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(短編小説)
モルグ街の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
モルグ街の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 1~20 1/2ページ
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どの話も前置きがダラダラと長いのだ。本題に入る前に飽きてしまう。 | ||||
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巽孝之氏の訳で、久々にポーの作品を読んで、ポーってこんなに読みにくかったっけと思いました。 まあ、ポーの文章自体が読みにくいのかもしれませんが、翻訳がおかしいという指摘が他の方のレビューにあったので、日本語としてこなれてない訳文なのかなと納得しました。 ちなみに、他の方が指摘されている一例のさらに一部をGoogle翻訳で訳してみたら 原文 By courtesy of his creditors, は、Google翻訳では、 彼の債権者の好意により、 との結果でした。 まあ、この翻訳者は、以前、黒い直方体がSFに出てきたら、それだけで2001年宇宙の旅に出てきたモノリスの影響を受けていると言い切る人なので、ちょっと人と違うセンスの持ち主なのでしょう。 | ||||
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The Gold Bug・・・和訳名「黄金虫」は、「暗号解読物」の元祖であり、 また最高傑作のひとつと評し得る。日本の読者には、乱歩の「二銭銅貨」 を彷彿とさせる作品でもある。 作品の印象は、極めて現代的であり、今日の作品として読んでも全く違和感 がない。ポー作品の代表とも評し得よう。 | ||||
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コナンくんが大好きな6歳の息子にプレゼントしました。あっという間に読破し、「面白かった〜!」とのこと。買ってよかったです。 | ||||
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ためになります。事実をヒントにあらゆる方向から物事を考えていくことで、倫理力、洞察力や本質を理解するためのヒントになるなと感じました。 | ||||
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他の方も書かれていますが、「モルグ街の殺人」の訳が劣悪です。難解な単語の駆使は気になりませんでしたが、現場の状況説明の場面の訳が意味不明で、「なんとなくこんな感じな話だろう」くらいにしか想像できません。 重要な鍵を握る窓の謎についてもよくわからず、ウィキペディアを読んでようやく納得しました。 とはいえ、それ以外の短編の訳は問題ありません。 | ||||
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・サノーさん一言コメント 「時代を超えて読み継がれる、全てのミステリーの出発点。あまりにも意外な犯人が、文学の新しいジャンルを切り拓いた」 【サノーさんおすすめ度★★★★★+★】 ・ウノーさん一言コメント 「架空の街で起きた凄惨な事件が、この世界にミステリー小説という新しい娯楽をもたらしました。200年前の大作家が描く、奇妙な世界をさまよいます」 【ウノーさんおすすめ度★★★★★+★】 ・サノーさん、ウノーさん読書会 サノーさん(以下サ):諸説あるが、全てのミステリー小説は、この作品が出発点だったと言われている。 ウノーさん(以下ウ):密室でおきた凄惨な殺人事件、警察では手に負えない「トリック」に、颯爽と立ち向かう「卓越した観察力と分析力をもった探偵役」と語り部である「助手役」、ミステリーにおける設定やテクニックは、この作品以前には存在しません。。 サ:日本のミステリー代表、江戸川乱歩は、エドガー・アラン・ポーをオマージュしてつけたペンネームだ。多くの人に多大なる衝撃を与え、文学の歴史を変えてしまった一冊であるともいえる。 ウ:もちろん、ストーリー、登場人物、描写、トリックも、色褪せることなく、いまでも充分に楽しめます。 サ:だが、それには、この作品の舞台となる「19世紀のパリ」について、知識を仕入れておく必要がある。 ウ:世界の各地からあらゆるものが流入し、混沌と冒険が渦を巻いていた「最先端の都市」だったことを知っておくと、この作品で描かれた風景や台詞への理解が、一気に深まります。 サ:しかも、それは「アメリカ人」のイメージから、出た「パリという異世界」であることを押さえておく必要がある。 ウ:だから、幻想的で、猟奇的な「エドガー・アラン・ポーのパリ」という空間が、小説のうえで成立し、魅力的なわけです。 サ:そしてその事前情報は「あまりにも意外な犯人」を理解するうえでの、鍵となる。 ウ:これほど、突飛なのに、理論的に破たんしていない。これが「元祖にして最強」のミステリー小説といわれる理由です。 サ:この空想の事件、空想の空間において、デュパンの推理だけが、現実とつながっている。 ウ:分析と推理、なぜ、そのトリックが成立しているのかを、読者が自由に考え発想する。その「読書の新しい楽しみ方」を「新しいジャンル」として確立させたのですから、歴史的な偉業だったと言えます。 サ:ただ、その偉業により、このあとの無数の人々の時間が「ミステリー小説を楽しむ」という行為に費やされることになったがな? ウ:それによって新しい「幸福」を手に入れたのだから、それはそれでよかったんだと思います。 【了】 | ||||
