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有頂天家族



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有頂天家族の評価: 4.25/5点 レビュー 167件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全167件 121~140 7/9ページ
No.47:
(2pt)

狸のお話

狸の物語で、ファンタジーものだが、現実の社会もおりまぜてある。
ファンタジーものは苦手だが評価が良いでの読んでみることにしたが、
3章で挫折してしまった。
狸兄弟のやりとりや、赤玉先生は面白かった。

なんかジブリでも狸の話あったよなあ
有頂天家族Amazon書評・レビュー:有頂天家族より
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No.46:
(5pt)

ご都合主義

なんという妄想ワールド

赤玉先生と矢三郎の二人の会話に なぜか愛を感じて泣いてしまった。
有頂天家族Amazon書評・レビュー:有頂天家族より
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No.45:
(4pt)

げに恐ろしきは人間哉

森見氏の作品は、「〜乙女」が最初でその後、繰り返し読んだ。
繰り返し読んでいるということは、氏の世界にどっぷりと浸かっているということだろう。
ただし、はじめに書いておくが、氏の文体や表現方法は独特で、
生理的に受け入れられないという方がいるのは否めない。

簡単に言えば、すべてにおいてくどくて濃ゆいのである。
やたらと情景描写が細かくて、畳みかけるように読み手に迫ってくる。
まるで回りに見えるものをすべて落とさずに書き込まないと気が済まないかのような勢いである。
それでいてテンポが悪いかというと、そうでもなく一気に押し流すように読ませる技量は、最新作もひけを取らない。

さて、本作は相変わらず京都が舞台。
ただし、主人公は狸である。
いや、他の作品の主人公もそれに近いものがあるので、わざわざ特筆すべきではないかも知れない(笑。
狸の家族愛を縦糸、狸と天狗と人間が織りなす果てしない化かし合いの世界を横糸に綴った作品。
何より恐ろしきは人間哉というのがオチかな?

森見ワールドは全開であるが、登場人物にどうしようもないヘタレがいないので
精神的ダメージは少ないと思われる。
(↑どうしようもないヘタレが登場する他の作品をけなしているわけではない。それも含めて氏の世界である)。
有頂天家族Amazon書評・レビュー:有頂天家族より
4344013840
No.44:
(4pt)

面白かった

森見登美彦氏の人気作品で最初に手に取った「夜は短し歩けよ乙女」は途中で挫折しましたが、こちらは読み易く主人公に感情移入出来て、楽しく読めました。
ちょっと時間をおいて、「夜は短し…」も再度挑戦してみようと思います。
有頂天家族Amazon書評・レビュー:有頂天家族より
4344013840
No.43:
(1pt)

どうしてなのか

狸が出る作品ということで読みましたが
面白いと思える部分がありますが何かが嫌
弁天というキャラが一番嫌いです、あいつがほとんどの元凶に思えます。
金曜倶楽部がやっている狸鍋ですが実際の鳥獣保護法では犯罪です
食べるため野生動物を捕まえることは鳥獣保護法では禁止です。
あと、狸が好きな私には狸の腹鼓は過去の遺物と書かれていたのはショックです。
有頂天家族Amazon書評・レビュー:有頂天家族より
4344013840
No.42:
(5pt)

京都の冬は狸鍋。

京都・洛中が舞台です。人間、天狗、狸がおりなすファンタジーの世界。赤玉ポートワインを燃料とする空飛ぶ奥座敷なんて素敵だと思いました。それと偽電気ブラン。一度飲んでみたいです。モリミワールド全開の展開に一気に読んでしまいました。
宵山万華鏡
恋文の技術
有頂天家族Amazon書評・レビュー:有頂天家族より
4344013840
No.41:
(5pt)

京都の冬は狸鍋。

京都・洛中が舞台です。人間、天狗、狸がおりなすファンタジーの世界。赤玉ポートワインを燃料とする空飛ぶ奥座敷なんて素敵だと思いました。それと偽電気ブラン。一度飲んでみたいです。モリミワールド全開の展開に一気に読んでしまいました。
宵山万華鏡
恋文の技術
有頂天家族 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:有頂天家族 (幻冬舎文庫)より
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No.40:
(4pt)

意外とホロリ

京都を舞台にした狸と天狗と人間の話。
特徴的なかしこまったような気取ったような純文学的な文体にひきこまれ、
意外と現代的な感覚の笑いどころにあちこちでにやにやしながら読み進められます。

軽快なテンポで、怒涛のように(特に後半)話が進むあたり、作者のイマジネーションに感服。
そしてにやにやしてると時折不意をつくようにほろりとさせるシーンが出てきて油断なりません。

偽電気ブラン、赤玉ポートワインといった、他作品にも出てくる小道具がまたよし。

第二弾も執筆されているそうなので、そちらも楽しみです。
有頂天家族Amazon書評・レビュー:有頂天家族より
4344013840
No.39:
(5pt)

阿呆の血のしからしむるとろこなり!

