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有頂天家族
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有頂天家族の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全167件 61~80 4/9ページ
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これを読んで思ったのは、なぜこの主人公たちはこんな奴等と共生できている?ということ。 弁天も、金閣銀閣も、早雲も、どうしたってとんでもないやつらである。 それにもかかわらず矢三郎は何処吹く風。父が不意にしてしまった弟との絆という教訓を守るように、家族はもちろん、先生とも、前記のとんでもないやつらとの絆をも守っている。 ここに現実の風景をみる。 現代人は、周りの人間に縛られ過ぎてた、というかそれが当然の田舎の生活を脱して、誰かが嫌なら会わなくなる事も、気に入ったごく少数の人間以外誰とも接触しないということも、そもそも引き篭もる事すらできるようになった。ぼっちという言葉が流行って久しい。 私もそうだ。少しでも気が合わなかったり、嫌なところが目に付くとすぐその人物を避ける。 それゆえ、私が側に居たいとおもう、側にいる友人は少数。弟などの事も避けていた。 今思えば、いわゆる友達が多い人間は、よくそんな奴と居ることができるな。とか、そういうのをできるだけ気にしない人間だった。それでいて自分は悪に染まったりしないのだ。 敵もいる。気が合わない人間がほとんど。みたいな世界で生きていく。ということが人間にはできることを教えてもらった。 無論いじめを受けていたりしたら、そんなやつらと一緒に、一緒の教室などにいる必要はない。そうなるくらいなら学校になんて行かないべきだ。 そういうことに耐えろとかということを言いたいんじゃない。もちろんストレスはない方がいい。 でも少し気に入らないからといって人との接触を断ったりするより、矢三郎のような心構えを、少し持ってみると、 あなたのみる風景は劇的に変わるかもしれない。 気に入らない人間を切り捨てていったら遂には、あなたの気に入る、仲良くできる人間は殆ど誰もいなくなるのだから。 | ||||
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とっても安かったので購入しました(←)www アニメ化される前に読みましたが, 狸&人間の不思議な関係が描かれていて, これまでの森見先生の作品とは ひと味ちがう雰囲気でしたヽ(*'∀`)ノ 若し,続編があれば出て欲しいです! | ||||
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雰囲気というか世界観というか、好き好きが分かれる作品です。 私は早々と断念しました。 | ||||
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※削除申請(1件)
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結構昔に読みました。 かなり思い入れのある作品です。 最近アニメ化して、一度拝見したのですが、正直イマイチでした。 森見さんの作品は、現実の世界に非現実の要素をまぶした、そんな作品が多いです。 そして読者も、まずは現実をイメージして、そこからそのイメージにに非現実的な装飾を施して楽しんでいると思います。 それが森見作品の人気の理由のひとつだと私は思います。 例えば、 実際に木屋町を歩いていて、薄暗い路地をみつけると、ふと『この奥では偽叡山電車が走っているかも』と、 そんな気持ちにさせてくれるのが森見作品の魅力だと思います。 ですが、アニメ化されるとその前提がひっくり返されて、 小説では奇抜だったものが、アニメではよく目にする陳腐なものになり下がります。 また、原作序盤の世界観や人物の導入部も そのままアニメにすると、冗長でダイナミクスにかけてしまいます。 結果中途半端な映像化になって本来の魅力が生きてきません。 できることならもう一度、実写でみたいです。 生身の人間が森見ワールドを動き回ったら面白そうだし、 空をとんだり、狸になったりするのも見ていて楽しそうです。 女優さんがヒロインを演じたらどう振る舞うのか興味があるし、 ヒロインとヤサブロウの掛け合いも是非見てみたい。 ・・・とまあ、かなり脱線してしまいましたが、 この作品は、 序盤が冗長だったり、 ファンタジーとしてもどこか既視感を感じたり、 狸と人間の対比が出来てなかったりなど欠点も多くありますが、 個性的なキャラと作品にフィットした語り口、そして後半の怒涛の展開など 魅力の多い、本当に素晴らしい作品だと思います。 長い間、続編を待ち望んでいましたが、 ようやく続編が販売されそうなので(来年あたり) 期待してます。 オススメ! | ||||
