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タイド
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タイドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21~30 2/2ページ
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何が書きたかったのか解らないとか、そのオチは如何なものか?とか、貞子のキャラがどうとか、、厳しい評価が多いですが、そのような評価の方は大切なことを忘れていますよね? タイドで記された内容は全て主人公の主観です。物語の最後でも、それをほのめかす描写が差し込まれていましたよね? 大丈夫です。タイドはしっかりとした正当なリングシリーズです。読み取れるかどうかは人それぞれではあります。 また、ハッピー・バースディとの関連ですが、ループ界は条件を変えて再起動すれば、微妙に違った未来になるはずです。 (それがどのような条件を与えても癌化してしまったのがループの話でしたよね) もしも礼子が高山の死を避けたいと考えたとしたら? 或いは、何らかの新たな条件を与えてループ界を再起動させる必要があったとしたら? ハッピー・バースディとタイドは見事に繋がります。 ただ、まだタイドの続編が出版されていないだけの話です。 | ||||
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最初は?という感じで、これまでのリングからループまでの流れとどうつながっているのか理解が追い付きませんでした。 序盤から高山の活躍が読めます。 もうそれだけで、長年の本シリーズのファンとしては面白いです。 バースデイのことはひとまず忘れてパラレルワールドとして、またエスの前日譚として読むのが本作の正しい位置かと思います。 | ||||
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前作エスよりも貞子本人や旧シリーズの登場人物にスポットがあたっていたので 読み始めはワクワクしましたが、謎が明かされる度にコレジャナイ感が強まっていきました。 そりゃないだろと笑うしかない後付設定が明かされて酷くガッカリしました。 登場人物T氏にはリングの時点でそんなことにも気づかんかったんかいと言いたい。 貞子のこと調べて回ったよねリングのとき。 新三部作の噂が本当であれば「らせん」や「ループ」のような本気の次回作を希望します。 | ||||
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愛だの何だの責任転嫁して 個に執着するよりも 疎外する文化… 人類に対してへの復讐の方が 全然感情移入出来ますが?? 私わバカなので 「モノへの執着」を記しながら 「愛情不足を理由にして 逆怨み(←)MAXな貞子」を描く 著者の意図が解らない… つか 虐げられるが故に それなりに強くもなるんだよ?? 良くも悪くも、、、ね なんか 単に貞子を 貶めてるだけの作品、、、 | ||||
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リングシーズはループで完結(ハーッピーバースデーという後日談もあるけど)したと思っていたので、続編が有った事を最近知り「エス」と共に読んでみました。 しかし、あのリング三部作で終わらせていた方が良かった。 一度シリーズ完結させた作品の追加続編って駄作が多い気がするけど、この2冊は最たる物です。 そもそも、リング(呪い)⇒らせん(呪いを否定して医学解釈)⇒ループ(物理法則さえ否定して仮想現実)とこの作品は新作が前作を全否定して新たな解釈を持たせながら繋がってきた珍しい作品なのだけど、今までは全否定してもスケールがアップしてきたので、非常に面白かったです。 ところがこの作品における貞子の恨みの謎と言うのが、もの凄くスケールの小さな話になっていて、この小説が何を書きたかったのかも、伝わって来ませんでした。 ただ、他の方の評価が意外と高いので、鈴木光司ファンには面白い作品なのかもしれませんが、リングシリースが面白かったので読もうという方には、お勧め出来ません。 | ||||
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前作はあまりに竜司が超越し過ぎていたが、今回はちゃんと彼の苦悩が伝わってきた。 リングシリーズは竜司に始まり、竜司に終わるんだな。だとしても、少しくっつけ過ぎなのでは?竜司の出生の秘密など。それによって貞子の呪いの本質が分かるのだが、正直、今さらという感はある。 理詰めで謎を追及していく過程は、好感が持てるが気がつくと超常的なことにすり替えられている。なんか釈然としない。 思えば、ループの世界観と終わり方が一番、完全で、美しかった。 | ||||
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一度は、本気で世界を滅ぼした山村貞子。前回は貞子の善性が描かれたが、今回は彼女の怨念の本質の部分だけが人格を持ったかのように、ある人物を特定して狙ってくるわけだが、悪い意味で人間臭いと同時に、シリーズ中では最も恐ろしい存在かもしれない。世界を救うために自分を犠牲にする。その綺麗ごとを本当に実行できるのかと。エスは「らせん」を読んでいることが前提の作品だが、今回は「ループ」を読んでいることが前提である。 前作で、三部作構想を暗示しているだけに、次はエスの後日談になると思うのだが、ホラーからSFに変質していった旧三部作と似たような展開になりつつある。果たしてどんな方向に向かっていくのだろうか? 「バースデイ」は、黒歴史なのかなあ…… | ||||
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正直、本書に対して肯定的な評価があることに驚く。 ネタバレなしに語るのが難しいのだが、本作に貞子の弟というのが登場する。それが、なんと吃驚、シリーズでお馴染みのキャラ○○なのだ。でも、そんなオチってありか? 貞子の怨念の本質もまた、やけに人間的で矮小化された感じだ。大体、饒舌に語る貞子というのが違和感あり過ぎる。本書で繰り広げられる世界はホラーでは勿論なく、SFでもなく、最早オカルトでしょうよ。 『エッジ』でも『エス』でも食い足りない思いをさせられながら、それでもついつい手に取ってしまう引力が鈴木光司にはあるのだけれど、これには参った。はっきり云って、つまらんぞ。 | ||||
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kouyouさんのレビューに同じですが、世界観てんこ盛りで、鈴木光司ファンにはたまらない作品です。 リングシリーズ以外の作品を読めば、更に深まります 内容の大半がこの世の成り立ち、歴史観、その中での貞子感(?)、そういった情報を受けて受けて主人公がどうのように思うかの描写に費やされています。 映画、ドラマなどのようなビックリ系単純ホラーとは異なり、小説ではじわじわと追い詰められ、悟り、打開していく様に迫力を感じます。 文面で「貞子がテレビから飛び出して」などと稚拙に表現した所で怖さは感じませんが、登場人物が、常識では理解出来ない情報や現象を与えられ、それを理解し、考えるという繰り返しの中に引き込まれる事で、この世界の面白さ、あるいは息苦しさを感じて読み進んでいきます。 確かに本作では、科学的なリアリティを追い求めるという点はもはやスルーし、この世界での真実や方程式を構築しています。 そこに新たな展開、ファンタジーを感じます! | ||||
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「リング」シリーズの最新作で6作目になります。 第1作 リング 第2作 らせん 第3作 ループ 第4作 バースデイ 第5作 エス 本作は鈴木光司の世界観、生命や宇宙や数学、歴史や文化人類学がてんこ盛りという感じです。「ループ」で語られた世界観の発展形とも言えましょうか。 一方で、後付けというか辻褄合わせの印象も否めません。長期シリーズの宿命でしょうか。 この作品は読者を選びそうです。「ループ」を面白いと感じなかった人には受け付けないかもしれません。また、映画「貞子3D2」を見て、ホラーだと思って読むと拍子抜けすると思います。この作品はホラーではなく、サイエンス・フィクションだからです。 ラストを読むと、まだ続きがあるのでしょうか。 | ||||
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