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水の炎



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水の炎の評価: 4.25/5点 レビュー 8件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(5pt)

まだ読んでおりません。

本が古いためそして字が小さくて読んでおりません。
水の炎 (角川文庫―MATSUMOTO SEICHO COLLECTION (ま1-12))Amazon書評・レビュー:水の炎 (角川文庫―MATSUMOTO SEICHO COLLECTION (ま1-12))より
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No.6:
(5pt)

最後、スッキリしました。

さすが清張さん、おもしろかったです。
最後、ざまみろと思い、スッキリしました。
水の炎 (角川文庫―MATSUMOTO SEICHO COLLECTION (ま1-12))Amazon書評・レビュー:水の炎 (角川文庫―MATSUMOTO SEICHO COLLECTION (ま1-12))より
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No.5:
(4pt)

アガサ・クリスティになりきれなかった清張、と言っては失礼か

ミステリのジャンルではあるけれど、推理やサスペンス、バイオレンスのない、明らかな犯罪や警察の捜査すらない--タイプの異なる若い女性2人の視点と、何タイプかのステレオタイプ的な男性が恋愛含みで描かれるメロドラマ要素の強い内容は、私のミステリ経験ではアガサ・クリスティにありそうな話です。松本清張はこういう作品も書いていたのか、と作風の多彩さに驚きました。ちょっとあり得ないような偶然の符合に説得力を持たせてしまう表現力もクリスティ女史を思わせます。

が、アガサ・クリスティならば、ラストにはミステリ的なツイストと、さらにはケレン味たっぷりの大団円の両方を用意しているであろうことを考えると--そして私はすっかりそのつもりで読み進めていたのですが--清張は実にあっさりと物語を終わらせます。
この「あっさりした終わり方」には、松本清張を何作か読んで慣れてきているつもりだったのですが--そして、それもこの作家の良さかなと思っていたのですが--このようなストーリーの最後としてはちょっと物足りなさを感じます。
どうせなら最後まで、ケレンで押し切ったほうがエンターテインメントとして満足できたんじゃないかな、と清張より先にクリスティを知った読者としては思ってしまうのですが。

ついでにクリスティと比較してしまうと、清張は知的でない女性の扱いがどうも冷淡なように思うのですが、これは女性作家と男性作家の違いでしょうか。
水の炎 (角川文庫―MATSUMOTO SEICHO COLLECTION (ま1-12))Amazon書評・レビュー:水の炎 (角川文庫―MATSUMOTO SEICHO COLLECTION (ま1-12))より
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No.4:
(5pt)

水の炎

個人読書履歴。一般文学通算122作品目の読書完。1977/03/24
水の炎 (角川文庫―MATSUMOTO SEICHO COLLECTION (ま1-12))Amazon書評・レビュー:水の炎 (角川文庫―MATSUMOTO SEICHO COLLECTION (ま1-12))より
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No.3:
(5pt)

鬼畜男現る

つくづく思います。
松本清張の作品には
結構鬼畜な男が出てくるということ…
この作品にももちろん鬼畜男が出てきます。

今回の鬼畜男は典型的な血も涙もない男です。
自分さえよければそれでよし、それに女がいればなおよし。
そして時分はすごいと勘違いなさっている
教養のない男です。

それは身近にいる華に気づかないことからも
うかがい知ることができるかと思います。
おとなしいから鬼畜男は
魅力がないと思ったのでしょうが…

彼女の抱いたひとつの夢…
それは陰謀により儚くも消えていきます。
ですが、すべてが終わったとき
彼女は強くなっていくのです。
ただし、時期が遅すぎましたが。

長いので読む際には根気が必要です。
水の炎 (角川文庫―MATSUMOTO SEICHO COLLECTION (ま1-12))Amazon書評・レビュー:水の炎 (角川文庫―MATSUMOTO SEICHO COLLECTION (ま1-12))より
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No.2:
(4pt)

男の野心と、女の理想の相克

塩川信子は不毛な結婚に不満を覚えつつ、日常の生活にはない何かを求めて大学の通信課程で学んでいた。スクーリングで大学へ通ったとき、担当の教師である浅野助教授と出会う。世間擦れしていない浅野に信子は新鮮なものを感じるが、浅野は信子を激しく求めるようになってしまう。しかし彼女の夫は...
水の炎という題名で、この炎とは何だろうかと考えた。これは浅野の熱情ではない。信子の中にも、少なくとも途中までは炎はない。むしろ塩川弘治のどす黒い野心の方がめらめらと燃えているように思える。しかしこの題名の意味がわかってくるのはストーリーが終着点にたどり着いたときである。
水の炎 (角川文庫―MATSUMOTO SEICHO COLLECTION (ま1-12))Amazon書評・レビュー:水の炎 (角川文庫―MATSUMOTO SEICHO COLLECTION (ま1-12))より
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No.1:
(4pt)

主人公の女性がとても魅力的に書かれていた。

妙齢の女性が主人公なので、若い女性にも結構受けるのではないでしょうか。分厚い本でしたがとても読みやすく、辛いことにもあまり動じず、凛としている女性の姿が、とても魅力的に書かれていたと思います。松本清張は、女性にも強くあってほしいと思ってこの本を書かれたのではないでしょうか。
水の炎 (角川文庫―MATSUMOTO SEICHO COLLECTION (ま1-12))Amazon書評・レビュー:水の炎 (角川文庫―MATSUMOTO SEICHO COLLECTION (ま1-12))より
4041227313

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