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続編期待。 アニメから知った人も多いかと。 もう一度アニメもみたくなるね。 | ||||
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放送されていたアニメにはまってしまい、原作も買おうと購入しました。(アニメから好きになったので、表紙がアニメ版なのも嬉しいです) 内容はアニメでやっていたものが丸ごと入った感じです。小説や漫画が元の、アニメと聞くと所々省略されていたりがありそうですが、本作はそういったことはなかったらしく、アニメの復習的な意味で、読んでいました。ただ、私はキャラクターの言葉遣いや行動が好きだったので、それを文章でじっくりと味わえたのが嬉しい所でした。アニメを見ていた方には、些か物足りない部分があるかもしれません(アニメが全てを表現していたので)ですが、更に目で楽しみたい、読書家さんでしたら楽しめるかもしれません | ||||
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面白かったです!! ほっこりして癒されました!! 今度京都に旅行しようと思います。 | ||||
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最後の読み切りが面白かったです。映像が目に浮かぶようでした。 | ||||
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何が何だか、何を言いたのかさっぱり解らず、途中でギブアップ。 文章がくどい。 1ページ使って、3行分の内容! | ||||
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アニメから入って原作読了のモノの感想です。 作者のお話や聖地で、特定不可な場所や公開していない場所なども紹介しています。 聖地巡りする方は是非これを読まれてから再度ネットなりで検索して巡られると良いかと思います。 ネットの情報だけでは推測による「非公式」な場所もありえますから。 他の情報は割愛しまして、感想です。 作者インタビューを拝見して、なぜこのお話が面白いのか納得しました。 下鴨神社は行ったことがありましたが、もう一度、今度は矢三郎が出てこないか じっくり見学したいです。 | ||||
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この作品は、小説の中で一番好きな作品で、何度も繰り返し読んでいます。 そして、何度読んでもオモチロイ! 本を持っていますが、つい手軽な電子版も購入してしまいました。 続編をずっと心待ちにしています! | ||||
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ここまでワクワク出来た作品は見たことがありませんでした。 いっきに読み尽くしましたよ。 アニメ版が見たくなりました。 | ||||
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刊行後6年、TVアニメ終了後4か月でその存在に気付いて、アニメから見始めた「遅れた者」としても、この原作の存在になにより感謝したい。 原作の第一級の面白さについては幾多のレビューにあるとおり。 ここでは一点のみ語ろう。アニメと原作、どちらを観るべきか、どちらを先に観るべきか? 答は「どちらからでも良い。でも一方だけではもったいない」。両方服用すれば、幸福感は2倍じゃなくて5倍になる。 アニメからは京都の街、寺、紅葉など含め当たり前ながら美しい映像を通じて感動がストレートに心に届く。でも尺の問題から、台詞や場面は原作に比べて削られてしまうのが残念。 小説は台詞も描写も多くて念入りだし、行間までもがいろいろ伝えてくるから、弁天の哀しみなど、より深いところまでこちらの心に染みてくる。 ただ、まれにアニメの方がうまくやっているところもある。第四章「金曜倶楽部」で淀川教授から弁天との馴れ初めを聞かれた矢三郎は、原作では「まことしやかに嘘をついた」となっているが、アニメでは「師匠筋が同じで」と赤玉先生繋がりにこじつけて答えている。これはアニメが良い。後知恵のおかげだ。こんなところを見つけて楽しむのも両方を見ればこそ。何度も読んで、何度も観たいものである。 | ||||
