■スポンサードリンク


(短編集)

われはロボット



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

われはロボットの評価: 4.59/5点 レビュー 68件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.59pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全68件 61~68 4/4ページ
No.8:
(4pt)

映画公開にあわせてお化粧直し

今回「決定版」と銘打たれて刊行された本書収録短編の内容についてはすでに旧版のレビューに書いてしまっているので省略。旧版との主な相違点は、会話部分を中心に、訳文の細かなところに修正が施されていることと、瀬名秀明による解説とアシモフの「ロボット/AI作品一覧」のリストが付されている点だ。このところロボット関連の著作が続いている瀬名の解説は、若干力みすぎの部分があるものの、ハーラン・エリスンが手がけた『われはロボット』の脚本や、石川英輔のロボットテーマの作品にも言及するなど、なかなか行き届いていて好感が持てる。本書の読後、アシモフのロボット作品に興味を持たれた方には、『鋼鉄都市』、『はだかの太陽』などの一連の長編や、短編集『コンプリート・ロボット』を、また、より広くロボット全般について知りたいという方には、瀬名が編者となり、ロボットをめぐる小説と識者のエッセイを大部な1冊のアンソロジーにまとめた『ロボット・オペラ』をおすすめしておきたい。なお、帯には「映画『アイ, ロボット』の原作」と刷り込まれているが、映画自体は(suggested by Isaac Asimov's book とあるように)、タイトルと登場人物の名前と「三原則」、そして収録短編中のあちこちからアイデアの断片をかき集めて刑事アクション映画に仕立て上げたもので、オリジナルとは別物と考えていい。いつかハーラン・エリスンの脚本による「われはロボット」を見てみたいものだ。
われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)Amazon書評・レビュー:われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)より
4150114854
No.7:
(4pt)

SF古典 傑作の一つ!

高校時代に読んだのですが、映画化に当たり、もう一度読み返してみました。確かに、古さを感じる部分もない訳ではありませんが、それを差し引いてもあまりある作品だと思います。SFと銘打っていますが、ミステリー仕立てになっており、SFファンはもちろんのこと、ミステリーファンの方にも十二分に楽しんでもらえる作品だと思います。この作品を語る際に欠くことができないのは、やはり「ロボット三原則」でしょう。この「ロボット三原則」が現実をも動かし、「ロボットの時代」(アシモフの作品にもありましたね!)とも言える「現代」の一端を支えていることを考えると、SFというジャンルの大きさ、そして人間の想像力の豊かさ、無限さというものを強く感じました。SFが時代を予見するのはヴェルヌの時代から変わっていません。むしろ、現実こそがこの作品に描かれる「ロボット開発史」をなぞっているように感じたのは、私だけでしょうか。現実を予見し、現実をリードしているこの作品を、SF古典傑作の一つと言っても過言ではないと思います。
われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)Amazon書評・レビュー:われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)より
4150114854
No.6:
(5pt)

スタンダードであり金字塔だ

まず、文字が大きい。そして分厚い。旧訳版の記憶があいまいので厳格な比較ができないのだが、本屋でパラパラめくったときに違和感を感じ、読みなれたハインラインの月は無慈悲な夜の女王と比べると明らかに大きな文字を使っている。その分、ページ数が多いのだろう。かさだか紙ならぬかさだか文字だろうか。内容的にはさほど怪訝になる部分も無いが、昔の物も乱暴な翻訳ではないので個人的にはどちらでも行けます。SF入門にはもってこいです。
われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)Amazon書評・レビュー:われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)より
4150114854
No.5:
(5pt)

