人公だからかもしれない。 デザイナとしてのデイジー・マルが、死んだ後の話になっていて、一度も生きた姿で登場しないのは残念。 また、デイジーの有人、ティファニー・トロッターも、登場してすぐに亡くなるのも残念。 魅力的な人物を、おしげもなく殺していってしまう作風に驚く。 猫が郵便物を仕分けしているので、「猫は郵便を仕分けする」という標題はどうだろう。 The cat who played post office.郵便局ごっこなので、配達とは限らないという気がしています。 | ||||
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このシリーズは、原作者の執筆順不同で日本語版が出版されていますが、私は幸運にも最近1冊目より読み始めたので、順番通りに楽しむ事ができました。(この作品なしに、後続を読んでは、面白味も少しばかり欠けてしまうのではないかと思いますが)それを踏まえると、おもしろい作品でした。猫のココの仕草や、妙な行動は、猫と長年同居している私にとって、とてもかわいらしく、悪戯についても、いつもながら憎めないように思えました。今回はココが封筒をくわえて歩きますが、またとてもかわいらしく、賢い様子でした。これ以上書くと結末を開示してしまいそうなので、本編を読んで意外な結末に驚嘆してください。 | ||||
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シャム猫ココ・シリーズの第6作。本シリーズは第5作「猫はブラームスを演奏する」で劇的な転換を遂げるが、本書はその続編とも言うべき重要な作品。なのに日本では、第5作と本書は20&21番目にようやく翻訳された。遺憾に思う。本シリーズは推理物としては大した事ないが、本書は比較的良く出来ている。今まで読んだ6作の中で最高の出来と言えるだろう。だが、第5作から主舞台となったムース郡は依然好きになれず、舞台紹介を兼ねた途中の展開がやや退屈に感じられたので、星5個を付ける気にはなれなかった。また、本書のココの探偵ぶりは、見当違いの推理をしたクィルに冷たい態度を取る等、ちょっと行き過ぎの気がする。これは親バカ飼い主クィルの考え過ぎとも取れるので、かろうじて許!容範囲内か。だが、巻を重ねるにつれてエスカレートして、”猫にできそうな、できなさそうな”という微妙な線を超えてしまうのではないか…とちょっと心配である。 | ||||
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