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(短編小説)
モルグ街の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
モルグ街の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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今やポーの作品集は色んな出版社さんが手がけています。 昔の海外作品を見ると翻訳がおかしかったり、字がまぁ小さくて小さくて読みづらい文章製本だったりするのが多く 過去の物より、新装されたものをチョイスして読んでいます。 そして今回 ポーの短編集 表紙もかわいく現代風、ミステリー編と別れているご様子で購入を決意しました。 既に書かれている方もいますが翻訳がすごくわかりにくく、トリック等頭の中で図が描かれないのが多くありました。 自分の知識の浅はかさかもしれませんが。 推理物程トリック解明が解りにくいとイライラする事はありません。 (書かれたのが相当昔なので現代の人にとっては解りにくいと言われればそうかもしれませんが) モルグ街の殺人に至っては 鎧戸が大工達の呼ぶフェラード という形式で と書かれていてもピンときませんしフェラードについての解説はありません。 また上に上げて開封する窓がバネ仕掛けで戻るというという事を この窓に隠しバネが、、という表現を使っている事 (誰かが故意に仕込んだ様に勘違いしてしまいました) 2つの窓枠に釘がささっており一つは釘がさびているので開閉ができることも妙にまわりくどい解説で表現しているせいか 逆に解りづらくて大変でした。 失礼ですがウイキペディアのあらすじの方が解りやすかったです。 | ||||
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モルグ街の殺人事件 (新潮文庫) 巽さんの新訳を新潮文庫で読んでみました。ゴチック編とミステリー編の二冊です。60年来のポー・ファンとしては、巽さんの新訳に期待していました。しかし読んでいると、文体に違和感を感じました。文体が若いのです。原文の音調を映していないのです。谷崎精二訳、中野好夫訳、八木敏雄訳などと、結局、比較することになりました。ボードレールの安藤元雄訳のような訳文がほしいと思いました。原文の持つ音楽性、音調を訳出してほしかった。遺憾です。残念です。HIRAKAWA | ||||
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新訳ということですが、翻訳の日本語がこなれて無く古くさく感じました。その点、光文社新訳文庫のポー作品とは好対照。ポーの怪奇的作品には多少古くさく感じる翻訳も良いのかもしれないのですが、意味不明の翻訳も散見される。特に「モルグ街の殺人」ではおかしいと感じました。念のために光文社文庫版と比較し、さらに原書にも当たって見ましたが、この新潮文庫版の翻訳では意味がよくわからないで訳しているか、訳す際の日本語の使い方がおかしいとしか思えませんでした。わかりやすい例を一つだけあげると、「網膜の内側に比べ外側では」という訳が出てきます。普通の人には、この日本語で網膜についてのどこのことを言っているはかわからないはずです。訳者が日本語でのわかりにくさを犠牲にしても、直訳を意図されたのならそれは一つの考え方でしょうが。 | ||||
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言わずと知れた、世界で最初のミステリーとして名高い表題作ですが、こんなオチだったんですね、最初から。キャラも思いっきり古典的、あるいは現在のメフィストあたりの本格ミステリの探偵の原点であるような超人的な振る舞いを見せていて楽しめた。 | ||||
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