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本を読まない弟に読ませるために買いました。どの話も読んでおくべき名作です! | ||||
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訳者には新訳云々レベル以前に、先づは日本語の勉強を希望し、また、他訳者のミステリー作品を読む事も希望。 | ||||
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短編集<1>もだったんですが、読んでいて、”苛立ち”と”眠気”が同時にやってきます。 「読者に読ませる」為に、訳をしたというより「宿題だからいやいやながらも」ネットや辞典などをつかって、なんとか訳し終えたといった感じで、読んでいて全くその風景が頭に入ってきません。 ポーへの批判でなく、訳者への批判です。どうしても読みたい方は別の人が訳されたものを読むことをおすすめします。 | ||||
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今となっては新潮文庫から新訳が出て、本書の内容は無料でKindleで読めるようです。やや古臭い日本語ですが、Kindleの本書で良いと思うので、Poeをぜひ楽しんでください。 本文庫には、名探偵Dupinの三部作を含む、次の5作品が掲載されています。 モルグ街の殺人事件 落穴と振子 マリー・ロジェエの怪事件 早すぎる埋葬 盗まれた手紙 マリー・ロジェエは、現在の新潮文庫新訳にはありません。佐々木直次郎訳を読んでください。説明が長くてシンドイ作品ですが、ニューヨークでおこった実際の殺人事件について新聞報道がなされていることについて、その情報だけを頼りに、各紙の報道や論点がおかしいことを批判しつつ、真犯人を主張している、半ばジャーナリズム作品であり、確固たる捜査に基づいていない分だけ、パリのマリー・ロジェエの事件という小説になぞらえ、本件はフィクションだ、と明言している作品です。長い説明は、作品の背景を反映しており、状況を斟酌すると、失敗作ではないと理解できると思います。 推理小説の先駆けです。「埋葬」は、江戸川乱歩が「お勢登場」の原案としたと予想しています。 | ||||
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推理小説を読んでいると何度かモルグ街の殺人というタイトルを見た人は多いでしょう そう、モルグ街の殺人は史上初の推理小説なのです。モルグ街の殺人ではデュパンという探偵が活躍します そしてデュパンが出る他の2作品「マリイロオジェの秘密」「盗難書類」もこの本に纏められています。 このデュパンは現代の探偵小説に出る探偵と人格、行動など共通点が多く感じられました。デュパンが現代までの探偵象を作ったのではないでしょうか 本書あとがきによればモルグ街は現実派推理小説、ロオジェの秘密は科学的推理小説、盗難書類は心理分析派推理小説とされいずれもポオによってその原則が確立されたらしいです 今の推理小説に慣れヴァン・ダインの二十則やノックスの十戒が頭にあると楽しめないところもあるでしょう しかしポオの作品から推理小説がはじまりそれらに影響された人が上記の推理小説のお約束を作ったと思うと感慨深いです 中盤からは1作品20ページほどの作品ばかりなので時間が多く撮れない時にでも楽しめます 文章については昔の作品の翻訳物なのでその時代の生活背景がわからなかったり、読みづらい所はあります | ||||
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例を挙げます。 原文 By courtesy of his creditors, there still remained in his possession a small remnant of his patrimony; 佐々木直次郎の訳 それでも、債権者たちの好意で、親ゆずりの財産の残りがまだ少しあったので、 巽孝之の訳(この本のもの) とはいえ、いまなお数名の債権者がいるおかげで、世襲財産のうちほんの一部分はまだ所有していたため、 「数名の債権者がいるおかげで」????意味がわかりませんね。By courtesy of his creditors,とあるのだから、佐々木直次郎のように「債権者たちの好意のおかげで」などとしておけば良いものを 入力するのが面倒なのでもう終わりにしますが、出だしの一文からもこの訳のひどさがわかります。購入を考えている方は店頭で軽く読んでみることをおすすめします。それが面倒な方には「絶対に買うな」と忠告しておきます。この人(調べたら慶應の教授だそうです。また、ネットでは妻の裁判に寄せた陳腐で下品な陳述書が読めます。)の訳はあまり信用しない方がよさそうです。 | ||||
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なかなか読めない短編が入っていて楽しみに毎日一つづつ読んでいます。本はちょっと折れ目がありましたが古い本なので仕方ないかな。 | ||||