狸と天狗と人間の暮らす街、京都。

今は亡き偉大なる狸、下鴨「偽右衛門」総一郎の
四匹の息子たちは、その偉大なる血を受け継ぐには
ちょっと無念な狸であった。

長兄、矢一郎は生真面目すぎて土壇場に弱く、
次兄、矢次郎は蛙に化けたまま井戸にひきこもり。
三男、矢三郎は面白主義を掲げた自由狸、
四男、矢四郎はすぐ化けの皮がはがれる未熟狸。

しかし母は自分の子供たちが残念な子などとは
毛ほども信じていなかった。
父は偉大だったが母もまた、偉大であった。

太陽の塔で「うーん、そんなに好みではないかな…」と
以降の作品を読んでいなかったのですが
狸と京都に惹かれて読んでみたら面白い…!
これ好きだ…これ好きだなぁ…!

飄々としていて温かい雰囲気も良いですし
何より、この愛すべき毛玉たちはなんですか!
阿呆の血のしからしむるとしか言いようの無い
有頂天でご機嫌な登場人物たちがすごく魅力的です。

特に好きなのは「母と雷神様」。
雷を恐れる母のために雷神様がおいでになったら
四兄弟は何をおいても母の元に集まって
糺ノ森の小さな蚊帳の中に身を寄せ合うのですが
これが物語のが進み、本当に一大事の、真っ只中でも
雷が鳴ったら全員が糺ノ森へ戻ろうとする
その姿がいとおしいというか。

夷川一党なんかも憎むべき要素はあるのに
どこか憎みきれない…
愛すべきおばか、いや、阿呆というか
特に金閣銀閣は良いですね…鉄パンツとかなんかもう(笑)

前半ののんびりした展開も好きなのですが
後半の怒涛の展開も目が離せません。
「面白きことは良きことなり!」に涙。
是非この四兄弟(もちろん母も含め)で
シリーズ化して欲しい作品。
有頂天家族Amazon書評・レビュー:有頂天家族より
4344013840
No.38:
(5pt)

「面白きことは良きことなり!」

以前「きつねのはなし」があったが、今度は狸の話。登場人物(人間はあんまり出てこないけど)もぶっとんだのが多く、また、ストーリーも、壮大なほら話。でもとっても面白い。

続編も出るようだから期待しよう。

「面白きことは良きことなり!」

いい言葉だな。
有頂天家族Amazon書評・レビュー:有頂天家族より
4344013840
No.37:
(4pt)

愛すべき赤玉先生♪

有頂天になれるくらい、突き抜けた純粋(単純)さと、他人には理解不能の
独特のプライド(偏屈)を併せ持った、タヌキと天狗と人間のバカバカしい笑止千万物語。

登場人物すべてが笑えるほどに個性的ですが、なんといっても魅力的なのが、
もと大学教授で赤玉ポートワインをこよなく愛す天狗の「赤玉先生」。
これが愛すべきエロジジイ♪
神通力を持つ大天狗だったにもかかわらず、少女(人間)に一目ぼれし、
大事な天狗道具をすべて貢いでしまい、今は落ちぶれて商店街裏のぼろアパート住まい。
純粋だったはずの少女は先生を裏切り、天狗並みの力を発揮するすっかり世慣れた(毒を持った)美女『弁天』に成長。(笑)

弁天に足蹴にされていることを気付かない恋に盲目なエロジジイ、
門下生(男)にわがまま言いたい放題の頑固ジジイかと思いきや、
じつは予想も付かない知性を見せる大天狗。
艶(つや)やかなご老人(エロ爺)の話は、寄席のトリぐらい面白い。ぜひ読んで下さい。
有頂天家族Amazon書評・レビュー:有頂天家族より
4344013840
No.36:
(5pt)

情景が目に浮かぶ

こんなご時勢に読むとなおさらよかった〜、と思える本。
狸一家の情景が目に浮かびとても読みやすかったです。
大人になって、童話的な本は手にしなかったけど、この本はメルヘンでもなく、SFでもない、
ちょうどいい感じで純粋な本です。
有頂天家族Amazon書評・レビュー:有頂天家族より
4344013840
No.35:
(5pt)

和風ファンタジー

狸・天狗が現代にいるという設定に
読み始めてから一体どんな展開になるのか
見当もつきませんでしたが、
最後の方は怒涛の展開で
お祭り騒ぎのようなラストは
駆け抜けるように一気に読めました。

金曜倶楽部でお父さんが鍋にされるまでの真相が
明らかになるまでの様々な伏線も見事でした!