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なんだか大正浪漫を感じるなあ。携帯があるから現代だと思うけど。登場人物が皆可愛くも滑稽で(主役はたぬきだけど)暖かなお話だ。読んでいるとき、顔がニンマリしていること請け合いです。 | ||||
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アニメの評判を聞いて読んでみました。初森見でしたが大変面白かったです。 キャラ立ち、ストーリー展開、どれも楽しくて一気読み。猥雑な部分と優美さと、ほの悲しさの同居する内容で、手にして良かったと思いました。クライマックスは見事の一言。 次いで他の森見氏の本も読みましたが、この話が一番印象強かったです。家族愛だからかな。 | ||||
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原作とアニメの両方をとっかえひっかえ見返しながらあれこれ楽しめる「有頂天家族」だが、この公式読本はそんな複合鑑賞にも、小説解読にも、アニメ巡礼にもヒントや基点を与えてくれる。 京都の名所を紹介してくれる「『有頂天家族』の舞台」が良い。その上での「体験ツアーに出かけよう」も楽しい。京都へ行きたくなること請け合い。 森見先生のインタビュー、弁天の声の能登さん、キャラ原案の久米田先生、さらに吉原アニメ監督と森見先生との対談は、皆さんの才能、互いのレスペクトやまだまだ隠されている点、隠すも何ももともと存在しない設定などが見えて、面白い。 「有頂天家族 用語集」では『有頂天家族』だけでなく『夜は短し歩けよ乙女』他の森見作品も横断的に独自用語が解説されている。 「金閣・銀閣の四文字熟語集(良い子は真似しないでね)」は抱腹絶倒。 「冬の女神と毛玉たち」は、44頁の短編。第1巻の後の話であり、アニメ「有頂天家族」第一巻の封入特典ドラマCDの原作。音声ドラマも良いが、原作は少し描写や説明が細かいのと、節分に赤い矢二郎が出てこない点が異なる。これを読みながらドラマを聴くのも乙なものだ。 | ||||
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京都の街並みが見えるようです。 他の作品も読んでみたいです。 | ||||
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なので今回も読ませて頂きました多分つまらなくは無いのでしょうが、ワタシにもダメでした もっと低評価レビューも参考にするのだったと痛感 ワタシは家族ものがまず苦手 そしてファンタジーも苦手 しかし、大事な事だから2回言いますがこの作者さんの筆致が好きなのです 高評価レビューに釣られ、そんな2大地雷は乗り切れるだろうと購入 実際、ファンタジーであろうと家族ものであろうと、面白い作品ってありますし。 しかし全くと言っていい程引き込まれなかった… キャラは各々立っては居るのですが、ドタバタ感だけが目立ってしまっていて残念です 暑苦しく押し付けがましいヒューマンドラマも好きでは無いのですが、(特に家族もので暑苦しいのは耐えられない)何かこう…電気ブランというより、物凄く薄い水割り… でも薄い水割りの気分の時もありますし、薄い水割りを長時間のんびり飲んで、ふんわりポワっとマイルドにファンタジーに夢うつつになりたい方には、読み易いですしオススメではあります 夜は短し〜が大好きなんですけどね あと宵山万華鏡も好きなのです。 しかし此方の作品はワタシには合わなくて、残念でした | ||||
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京都の地元が舞台の奇想天外なストーリー。楽しく読めました。4 | ||||
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主人公は狸の少年。そして狸の兄弟に狸の叔父といとこ、元天狗の師匠に人間で半天狗のヒロイン。 こう書くとどんな話かと思うが、いやいや、実に痛快。 語り口が独特だが、どこか落語のような滑らかさがある。目に入る活字の列がするすると頭に入ってくる。 それに乗って狸達が生き生きと駆け回る。 京都に代々住まう狸達の社会と人間たちの関わりが回り灯籠のように映し出される。楽しい。 そして打って変わったようにクライマックスを迎える。意外な狸が大活躍する。ここで一気に前に出てくるのかと感心する。 物語は深刻なはずなのにユーモラスだ。それは狸には阿呆の血が流れているからだと主人公はいう。 だから親父を食べた弁天に恋してしまう。それでは人間の血には何が溶け込んでいるのだろう。 阿呆の血がうらやましくなった。 | ||||
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