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探偵・推理小説の原点にしてすべての要素が詰まった唯一無二の本。 デュパンものだが、強姦殺人という題材のため、少年向けの傑作集などでは外れることが多い「マリイ・ロオジェの秘密」 全作品の中でも1、2を争う(と、思う)狂気の「アモンティラアドの樽」 下は底なし(に見える)穴ぐら、上からは振り子のように襲い掛かるギロチンの歯。異端の罪で捕らえられた男の、逃げ場のない牢屋での極限状態を描いた「穽と振子」 精神病院を舞台にした「タア博士とフェザア教授の治療法」など、160年以上経った今でも全く色褪せないのだから、まさに天賦の才である。 | ||||
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有名どころのミステリーですね。昔のミステリー作家物を読み漁る日々です。 | ||||
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ポーの特集をTVでやっていたので あらためて読み返してみたくなり購入しました 新潮文庫は 字が大きめで 老眼の私でも読みやすかったです | ||||
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今やポーの作品集は色んな出版社さんが手がけています。 昔の海外作品を見ると翻訳がおかしかったり、字がまぁ小さくて小さくて読みづらい文章製本だったりするのが多く 過去の物より、新装されたものをチョイスして読んでいます。 そして今回 ポーの短編集 表紙もかわいく現代風、ミステリー編と別れているご様子で購入を決意しました。 既に書かれている方もいますが翻訳がすごくわかりにくく、トリック等頭の中で図が描かれないのが多くありました。 自分の知識の浅はかさかもしれませんが。 推理物程トリック解明が解りにくいとイライラする事はありません。 (書かれたのが相当昔なので現代の人にとっては解りにくいと言われればそうかもしれませんが) モルグ街の殺人に至っては 鎧戸が大工達の呼ぶフェラード という形式で と書かれていてもピンときませんしフェラードについての解説はありません。 また上に上げて開封する窓がバネ仕掛けで戻るというという事を この窓に隠しバネが、、という表現を使っている事 (誰かが故意に仕込んだ様に勘違いしてしまいました) 2つの窓枠に釘がささっており一つは釘がさびているので開閉ができることも妙にまわりくどい解説で表現しているせいか 逆に解りづらくて大変でした。 失礼ですがウイキペディアのあらすじの方が解りやすかったです。 | ||||
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本書を読もうと思ったきっかけは、本年(2012年)10月公開の映画「推理作家ポー最期の5日間」を観るための、事前準備としてでした。 この映画、ポーのミステリ小説の模倣犯を描いているとのことですが、有名でない作品も取り上げられています。 本書は、そうした作品が収録されているということで、選んでみました。 有名どころの作品は、以前に「モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)」でレビューしたので、今回は映画で取り上げられている有名でない作品のコメントを記載します。 【マリイ・ロオジェの秘密】 −−と、言いつつ、これは、有名な作品。 ただ、自分が読み落としていただけ。 「モルグ街の殺人」に続き、名探偵デュパンが活躍する第2弾なのですが、特徴は、「現実に起きた事件」の推理という点。 推理的展開は、「モルグ街の殺人」の方が優れているが、「法医学的知見」に基づく推理を取り上げているところに、注目。 従来から「科学的推理小説」と呼ばれていた、と巻末解説の記述にあります。 【アモンティラアドの樽】 題名の単語は、酒の名前で、作品世界内では、貴重な酒らしい。 この酒の在処を巡っての奇妙奇天烈な物語。 映画では、どのように使われているのだろう? 【穽(あなぐら)と振子】 振子の形状をした凶器−−これは、「映像」向きだ。 ただ、物語としては、ホラーと幻想小説の中間といったところでしょうか。 映画と関係ないけど、オススメをひとつ… 【純正科学の一として考察したる詐欺】 様々な詐欺の手口が出てきます。 なるほど、と思えるものが多々あり。 興味深かったのは、落語「壺算」と同じ発想の手口があったことでした。 −−上記のほか10編が収録されていますが、正直なところ、その10編に含まれていた「モルグ街の殺人」「黄金虫」「盗難書類」「お前が犯人だ」「黒猫」が、やはり傑作だと再認識。 何度読んでも素晴らしい作品たちです。 | ||||
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モルグ街の殺人事件 (新潮文庫) 巽さんの新訳を新潮文庫で読んでみました。ゴチック編とミステリー編の二冊です。60年来のポー・ファンとしては、巽さんの新訳に期待していました。しかし読んでいると、文体に違和感を感じました。文体が若いのです。原文の音調を映していないのです。谷崎精二訳、中野好夫訳、八木敏雄訳などと、結局、比較することになりました。ボードレールの安藤元雄訳のような訳文がほしいと思いました。原文の持つ音楽性、音調を訳出してほしかった。遺憾です。残念です。HIRAKAWA | ||||
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