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水の墓碑銘



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【この小説が収録されている参考書籍】
水の墓碑銘 (河出文庫)
水の墓碑銘 (河出文庫)

水の墓碑銘の評価: 4.63/5点 レビュー 8件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.62pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

自由人としての生き方に魅力

主人公は働かなくとも充分なほどの資産があり、従って趣味的に(採算度外視)詩集など好きな本だけを出版して暮らしている。ただ問題なのは、性的に奔放な妻で、努めて冷静に対応しようとするのだが、つい思わす自制できず2度殺人をおかしてしまうというのがストーリーなのですが、正直主人公の気持ちの流れがあまり良く分かりませんでした。 ただ、主人公の表の顔、つまり冷静な時の、常に相手を思いやる生き方、そして趣味的な生き方(ハイスミスの好きなカタツムリの観察も出てきます)が好きで印象に残りました。 余談ですが、主人公(ヴィック)は料理が得意で、妻に頼ることなく自分で器用に何でも作ってしまいます。この辺は村上春樹さん的な匂いも感じました。(村上春樹さんがエッセイで自分が作っている料理のことを書いているのを思い出しました。)
水の墓碑銘 (河出文庫)Amazon書評・レビュー:水の墓碑銘 (河出文庫)より
4309460895

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