またこの和風ファンタジーな世界観が
見事なまでに確立されていて
狸4兄弟、金閣・銀閣、元許婚、
弁天・赤玉先生での次回作が読みたいです。
有頂天家族Amazon書評・レビュー:有頂天家族より
4344013840
No.34:
(2pt)

好みの問題ですが…

作品の評価などできるほど能力があるわけではないのですが、一言。私が感じるに、この作品は情景描写やキャラ設定など秀逸だし、エンターテイメント性がすごくあるんだと思います。でも、ファンタジー系が好きじゃないと読むのは辛いですね。一応、読了しましたが、ちょっと辛かったな、私としては。この本は読者を選ぶ本のような気がします。好みの問題で評価をすること自体どうなのかという感じもしますが、私は好きになれません。「夜は短し…」までだなあ、受け付けられるのは。
有頂天家族Amazon書評・レビュー:有頂天家族より
4344013840
No.33:
(4pt)

タヌキも家族思いなんです!

森見登美彦さんの代表作。「夜は短し歩けよ乙女」を読んでとても
面白かったので、本書も手に取りました。

中身は「夜は短し歩けよ乙女」と同様(というか、本書が先なので
すが)の寓話的な話。タヌキ、天狗、人間の関係が面白いです。

家族モノとしても楽しめる、軽快な本でした。続編が楽しみです。
有頂天家族Amazon書評・レビュー:有頂天家族より
4344013840
No.32:
(5pt)

大好き

こんな話大好きです。
京都と狸なんて・・・ステキだ。
また、それぞれの毛玉(狸)が魅力たっぷり!!
愛嬌・哀愁・恋だの愛だのもういっぱいいっぱい!

楽しいので一度読んでほしい。

続編が出るとか出ないとか。
また、四兄弟に会えるのがすごく楽しみです。
有頂天家族Amazon書評・レビュー:有頂天家族より
4344013840
No.31:
(5pt)

男気溢れる狸の、不思議で爽快な物語

「京都+四畳半+妄想+痛い恋愛」
が森見さんの本を構成する代表的な要素だとすると、本書はそのうち恋愛要素が「家族」に置き換えられている感じ。

『夜は短し・・・』などを読んでしまうと、「痛い恋愛」要素がないのが寂しく思えそうですが、そこはやっぱり森見本、しっかりと楽しませてくれます。

また、主人公が狸ということで、
「なんだこりゃ」
と思う人もいるかと思いますが、人に化けてどんどん街に繰り出したりと、設定自体は人間のそれとあまり変わらない感じです。

本書のテーマは「家族愛」ですが、個人的にはむしろ主人公狸の「男気」みたいなものにぐっときました。
今までの本の主人公はわりとへなちょこな感じが多かっただけに、そのあたりは少し新鮮だった。

いろいろなどうでもいい感じの要素が、なぜか最後に一つに結びついてクライマックスを迎えるという流れも見事。
他の本に比べてちょっとしたサスペンス要素(?)もあり、一気に読めてしまいます。

偽電気ブランや叡山電車、鴨川デルタなど、相変わらずの舞台設定も健在。
ファンならぜひ。
有頂天家族Amazon書評・レビュー:有頂天家族より
4344013840
No.30:
(2pt)

合いませんでした

ほのぼのしていてかわいらしいシーンも良いシーンも
あるにはあったのですが・・・
テンポが悪く(わたしに合わなかったということでしょう)話に入り込めず
読んでは止まり読んでは止まり、読み終わるのに約半年もかかってしまいました。
太陽の塔はかなりツボにはまった私でしたがこちらはどうもいまひとつでした。
有頂天家族Amazon書評・レビュー:有頂天家族より
4344013840
No.29:
(5pt)

『有頂天家族』寸評

大学教授だった天狗は落ちぶれて、彼が育てて天狗飛びの術を授けた美女は自在に生き、狸の兄弟同士が妻や子供たちを巻き込み、変幻自在に人間に化け怪物に化けて京都の街に騒動をおこす。四字熟語やら諺(ことわざ)やら文語調の言葉やらが乱れ飛んで、限りなく面白く教養を高めてくれる。京都の地図を片手に、もう一度読み返したくなること必定。著者は京都大学農学部出身の学者兼作家。続刊が待ち遠しい。
有頂天家族Amazon書評・レビュー:有頂天家族より
4344013840
No.28:
(5pt)

狸、天狗、人間という三つ巴の関係

主人公が狸という奇想天外な発想もおもしろかったが、狸、天狗、人間という三つ巴の関係の中でも、狸同士の確執、狸と人間の愛情物語、狸と天狗の戦いなど、見所が満載でとてもおもしろかった。特に、最後の狸のリーダー偽右衛門を決める会合と、人間界の集まりである金曜倶楽部による狸鍋の乱闘の様子は非常にテンポがよく、手に汗握る展開でおもしろかった。
有頂天家族Amazon書評・レビュー:有頂天家族より
4344013840

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