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(短編集)
私の骨
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私の骨の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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男性作家の書く文章としてはとても読みやすく、お風呂で1話読むとちょうど良い長さ。 程よい怖さと、もう一度読み返してわかる怖さ、ちょっとよくわからない怖さ色々MIXな一冊です。 | ||||
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私の骨というタイトルと、あらすじで興味を持って読みました 意外とあっさり終わってしまった「私の骨」に、あら?つまと思ってしまいましたが、良く言えば、飽きずにスラスラ読めるかなという感想です 他の話も、とんでもなく怖いと言う訳ではありませんでしたが、どれも読みやすい長さと、まとめ方で最後まで読めました 個人的に、最後の「奇縁」だけ、やたら印象に残りました 作者さんが、見たのか体験したのかしないと書けないんじゃないかという、何とも生々しく嫌な話(褒め言葉として)でした | ||||
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ストーリーはおもしろかったのですが、会話や場面設定の描写というか、表現がわかりにくく、あれ?今なんのこと言ってるの?とか、誰の発言?と思うところが多々ありました。なのでマイナス1。 でも全体としては気に入ってます。 | ||||
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7編のすべてがどれも切り口が違う作品でありながらどれも唸らせる。小説家というものはかくも人間の心理を手玉にとって遊べるものか?東北を知り尽くしている作家らしく情景描写が眼前に迫る。またその景色と風土の中で蠢く人間の中の異界。殺人がなくても背筋がぞっとする事件や、怪奇現象がなくても見事な恐怖を作りだせるのが人間の心の闇。そしてまるで作者の照れ隠しのように終わるすべての最終章。もっと・・・という気持ちを持たせる余韻が憎い。徹頭徹尾エンターテインメント! | ||||
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本書にはそれぞれが約五十ページの七編の中編が収められている。それらはどれも筆者の出身地の東北を舞台としている。東北には恐山の様な霊場があるし、交通の便が良くない場所も多く、山道で迷ったら命取りにもなりかねないという先入観もある。それぞれの作品は、そういう恐怖も巧みに取り入れている。そして何より緻密な心理描写と意表をつく結末が用意されており、ぐいぐいと引き込まれてしまう。 表題作「私の骨」は自分の子供時代の骨が収められている?骨壺が発見された事から始まり、その謎解きが面白い。 「ゆきどまり」は背筋が凍る様な恐怖の連続だ。 「醜骨宿」は平将門の隠し金山をめぐる歴史検証に基づいた、リアルなホラーだ。 「髪の森」はある意味ロマンを伴う欲望と恐怖が、緻密な心理描写とともに描かれている。 「ささやき」「おそれ」「奇縁」は何気なく読み始めると、驚愕の結末が用意されていて、冷や汗がしたたるのを禁じ得ない。 本書は時を超えて読み継がれても決して色褪せる事はない珠玉の作品群だ。 | ||||
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歴史もSFも、そしてホラーまで。この方はジャンルが広いですね。 どれを読んでも面白く、どれを読んでもゾゾッゾーっときます。 | ||||
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蒸し暑い夏の夜に読むと、背中の後ろあたりからゾゾゾーッと寒気が走る…そんな一冊です。ひとりの時には読まないほうが…結構怖かったですぅー(T_T) | ||||
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