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魔界転生
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【この小説が収録されている参考書籍】
魔界転生の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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上下巻通しての感想です 非常に評価が高く、多方面に影響を与えた作品なので期待して読みましたが、期待外れでした まず文章が残念 もっと古い吉川英治などと比べても非常に読みづらい その上戦闘の描写は短く、臨場感が感じられない お雛とお品以外いるのかわらないヒロイン 十兵衛を強く見せるためなのかやけにアホで弱く書かれた敵の武人たち 昨今のライトノベルの転生モノで周りを馬鹿にして主人公を持ち上げる作品がよくネタにされますが かなり昔からあるものだというのは勉強になりました 正直歴史上人物としては敵役の武人の方々の方が好きなので気分が良くありません まぁ山田風太郎自体が十兵衛を持ち上げた作家ですから仕方ない面もありますが 発表当時はセンセーショナルな内容で時代の波に乗ったのでしょうが 今、影響を受けて改良されていった作品を見た後だと劣化でしかない 文学史を勉強する以外で読む必要は無いでしょう | ||||
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取り敢えず隻眼という致命的弱点を持つにも拘らず最強という十兵衛の性格が鼻につきます。女に優しいという点が特に。そして肉親を殺されたからその敵を討つなどとほざいている女三人、お縫、おひろ、お雛とこいつらよりも弱い、柳生十人衆の存在も鬱陶しいです。結局、そんな連中にいいように嬲られる『魔物』に転生した筈の武芸者達があんまりにも弱く、読んでいてムカつきます。まだ、上巻だけなのですが、その後のパターンが予想出来てしまい、げんなりしてしまいました。一体、何、この糞みたいな小説は…。良いのはプロローグだけで、十兵衛が登場してからの展開、緊迫感まるで無し。 | ||||
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取り敢えず隻眼という致命的弱点を持つにも拘らず最強という十兵衛の性格が鼻につきます。女に優しいという点が特に。そして肉親を殺されたからその敵を討つなどとほざいている女三人、お縫、おひろ、お雛とこいつらよりも弱い、柳生十人衆の存在も鬱陶しいです。結局、そんな連中にいいように嬲られる『魔物』に転生した筈の武芸者達があんまりにも弱く、読んでいてムカつきます。まだ、上巻だけなのですが、その後のパターンが予想出来てしまい、げんなりしてしまいました。一体、何、この糞みたいな小説は…。良いのはプロローグだけで、十兵衛が登場してからの展開、緊迫感まるで無し。 | ||||
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上巻の続きで柳生十兵衛が転生衆たちと闘うのであるが、 主人公を十兵衛一人にしてしまっては彼が転生衆に勝ち続ける構図になってしまう。 従って、十兵衛よりも実力の劣る初めの二人までの闘いは面白かったが、 それ以降の特に十兵衛以上の実力を持つ転生衆との闘いには幸運、奇跡、敵の裏切りなどでまとめるしかなく、どうしても話しに無理が出てしまった。なまじ転生衆が魅力的だっただけに、こんな勝ち方をされては読者は 要求不満になってしまう。この本を傑作とする人は多いが、私は 前半は傑作だが、話のまとめ方がまずかったと思った。これは 武蔵を初めとする転生衆が柳生十兵衛以上に魅力的に感じたことが原因である。逆に十兵衛の方に感情移入することができれば、非常に面白い 作品と感じるであろう。しかし、私は転生衆の方に魅力を感じて しまったので、この結末には割り切れなかった。もしも、十兵衛を出さずに主人公を転生衆のままにして、彼らが活躍するも 及ばず敗れていく形にすれば甲賀忍法帖に並ぶ傑作になれたのにと思う。それと弥太郎の撤退戦はまったく無意味ではなかろうか。 | ||||
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