ロビィがいつまでも幸せでありますように。

アシモフの作品の中でも、一番好きなロボットもの。
SF業界の常識「ロボット3原則」がお目見えするのも「本家」っぽさ満点で満足度高い。「ロビイ」
古くて忠実で四角い子守ロボット・ロビィは、母親に疎まれて返品処分されるが。
ロビィの動作音は、起き上がりこぼしのようなぎー・ごろんという印象。
熊のぬいぐるみのような、子供の心の友。ってことは、プーさんみたいに子供が大きくなったら無用の存在としてただ待つだけの日々がロビィに訪れるのだろうか、と思うとまた泣ける。「我思う、ゆえに...」
自我に目覚め信仰に目覚めたQT1号は、二人のエーテル技術者の制御を受け付けず、暴走する。「野うさぎを追って」
鉱山採掘用のスピーディは、目を離すと仕事をさぼって踊りを踊ってる。ロボットのトラブルバスター二人組みは、問題解決にあたるが、見ていないと再現しないため苦戦するが。「うそつき」
何の間違いか読心能力を得てしまったRB34号。
秘密を知りたい人間たちに必要な情報を教え、皆の心の支えになったかのようだったが。「証拠」
キャルビン博士の回顧談。
完璧な政治家スティーブン=バイアリイは人間か?ロボットか?「完璧な人間なんてありえないんだから、バイアリイはロボットだ」という理論が皮肉。
われはロボット (ハヤカワ文庫 SF 535)Amazon書評・レビュー:われはロボット (ハヤカワ文庫 SF 535)より
4150105359
No.4:
(4pt)

SFミステリだったのね

「ロボット3原則」の本です。著者名、表題よりもそちらで有名な本作。
内容は「ロボットの話だからSFだろ?」と思っていたんですが、付け足すなら、ミステリ、です。
「ロボット3原則」というプログラム上のルールがありまして、第1条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過す
   ることによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第2条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただ
   し、あたえられた命令が、第1条に反する場合は、この限りでない。
第3条 ロボットは、前掲第1条および第2条に反するおそれのないかぎり、自
   己をまもらなければならない。以上の「3原則」がもとで、ロボットが起こす一見、誤作動にしか思えない行
動の原因を探っていくストーリーです。
われはロボット (ハヤカワ文庫 SF 535)Amazon書評・レビュー:われはロボット (ハヤカワ文庫 SF 535)より
4150105359
No.3:
(5pt)

連作

もう何も言わなくてもいいほど有名な本です。 2、3篇読めばすぐ感じることですが、これはロボットSFであり、かつ、パズル小説群です。 「ロボット三原則」というルールの下に、どんなミステリィが成立するか、というパズル。 そのうえ、この"I,robot"は連作短編集としてもすばらしいものです。 後半の数編を読みすすめながら、これはブラッドベリの『火星年代記』と同じくらい良い連作ものではないか、と私は思いました。
わたしはロボット (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:わたしはロボット (創元SF文庫)より
4488604064
No.2:
(5pt)

世界最初のSF、かつ今でも最新の内容

ロボットを創造した、アシモフ。 当時は奇想天外、ばかと考えられた。 2003年、いまやロボットは工場に、建築現場に、そして「アイボ」のように家族の一員としても欠かせない存在である。 そのロボットと人間の関係を、「ロボット三原則」として、最初から見抜いていたアシモフの眼の鋭さには、脱帽するしかない。 不朽の名作である。
わたしはロボット (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:わたしはロボット (創元SF文庫)より
4488604064
No.1:
(4pt)

21世紀に読み継がれるロボットテーマのSFの古典!

¢¶ ̄¢¢1920-1992 ̄"訧aéè'-ä'-¬ ̄'-¨¨'é§¿è...1¶3£'£3'é-' 'a1...¨ä-'¡éo\a¨¨è2'é'è3§é¨'¢¢oé"°2§¬ ̄\ä<' ̄äooé-"±3'  ̄aa' ̄¬¬'¡μè§-aéäooé-"'ä"a'°aa" ̄¬¬'¡¬¬'¡μè§-aèa'a'°aa>o¨ ... ̄°aè¡o! 'è¡ ̄ ̄ä£è¡aa"¨è§£¨£'¿3a£ä¨è¬è§£1a¨-\-"¨§äoo ̄'oè' '"  ...èμ騧-aäooé-"£èaä"¨'...¨-- '¶¶äoo¿'èa"¨§'£"\-£é\¬3'ä-é£éè¡"¿--±oäooé-"'颣-a\¿ "è¢ ̄¢¢ä-¨èaä"""§èèaèo ¡2è3'é¢ !-a¨¨19401'ä£ä"1a£ä£é ̄èaaé¨è " ̄"¬3ASIMO¬¡§äoè¶3è¡'o表-äooé-¢¿\éé¨èaä¡ä" ¨
われはロボット (ハヤカワ文庫 SF 535)Amazon書評・レビュー:われはロボット (ハヤカワ文庫 SF 535)より
4150105359

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!